でじたるな部屋(更新終了)

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KDDI社長が携帯電話の小型基地局設置に消極的な発言

2007年12月25日 19時22分59秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 ITmediaによると、KDDIの小野寺社長が12月
19日に行われた定例記者会見の席上にて
NTTドコモとソフトバンクモバイルが実験を行って
いる小型基地局「フェムトセル」について「研究
はしているが問題点を知っているから消極的」
と発言した模様です。


小野寺社長が言及した「問題点」は下記の通りです。


・現在1台の端末で同時に受信可能な基地局数
 は3つとなっているため、勝手に設置されると
 多くの電波を拾ってしまう事が原因で「干渉」が
 発生し通話やデータ通信に支障が出る


・機器を勝手に強い電波を出すように改造を
 行なわれる可能性があり、改造された機器
 を動作させると「干渉」が発生し通話やデータ
 通信に支障が出る


・日本国内において違法電波が発信できる機器
 機器は使用しないと製造・販売を行っても
 捕まらない



 以前このブログにて総務省が2008年夏にも
小型基地局を自由に設置することが出来るよう
に省令改正を行う方針であることをお伝えしまし
が、やはり問題があるようです。今後NTTドコモ
とソフトバンクがこれらの問題点をどのように解決
していくのか注目していきたいと思います。


関連リンク
問題点を知っているからフェムトセルには消極的――KDDI(ITmedia)

ドコモ、屋内用フェムトセルを開発──IMCS用超小型基地局として(ITmedia)

来年夏にも携帯電話用小型基地局設置が自由化に(でじたるな部屋)


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