キャッシュカードＩＣカード化へ

今年から来年にかけて４行がキャッシュカードを
従来の磁気カードからＩＣカードへ更新する模様です。

予定されている各行のＩＣカードの発行時期及び新サービスは
以下の通りです。


みずほ銀行　　今年夏　　
　
カードにポイント（マイレージ）
を貯めることが可能に


東京三菱銀行　今年秋　　　

手のひらの静脈（血管）の位置
を読み取る本人確認実施


ＵＦＪ銀行　　今年秋

専用ＡＴＭ以外の利用を制限する
サービスを希望者に実施
（専用ＡＴＭ以外だと１日
10万円程度しか引き出せない）


新銀行東京　　来年４月

ＪＲ東日本の「suica」機能を搭載


一番ＩＣカード対応のＡＴＭを設置済なのがＵＦＪ銀行で既に
全ＡＴＭの半分程度はＩＣカード対応になっているそうです。

ちなみに世界で初めて磁気キャッシュカードによるＡＴＭを
使ったサービスを始めたのは１９６９年、オムロン社製造の
キャッシュ・ディスペンサー（現金自動支払機）を使用して
住友銀行（現三井住友銀行）の新宿・梅田支店から開始されました。
それから約３５年の月日が流れ、時代はICカードへと変わろうと
しています。


関連リンク

オムロンの歴史
オールワンICキャッシュカード（UFJ銀行）

ボーダフォンがSDカード型非接触ICカード開発

先日お伝えしたドコモ・AUに続いてボーダフォンも
非接触型ICカード搭載端末の試作機を発表しました。
5月11日から開催される「ビジネスシヨウ2004」で
デモンストレーションされるようです。

しかし、ボーダフォンの方式は先の２社とは異なり
携帯電話にメモリカードとして付いている
「SDメモリカード」に非接触型ICカード機能を搭載し
差し替えることで対応機器間で使いまわすことが
可能になります。

なお、ドコモ・AUで採用されているFeliCa(Suica)
に対応するかどうかは、「現時点では決まっていない」
としながら、「ユーザーのニーズを見ながら実現に向けて
取り組む考え」ということなので採用される可能性が
高そうです。

関連リンク
差し替えて使えるSDカード型非接触ICカード～ボーダフォンが開発(It media)