でじたるな部屋(更新終了)

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Windows XP SP28月登場予定

2004年06月10日 23時18分56秒 | パソコン・周辺機器
下記リンク先によるとWindows XP Service Pack 2(SP2)が
8月中旬よりマイクロソフトのWebページからダウンロード
出来るようになり、メーカー製パソコンにも組み込まれる
ことになるそうです。

ただ、マイクロソフトのソフトウェア公開日は遅れることが
多いので当てにしない方が良いと思います。

Windows XP SP2の主な変更点はにコントロールパネルに
Windowsのセキュリティ機能を管理するための
「セキュリティセンター」のアイコンが追加されていて
デフォルトで有効に設定されるファイアウォール機能や
自動更新の設定・IEのポップアップブロックの設定などを
直接呼び出すことができるそうです。

「ファイアウォール機能」とはパソコンとインターネット間
のやりとりを常時監視して、第三者がパソコンを勝手に操作
されたり、情報をのぞき見られたり、ウイルスに侵入されたり
しないようにする機能です。100%防げるわけではありま
せんが、無い場合と比較した場合、大幅にセキュリティは
向上します。

問題なのは「ファイアウォール機能」がWindows XP SP2を
インストールする事によってユーザーの意思に関係なく
強制的に組み込まれる点です。

確かに「ファイアウォール機能」を導入することにより
不正アクセスやウィルスの被害を少なくする事になりますが
それと引き替えに下記の不具合が出ることが予想されます。

予想される不具合
一部のWebページの表示がおかしくなる場合がある

ネットワークゲーム等のインターネットに接続する事が前提の
アプリケーションの動作がおかしくなる可能性がある

ウィルスバスター2004等ファイアウォール機能が
すでにwindowsXPにインストールされていると不具合が
起きる可能性がある

上記の不具合を解決するためにはwindowsXPの設定を
変更しなければならないため、初心者の方々には
敷居が高い物となることが予想されます。


なお、上記の不具合が発生することははマイクロソフトも
把握しており、不具合を考慮してもセキュリティレベルを
向上させる目的であえてファイアウォール機能を強制的に
組み込んだそうです。

マイクロソフト自身、windowsXP SP2を出荷した直後は
上記不具合関連のため、ユーザーサポートが増大するが
その後のユーザーサポート量は今よりも減少すると
予測しているそうです。

windowsXP SP2に「ファイアウォール」機能を強制的に
導入することはセキュリティの観点から考えれば良い
方向を言うことになりますが、パソコンの操作法を
熟知している人がそれほど多くない現状において
果たして不具合への対応が大きな混乱無く出来るのか
気になるところです。

関連リンク
ファイアウォールの基礎知識

Windows XP SP2は8月から登場(PC Watch)

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