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でじたるな部屋(更新終了)

当ブログは2009年4月25日をもちまして終了しました。
ご愛読ありがとうございました。

WiMAXサービスを開始予定のワイヤレスブロードバンド企画が事業会社化に伴い社名変更

2008年03月04日 19時11分20秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 BroadBandWatchによると、先日このブログでお伝えしたとおり、次世代高速無線通信事業免許を取得し、モバイルWiMAXにてサービスを提供する予定となっているKDDIを中心とした「ワイヤレスブロードバンド企画」が3月3日会見を行い、事業会社化した上で社名を「UQコミュニケーションズ」に変更した模様です。


 UQコミュニケーションズのニュースリリースによると、社名には世界標準規格のモバイルWiMAX技術を活用した普遍的かつ高品質(Universal Quality)なデータ通信インフラを提供するという意味といつでもどこでも接続可能な通信環境の構築をベースに、多様な企業との連結(U)を図ることでユビキタス(Ubiquitous)ネットワークの発展に貢献する意味を込めているようです。


料金やサービス開始時期など、発表された主な内容は
下記の通りです。



サービス開始時期

2009年2月
東京23区及び横浜市にて試験サービスを開始

2009年夏
東名阪地区にまでサービスエリアを拡大した上で商用サービスを開始

2009年度末
政令指定都市をカバーする

2010年度末
全国主要都市をカバーする



料金

月額平均3200円程度を見込んでいるようですが、携帯電話料金も動きがあるため、詳細な料金については今後発表する



端末

サービス開始当初はノートパソコン向けのカード型端末やUSB接続形式の端末を予定しており、その後パソコンへ直接組み込んだものや小型携帯端末への提供も検討する



国際ローミング

アメリカのSprint Nextelや韓国のKTと4月以降に交渉を進めていく予定



 その他にも他社に回線を貸し出すMVNOについても「なかなか信じて貰えないのだが」と前置きした上で「当社ではオープンでフェアネスを掲げており、KDDIの競合他社であってもオープンに対応したい」と発言し、MVNOを希望する企業向けの説明会を3月7日から同社Webサイトでを参加を受け付け、3月21日に実施する予定となっているようです。


 個人的にはMVNOについては説明会開催前で、詳細を公表していない段階で信じて下さいと言う方が無理があると思うのと、データ通信と携帯電話の2つの端末を持ち歩くのが面倒なので、1つにまとめることが可能なサービスも提供して欲しかったのですが、今回の会見内容を読んだ限りにおいては、ウィルコムイー・モバイルに加入するしかない点が残念です。



関連リンク
ワイヤレスブロードバンド企画が事業会社化。新社名などを発表(BroadBandWatch)

UQコミュニケーションズ株式会社

増資完了および社名変更について(UQコミュニケーションズ株式会社)

KDDIがWiMAX試験サービスを来年2月に開始(でじたるな部屋)

WILLCOM

イー・モバイル公式サイト

三菱電機が携帯電話事業から撤退

2008年03月03日 19時20分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 三菱電機が今年の春に発売を予定していたNTTドコモ向け新機種の発売を中止し、赤字が続いている携帯電話事業から撤退することを発表した模様です。
 

 個人的に三菱電機と言えばスピードセレクター上下に液晶画面が装備された折り畳み式携帯電話など特徴的なユーザーインターフェイスを装備した携帯電話を多く発売していただけに、残念に思います。



関連リンク
事業再編に関するお知らせ(三菱電機)

携帯電話 D905i(三菱電機)

携帯電話 D800iDS(三菱電機)


総務省が「運用指針」を改正し、携帯電話会社の通話料値下げを促す方向へ

2008年02月29日 19時45分05秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 asahi.comによると、総務省が4月から携帯電話会社に対して「販売奨励金」を除外することを主眼とした会計規則の「運用指針」を適用することを明らかにした模様です。

 
具体的には携帯電話会社に対し、料金設定を行う際に計算する「通信原価」から30%~40%を占めている端末を安価に販売する目的で販売店に支払う「販売奨励金」を公表させた上、項目から除外することで可能と考えられる10%~20%の値下げを遅滞ななく実施するよう求める模様です。


 個人的には総務省が考えている通り、通話料が値下げされたとしても、通話料に含めることが出来なくなった販売奨励金は端末価格を安くする料金プランを廃止しない限り、どこかで値上げもしくは新設する形で負担することになることを考えると、結局一定の条件に当てはまる人の負担が増えることになると思うのですが・・・



関連リンク
携帯通話料の値下げ促す 総務省が指針(asahi.com)


NTTドコモが4月1日から家族間通話を24時間無料とすることを発表

2008年02月27日 19時58分22秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

ケータイWatchによると、NTTドコモが2月27日、今まで30%引きとなっていたファミリー割引の音声通話料を4月1日から無料とすることを発表しました。


詳細については下記の通りです。

対象者

条件1~条件3までのいずれかを満たす必要があります。

条件1
2年契約のファミ割MAX50を利用しているFOMA加入者

条件2
利用期間が10年以上でファミリー割引と(新)いちねん割引を利用している加入者

条件3
ファミリー割引とハーティ割引の両方を契約している加入者



料金

音声通話料 無料(時間制限なし)
テレビ電話通信料 60%割引


注意点

利用状況によっては通話が切断される場合があります。

国際通話・プッシュトーク・国際ローミングサービスは無料通話の対象外です。



個人的にはauソフトバンクイー・モバイルウィルコムの各社が同じ会社同士あるいは家族間の通話料を無料にしていることを考えると、競争上行なわざるを得なかったと思いますが、他社を大きく引き離す約5300万もの加入者を抱えた状態で通話切断を頻繁に起こさずに運営できるのか注目したいと思います。




関連リンク
ドコモ、家族内の24時間無料通話を4月1日スタート (ケータイWatch)

家族への国内通話が24時間無料に(NTTドコモ)

家族割+誰でも割(au)

ホワイト家族24 (ソフトバンク)

定額パック24(イー・モバイル)

ウィルコム定額プラン(ウィルコム)


イー・モバイルが新機種・料金プランを発表

2008年02月25日 17時10分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

イー・モバイルが本日行なった記者会見の席上にて新料金プラン及び端末について発表した模様です。


概要は下記の通りです。
各サービス・端末の詳細については各リンク先をご覧下さい。

音声通話サービス開始日
2008年3月28日


新機種

HTC製 スマートフォン S11HT
※この機種はNTTドコモとのローミングには対応していません。
※最大通信速度は3.6Mbpsです。

イーモバイルオンラインストア価格
43980円
(毎月1000円支払う「ご加入アシストにねん」に加入した場合は19980円)



東芝製 折り畳み式携帯電話 H11T
※最大通信速度は3.6Mbpsです。

イーモバイルオンラインストア価格
39980円
(毎月1000円支払う「ご加入アシストにねん」に加入した場合は9980円)


料金プラン

ケータイプラン
電話基本料無料+データ通信定額制(最大4980円)


ケータイプランデータセット
データカードまたはEM・ONEαに追加する形で音声通話サービス契約を行うと、基本料無料+データ通信料が0円~上限3980円の従量制


スーパーライトデータプラン
基本使用料2000円で1000円分まで定額、1000円からは最大5980円までの従量制
年とく割・新にねんに加入している場合は基本使用料1000円で1000円分まで定額、1000円からは最大4980円までの従量制




オプション

国内ローミング
毎月105円支払うことで、NTTドコモのエリアで通話やパケット通信が利用可能に

ローミングエリア対象地域
下記の地域を除く場所ではローミングは一切提供されないそうです。

北海道 札幌近郊を除く道内

青森県、秋田県、岩手県、山形県、福島県
長野県、富山県、石川県、福井県、鳥取県
島根県、岡山県、山口県、香川県、愛媛県
徳島県、高知県、大分県、宮崎県、佐賀県
長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県

※通話中にイー・モバイルの通話エリアからローミングエリアへ移動すると回線が切断されます。
※イー・モバイルのサービスエリア内であってもローミングマークが表示されている場合は国内ローミングの利用となりますのでご注意下さい。



定額パック24
毎月980円を支払うことで、イー・モバイルの携帯電話同士は追加料金なしで通話やSMSが利用可能に

※イー・モバイルの通話エリアにいる人が、ドコモローミングエリアにいるイー・モバイル加入者に電話をかけた場合でも追加料金なしで通話可能ですが、逆にドコモローミングエリアからイー・モバイル通話エリアにいるイー・モバイル加入者へ電話をかけると通話料金が加算されますのでご注意下さい。

※長時間連続して通話を行なった場合や他の通信に影響があると判断した場合などに通話を切断することがあるようです。


EMnetサービス
毎月315円を支払うことで、ユーザー名@emnet.ne.jpのメールアドレスを利用可能


ショートメッセージサービス(SMS)
申し込み不要で利用可能。
受信は無料ですが、送信は1回2.1円かかります。



個人的には料金プランは頑張っていると思いますが、端末の数については他社並に多くして欲しいとは言いませんが、2機種でしかもNTTドコモとのローミングに対応している機種が1機種となっていることや、画面の解像度が低くパソコン向けWebサイトを見る用途には不向きになっていること、7.2Mbpsの通信速度に非対応な点はもう少し頑張れたのではないでしょうか。それからNTTドコモとのローミングに関しても、最大2010年10月末までとはいえイー・モバイルの通話エリア内であってもローミングする可能性があるということは電波の受信状態は必ずしも一定ではないことを考えると、「イー・モバイルの通話エリアだと思って通話したら、意図せずNTTドコモにローミングされていて通話料金が加算された」というトラブルが多発しなければ良いのですが・・・





ウィルコムが新たな定額料金プラン「新つなぎ放題」を発表

2008年02月20日 19時43分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。


 ケータイWatchによると、ウィルコムが2月19日、月額3880円+プロバイダ料金の定額データ通信料金プラン「新つなぎ放題」を3月21日より開始することを発表した模様です。


新つなぎ放題の概要は下記の通りです。


・月額料金 3880円+プロバイダ料金
※プロバイダ料金は2ヶ月のPRINの無料サービス期間内は無料ですが、終了後は別途支払う必要があります。


・対応通信方式
1x・4x・2x・8xパケット方式
(W-OAM・W-OAM typeGも利用可能)


・体感速度向上サービス「MEGA PLUS」を月額500円で利用可能


・無線LANオプションを月額700円にて利用可能


・契約可能な機種
データ通信カードまたはW-SIM対応機種


・新つなぎ放題に加入してから2ヶ月間、ウィルコムのインターネット接続サービス「PRIN」の利用料金が無料になります


・「新つなぎ放題」を契約時には音声通話プランを契約することが出来ません


・2年間の契約が前提となり、期間中の解約やプラン変更時には解除手数料9975円を支払うことになります。(例外としてW-VALUE SELECTを使っている場合は、解除手数料が無料)


・PIAFSによるデータ通信やH”LINK関連のサービスなどの回線交換方式のデータ通信は利用不可


・A&B割・マルチパック・年間契約割引・長期割引サービス・複数割引サービスは適用出来ません。





さらに実施される「予約受付キャンペーン」の概要については下記の通りとなるようです。


キャンペーン期間 2月21日~3月20日


対象者(条件1と条件2の両方を満たすことが必要)

条件1
キャンペーン期間中「つなぎ放題[PRO]」もしくは「つなぎ放題[4x]」にW-VALUE SELECTにて新規加入

条件2
「新つなぎ放題」へのコース変更を予約する


特典

つなぎ放題[PRO]に加入した場合
6000円+「PRIN」を利用した場合は60秒あたり5.25円の従量課金/月額上限1,575円をキャッシュバック


つなぎ放題[4x]に加入した場合
8851円+「PRIN」を利用した場合は60秒あたり5.25円の従量課金/月額上限1,575円をキャッシュバック





 個人的にこの定額料金プランは3月から音声通話サービスを開始するイー・モバイルに対抗する手段として考えると、月額料金が3880円とプロバイダ料金を考慮してもイー・モバイルの5980円(一部料金プランは4980円)より安くなる点は良いと思うのですが、音声通話プランと一緒に契約出来ない点が残念です。通話料が高くても音声通話サービスを利用可能にしたほうが良いと思うのですが・・・


関連リンク
ウィルコム、月額3,880円のデータ通信プラン「新つなぎ放題」(ケータイWatch)

新つなぎ放題(ウィルコム)

AIR-EDGE新料金プラン「新つなぎ放題」の提供について(ウィルコムニュースリリース)

データプラン料金(イー・モバイル)

イー・モバイルの音声通話サービスは「他社とはまったく異なるネットワーク」で実現(でじたるな部屋)




KDDIがWiMAX試験サービスを来年2月に開始

2008年02月03日 20時00分20秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 IT-PLUSに掲載されている先日次世代高速無線通信事業免許を取得したKDDIを中心としたワイヤレスブロードバンド企画の取締役である片岡氏のインタビュー記事によると、2009年2月に東京や神奈川にて商用レベルの体制で試験サービスを行い、2009年夏にも正式な商用サービスを開始すると発言した模様です。


 人口カバー率は商用サービスが開始される2009年2月の時点で数十%、2009年度末に50%、2012年にて93%を予定しており、基地局用地として今年の3月31日で携帯電話サービスを終了するツーカーの基地局と交換する形で設置したり、auの基地局が設置されている場所へ併設する方式で整備していく模様です。


 接続方式はすでに持っているパソコンで利用可能なPCカード形式やノートパソコンなどの小型機器に購入した時点ですでに内蔵されている方式を考えていて、気になる料金に関しては「まだ言えない」と言及しませんでしたが、従量制のサービスを導入することや、携帯電話と同じ通信速度で比較した場合には確実に安くなるそうです。


 最後に携帯電話と競合する可能性がある点については「WiMAXは音声についてはあまり想定していない」「携帯はやはり音声が基本で、その性質上データを扱うのはあまりメリットがない」とデータ通信サービスのみで運営していく考えを明らかにした模様です。


 個人的には事業者側は「携帯電話でデータを扱うのはあまりメリットが無い」かもしれませんが、今回語られたサービス内容になると「音声通話を行う携帯電話」と「データ通信を行うノートパソコンなどの小型機器」の両方を持ち運ぶ必要がある事を考えると、携帯電話端末でWiMAXでのデータ通信を利用可能にして欲しいのですが、今回の記事を読む限りではその可能性がほとんどなさそうな点が残念です。


関連リンク
ツーカー跡地に基地局整備・KDDI系のWiMAX、09年夏に本格開始(IT-PLUS)

次世代無線通信事業者免許交付先がウィルコムとKDDI陣営に正式決定(追記あり)(でじたるな部屋)

ツーカー(KDDI)



総務省がau・ソフトバンクモバイルに小型基地局免許を交付へ

2008年01月18日 19時00分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 
ITmediaによると、総務省の電波監理審議会が1月16日、KDDI株式会社(au)及びソフトバンクモバイルの2社に携帯電話用省電力レピータの包括免許を与えることを適当とする答申を出した模様です。


 これにより、以前このブログにてお伝えした電波が届きにくい場所に設置することで携帯電話が利用できる省電力レピータ(小型基地局)を利用することが法律上解禁され、今後auまたはソフトバンクモバイルから発売される省電力レピータをレンタルあるいは買い取りすることで利用することが可能になります。



 個人的には社長が省電力レピータの設定に対して消極的な発言を行っていたKDDIが入っていて、小型基地局の試作機まで作成するほど積極的だったNTTドコモが入っていない点が不自然だと思うのですが・・・



関連リンク
総務省、KDDIとソフトバンクモバイルに対して携帯電話用小電力リピータの包括免許(ITmedia)

KDDI株式会社及び沖縄セルラー電話株式会社所属特定無線局の包括免許に係る電波監理審議会からの答申(総務省)

ソフトバンクモバイル株式会社所属特定無線局の包括免許に係る電波監理審議会からの答申(総務省)

ドコモ、屋内用フェムトセルを開発──IMCS用超小型基地局として(ITmedia)

KDDI社長が携帯電話の小型基地局設置に消極的な発言(でじたるな部屋)

来年夏にも携帯電話用小型基地局設置が自由化に(でじたるな部屋)



KDDI社長が携帯電話の小型基地局設置に消極的な発言

2007年12月25日 19時22分59秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 ITmediaによると、KDDIの小野寺社長が12月
19日に行われた定例記者会見の席上にて
NTTドコモとソフトバンクモバイルが実験を行って
いる小型基地局「フェムトセル」について「研究
はしているが問題点を知っているから消極的」
と発言した模様です。


小野寺社長が言及した「問題点」は下記の通りです。


・現在1台の端末で同時に受信可能な基地局数
 は3つとなっているため、勝手に設置されると
 多くの電波を拾ってしまう事が原因で「干渉」が
 発生し通話やデータ通信に支障が出る


・機器を勝手に強い電波を出すように改造を
 行なわれる可能性があり、改造された機器
 を動作させると「干渉」が発生し通話やデータ
 通信に支障が出る


・日本国内において違法電波が発信できる機器
 機器は使用しないと製造・販売を行っても
 捕まらない



 以前このブログにて総務省が2008年夏にも
小型基地局を自由に設置することが出来るよう
に省令改正を行う方針であることをお伝えしまし
が、やはり問題があるようです。今後NTTドコモ
とソフトバンクがこれらの問題点をどのように解決
していくのか注目していきたいと思います。


関連リンク
問題点を知っているからフェムトセルには消極的――KDDI(ITmedia)

ドコモ、屋内用フェムトセルを開発──IMCS用超小型基地局として(ITmedia)

来年夏にも携帯電話用小型基地局設置が自由化に(でじたるな部屋)


ウィルコム社長が次世代PHSサービス開始時期の前倒しを示唆

2007年12月24日 19時18分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 ITproによると、ウィルコムの喜久川社長が
次世代無線通信事業免許の開設計画の認定
書交付式後、総務省に提出した計画は財務的
に慎重な計画を見込んでおり、ニーズが高けれ
ば2009年4月に試験サービスを開始し2009年
10月に商用サービスに移行する計画を前倒し
して実施する可能性があると発言した模様です。


 個人的にはウィルコムと一緒に次世代無線
通信事業免許の交付を受けたKDDI陣営は
WiMAX方式を使ってデータ通信サービスのみ
を提供しauの携帯電話との連携サービスを
行わない方針を明らかにしている
ため、データ
通信と音声通話サービスを利用したい場合は
携帯電話機とデータ通信カードの両方を持た
なければならないのに対し、次世代PHSは音声
通話も考慮されているため音声通話とデータ
通信の両方が可能な端末へのニーズに応える
事が可能なことや、新規に基地局を設置するので
はなく、既存のPHS基地局を更新する形で比較
的容易にネットワークを構築できる事を考える
と、前倒しでサービスを開始する可能性は十分
にあると思います。


関連リンク
「ニーズ次第でサービス展開の前倒しもある」,ウィルコム喜久川社長(ITpro)

KDDI・米インテル・京セラなど6社、WiMAX事業会社に共同出資モバイル-最新ニュース(IT-PLUS)



次世代無線通信事業者免許交付先がウィルコムとKDDI陣営に正式決定(追記あり)

2007年12月21日 12時21分29秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんにちは。

 
ITmediaによると、総務省が本日午前、次世代
無線通信事業者免許をKDDI陣営のワイヤレス
ブロードバンド企画
ウィルコムに交付する
よう総務省諮問機関の電波監理審議会へ諮問
され、本日中に電波監理審議会から正式に2社
へ免許が交付される模様です。


 両社は2009年2月~4月頃から試験サービス
を開始し、2009年夏頃に商用サービスを提供
する方針だそうです。


 個人的には安価に安定した通信が可能なら
どの事業者でもかまわないのですが、ITpro
の記事
を見る限りにおいて、ワイヤレスブロ
ードバンド企画は料金がどの位になるのか
及びエリア展開が2012年度末に90%超に
なるとしか一般に公表されていない点に不安
が残ります。


 そして、決定されるかなり前から交付先の
事業者が報道されていた
点に関しても総務省
の情報管理に問題があることや不透明な部分
を指摘されても仕方なく、総務省はどのよう
にして決定したのかきちんとプロセスを公表
してほしいところです。


12月22日追記
 ケータイWatchによると、KDDI陣営は免許
交付決定後、エリア展開や料金について事業
展開を説明し、料金は平均月額3,200円、最大
月額5,000円と最小ではなく「平均」という言葉
を使っているため、定額制になるのか従量制な
のかよくわからない表記となっています。個人的
には今回公表された情報を見ると選ばれた理由
としては理解できるのですが、なぜ他社のよう
に事前に発表しなかったのか疑問が残ります。


関連リンク
次世代高速無線 KDDIとウィルコムに免許交付へ(ITmedia)

KDDIが6社連合で次世代無線通信規格事業免許申請へ(追記有)(でじたるな部屋)

ウィルコム

電波監理審議会(総務省)

第1回 3G,PHS陣営4社が2枠を争う(ITpro)

でじたるな部屋 次世代無線通信事業免許取得にKDDI陣営が確実との報道

次世代無線通信事業免許の交付先にKDDIとウィルコムが内定したとの報道(追記あり)(でじたるな部屋)





2009年春にも飛行中の航空機内にて携帯電話が利用可能に?

2007年12月20日 19時30分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。


 gooニュースによると、新規航空会社のスター
フライヤー
が飛行中の機内で携帯電話を利用可能
な新サービスを2009年春に導入する計画を明らか
にした模様です。


 現在、航空機内で携帯電話などの電子機器を
利用することは携帯電話から発せられる電波が
航空機の計器に影響を与える可能性があるため
航空法にて禁止されていますが、今回スターフラ
イヤーが導入したエアバスA320機の最新型は
異常が発生する原因となる航空機内の銅線を
光ファイバーに置き換えることで携帯電話の
電波が与える影響を非常に小さく出来るそう
です。


 個人的には携帯電話が利用可能な航空機と
利用できない航空機が混在することになり利用
者側が混乱する可能性があることや、影響が
「まったく無い」ではなく「非常に小さい」という
ことを考えると、国土交通省が利用を許可する
のかという点と携帯電話だけではなく、同様に
禁止されている携帯型ゲーム機などの電子機器
も利用可能になるのかが気になるところです。


関連リンク
飛行中も携帯通話OK スターフライヤー、09年春にも(goo ニュース)

スターフライヤー(SFJ)公式サイト

航空機内で無線通信を利用したすれ違い通信や通信対戦が禁止に(追記あり)(でじたるな部屋)


次世代無線通信事業免許の交付先にKDDIとウィルコムが内定したとの報道(追記あり)

2007年12月18日 10時54分00秒 | ケータイ・PHS
 つい先ほどこのブログにて12月21日に開催
される電波監理審議会にて次世代無線通信事
業者免許の交付先が決定されると報じられて
いる
件をお伝えしましたが、IT-PLUSにて
すでにKDDI陣営ウィルコムに内定している
と報じられている模様です。


 個人的には以前KDDI陣営に交付が確実に
なったと報道され、ソフトバンク陣営とアッカ
陣営が総務省に問い合わせた結果、事実で
はない旨の回答を得た経緯
がある事を考える
と、もし今回の報道通りに決定した場合、総務
省は納得できる選定理由を説明するべきだと
思いますが、この報道を受け総務省が電波
監理審議会が開催される前にコメントを発表
するかどうかも注目したいと思います。


12月18日15:40追記
ITmediaによると、総務省は「1社がOKで、1社
は審査し直しという可能性もゼロではない」及び
「年内に決まるかどうかは現段階では未定」と
コメントした模様です。


関連リンク
次世代無線免許、KDDIとウィルコムに・総務省が交付内定(IT-PLUS)

次世代無線通信事業免許取得にKDDI陣営が確実との報道(でじたるな部屋)

KDDIが6社連合で次世代無線通信規格事業免許申請へ(追記有)(でじたるな部屋)

WILLCOM

2.5GHz帯の割り当て、総務省は「審査中」――21日にも電波監理審議会に諮問 (ITmedia)

次世代無線通信事業免許交付先が12月21日に決定?

2007年12月18日 09時50分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんおはようございます。

 Yahoo!ニュースによると、総務省が12月17日
電波監理審議会を12月21日に開催することを
発表した模様です。


 報道通りとなった場合、次世代無線通信事業
免許を申請している4陣営
の中から交付される
2陣営が12月21日に決定することになります。


 個人的にはどの陣営に決定するかで料金や
通信可能地域などのサービス内容に差が出る
可能性が高いことを考えると、日本における
モバイルブロードバンドの歴史にとって重要
な日になると言っても過言ではないと思うので
注目したいと思いますが、私が探し限りでは
総務省電波監理審議会のWebページに関連
する記述が掲載されていない点が気になる
ところです。



関連リンク
21日に免許交付先決定=次世代高速無線通信で-総務省(Yahoo!ニュース)

次世代無線通信事業免許の取得に向けて4社が申請(でじたるな部屋)

電波監理審議会(総務省)



イー・モバイルがNTTドコモとローミング協定を締結

2007年12月17日 19時20分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。


 以前このブログにてイー・モバイルが全国
に基地局を整備するまでの間、NTTドコモの
基地局を借りる形でサービスを提供する事
に関して基本合意した事をお伝えしましたが
イー・モバイルのニュースリリースによると
今回2008年春から2010年10月までNTTド
コモのFOMAの基地局を借りる(ローミング
する)ことで正式に合意し、協定を締結した
模様です。


 具体的はは音声通話サービスが開始される
2008年春の時点で設置される予定となって
いる人口カバー率約65%の地域以外の場所
ではNTTドコモが運営しているFOMAの基地局
を利用することで日本全国で音声通話サービス
を提供し、イー・モバイルが新たに基地局を
設置した場所から順次基地局を切り替え、最終
的には前述した借用期限の2010年10月までに
全てイー・モバイルの基地局に切り替えるそう
です。


 個人的には今回気になるローミング開始エリ
アやサービスなどの詳細については今回明らか
となっていない点は残念ですが、乗り換える
だけの魅力がある端末や料金の発表を期待
したいと思います。


関連リンク
NEWS|NTTドコモと第三世代移動通信サービスのローミング協定を締結新規事業者に対するローミングが初めて実現全国カバーへ(イー・モバイル)

ローミング(ウィキペディア)

イー・モバイルとドコモがローミングに合意(でじたるな部屋)