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でじたるな部屋(更新終了)

当ブログは2009年4月25日をもちまして終了しました。
ご愛読ありがとうございました。

アイピーモバイルの2GHz帯免許交付取消が正式決定

2007年12月14日 19時20分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。


 ITmediaによると、10月30日に自己破産申請
を行ったアイピーモバイルが返上した
2GHz帯
の免許取り消しが決定した模様です。


 今回返上された2GHz帯は現在申請した4陣
営の中から免許を交付する2陣営を選考中

2.5GHz帯の免許申請事業者が集まり先日開催
された公開討論会
の席上にて、ソフトバンクモバ
イルの孫社長がウィルコムにて次世代PHS用と
して利用するべきという発言
をしている周波数帯
なだけに今後どのようなるかが注目されます。



関連リンク
総務省、アイピーモバイルの2GHz帯免許認定取り消しを決定(ITmedia)

石川温が聞く:2.5GHz帯の割り当てで落選するとは夢にも思ってない──ソフトバンクモバイル 松本副社長(ITmedia)

アイピーモバイルが自己破産を申請し周波数帯を総務省へ返上(でじたるな部屋)

次世代無線通信事業免許の取得に向けて4社が申請(でじたるな部屋)

総務省が次世代高速無線通信事業者4社を集め公開討論会を開催(でじたるな部屋)




NTTドコモが緊急速報「エリアメール」を12月10日から開始

2007年12月09日 19時30分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

NTTドコモが11月26日、緊急速報「エリアメール」
を12月10日午前10時から全国一斉に開始すること
発表しました。


 具体的には携帯電話回線が混雑することでメール
の受信が遅れる可能性がある輻輳(ふくそう)の影響
を受けずに特定のエリアにある携帯電話に専用の
着信音にて待受画面に自動的にメッセージを表示
する形で緊急地震速報などの緊急情報を一斉に
配信するサービスとなっています。

利用に際しての注意点は下記の通りです。


・サービス対応機種はD905i、F905i、N905i、P905i
 SH905i、SO905i、N905iμの6機種となっています。
 今後他の905iシリーズ及び705iシリーズも対応予定
 となっています。



・対応機種を持っている場合でも、エリアメールの
 サービスを受けるには最初に受信設定を行なう
 必要があります。
 


・受信設定手順

  1.端末の「メール」>「エリアメール設定」を選択

  2.エリアメール設定の「1.受信設定」を選択

  3.受信設定の注意文を読んで「利用する」を選択



・エリアメール受信にかかる料金は無料ですが、メール
 に記載されているアドレスから他のWebサイトに接続
 した場合は通信料等が加算されます。



・他の通信中及び電波状態が悪い場合は受信できません。


・現在地と異なるエリアに関する情報を受信する場合が
 あります。



 個人的には生命に係わる緊急時の情報ということを
考えると最新機種だけではなく従来機種にも対応して
欲しいと思うのですが・・・・



関連リンク
緊急速報「エリアメール」を提供開始-携帯電話で「緊急地震速報」が受信可能に-(NTTドコモ)

10月1日より一般向け「緊急地震速報」開始(でじたるな部屋)

「緊急地震速報」詐欺に注意!(でじたるな部屋)



ニフティが定額制モバイルデータ通信サービスを開始

2007年12月07日 21時06分26秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 ケータイWatchによると、ニフティがイー・モバ
イル
の回線を利用した3.6Mbpsのモバイルデータ
通信サービス「@nifty Mobile BB」の受付を12月
13日より開始すると発表した模様です。


 イーモバイルのPCカード型通信端末「D01NE」
を借りる形でサービスを提供する形式となって
おり、具体的な料金などは下記の通りです。


初期登録費用 2835円
※2008年1月末までに申し込むと無料


月額料金(カードレンタル料込み)
@niftyの接続サービスを利用している場合
6121.5円(開通月は無料)

@niftyの接続サービスを利用していない場合
6384円(開通月は262.5円)


 ちなみに請求金額に1円未満の端数があった
場合は。切り捨てた金額が支払金額になる
そうです。


 個人的にはこの金額では短期間で解約する
場合を除き、イー・モバイルに加入するよりも
高くなってしまうことを考えると、せめて@nifty
の接続サービスを利用している場合はイー・
モバイルよりも安価にしないとイー・モバイル
から回線を借りてまでサービスを行う意味が
ないと思うのですが・・・


関連リンク
ニフティ、下り3.6Mbpsの定額制モバイル接続サービス開始(ケータイWatch)

@nifty Mobile BB(@nifty)

イー・モバイル

データ通信カード D01NE(イー・モバイル)



次世代無線通信事業免許を巡り3社がニュースサイトにて論戦

2007年12月05日 19時30分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 先日総務省が開催した次世代無線通信免許
を巡る公開討論会の席上での発言を巡り、ウィ
ルコム
ソフトバンクモバイルアッカ・ネットワー
クス
がITmediaやMSN産経ニュースに意見を表明
しており、論戦の様相を呈している模様です。


 読んでみましたが、個人的には技術論または
相手の発言に対する反論にに終始しているよう
にしか思えませんでした。ITmediaによると無線
通信を利用してパソコンで行うモバイルインター
ネット接続に関するアンケートにて74.1%が料金
の安さを望んでいることを考えると、利用者側は
技術の問題や相手の発言に対する反論ではなく

「通信料金」
「サービスの内容・提供地域」
「端末の価格・機能・デザイン」

を具体的に聞きたいと思うのですが・・・・・


関連リンク
石川温が聞く:次世代PHSは10年越しの夢、なんとしても実現させたい──ウィルコム 近副社長 (ITmedia)

石川温が聞く:2.5GHz帯の割り当てで落選するとは夢にも思ってない──ソフトバンクモバイル 松本副社長(ITmedia)

アッカ・ネットワークス社長インタビュー(1)【ネット詳報】(MSN産経ニュース)

モバイルでPC接続のインターネット利用、期待するのは“価格の安さ”(ITmedia)


Googleが米国での携帯電話事業に進出?

2007年12月03日 19時50分10秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 ITmediaによると、米国Googleが11月30日
米国連邦通信委員会(FCC)が2008年1月24日
に開催する700MHz周波数帯オークションに
単独で入札することを明らかにした模様です。


 オークションにてGoogleが落札した場合
Google自身が全米規模の携帯電話事業を
手がけることになります。


 今回オークションにかけられる700MHzの
周波数帯は2009年初頭に米国のテレビ放送
がアナログ方式からデジタル方式へ移行
する際に放送局から返還される周波数帯で
今までの携帯電話と比較した場合、電波の
強さによっても異なるので一概には言えませ
んが、比較的厚い壁に挟まれていても通信
が可能となっており、圏外の場所が減少する
特徴をもっているようです。


 ただ、オークションにはGoogleの他にも
携帯電話会社やCATV会社などが参加する
可能性があり、Googleが落札出来るかどう
かは不透明となっています。


 ちなみに日本でも2011年7月24日までに
アナログ放送からデジタル放送へ移行する
ため、米国と同様に700MHzの周波数帯に
空きが出るため、総務省は722MHz~770MHz
の周波数帯を携帯電話事業に割り当てられる
方針を決めた上で具体的な計画を募集し
現在
提案を受理した段階となっていますが、個人的
にはGoogleが日本でも携帯電話事業を始める
可能性があると思います。


関連リンク
Googleの700MHz帯競売入札、真の意図は?(ITmedia)

「MediaFLO」周波数獲得なるか──総務省がVHF/UHF帯利用の提案を募集(ITmedia)

VHF/UHF帯に導入を計画又は想定している具体的システムの提案募集の結果(総務省)




KDDIがパソコン向けデータ通信定額プラン発表

2007年11月30日 19時30分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 以前このブログにてKDDIが月額6000円程度
のデータ通信定額制サービスを開始すると報道
されている件をお伝えしましたが、ITmedia
よると、KDDIが11月29日「WINシングル定額」を
12月下旬から開始する事を発表しました。



 WINシングル定額の詳細については下記の
通りです。


・月額料金
 契約内容によって異なります。
 最高料金 6930円+プロバイダ料金
 最小料金 5670円+プロバイダ料金


・プロバイダ料金
 au one netをはじめとするPacketWIN/
 PacketOne対応プロバイダにて利用可能
 au one netの場合、月額682円ですが
 ひかりone (au one net) やADSLを利用
 している場合は無料になるそうです。
 また、2008年2月1日からKDDIまとめて
 請求で契約し、月額1575円を追加する
 と10MbpsのADSLサービスに加入すること
 が出来る「ADSLセット料金」も用意され
 ているようです。

 料金の詳細を確認したい方はKDDIの
ニュースリリース
をご覧下さい。


・対応端末
 京セラ製EV-DO Rev.A対応データカード
 「W05K」(CF型・PCカードアダプタ付属)
 Windows標準ドライバに対応

 端末の詳細を確認したい方はKDDIの
ニュースリリース
をご覧下さい。



・通信速度
場所により通信速度が異なります。

 EV-DO Rev.A対応エリア
 上り最大1.8Mbps/下り最大3.1Mbps

 CDMA 1X WIN対応エリア
 下り最大2.4Mbps/上り最大144Kbps

 CDMA 1X
 最大144Kbps/上り最大64Kbps



・制限事項
 ドコモの定額プランのような通信の種類
 やアプリケーションによる制限はありま
 せんが、周囲の回線が混雑している状態で
 大容量のデータ通信を行う場合、通信速度
 の制御や、回線切断される「トラフィック
 制御機能」を搭載 ※ちなみに通信速度
 制限または回線が切断される基準について
 は非公開となっています。



 個人的にはドコモにあったような定額制とは
言い難い通信の種類やアプリケーションによる
制限
が無い点はいいと思うのですが、自分がいる
位置にある基地局によって場合、最大通信速度
が低下してしまうことや、制御基準が公開され
ておらず、実際に使用してみないとどの程度切断
されたり、通信速度を制限されるかわからない
トラフィック制御機能などがあるので、同じよう
なサービスを提供しているイー・モバイル
比較した場合、利用エリアが狭いという最大の
欠点がありますが、まだかなりの時間がかかる
とはいえ、いずれは解消する可能性が高いことや
ドコモやKDDIのような制限を設けていませんし
イー・モバイルでは月額料金にプロバイダ接続
料も含まれていることなどをを考慮すると、イー
・モバイルには値下げして欲しいところですが
現時点ではKDDIが強力なライバルになったと
までは言い難いと思います。


関連リンク
KDDI、PC向けデータ定額プランと専用データカード「W05K」を発表(ITmedia)

WINデータカード「W05K」の発売と専用データ定額プラン及びADSLのセット料金導入について(KDDI)

「W05K」専用データ定額プラン及びADSLのセット料金の詳細について(KDDI)

WINデータカード「W05K」の詳細について(KDDI)

KDDIが定額制データ通信サービスを検討中(でじたるな部屋)

NTTドコモが最大10,500円+プロバイダ料金のパソコン接続向けデータ通信定額制プランを発表(でじたるな部屋)

イー・モバイル



イー・モバイルが12月から通信速度を7.2Mbpsに高速化

2007年11月26日 20時06分18秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 ITmediaによると、イー・モバイルが11月26日
今まで3.6Mbpsとなっていた最大通信速度を
12月12日から同じ月額料金で7.2Mbpsへ高速化

及び新料金プラン「新にねん」及び「ギガデータ
プラン」を開始
すると発表した模様です。

 
12月12日時点の7.2Mbpsサービスエリアは
下記の通りです。ただし、現時点で7.2Mbps
にて通信を行えるのはUSB接続型端末D02HW
のみとなりますのでご注意下さい。


北海道 札幌市近郊の人口密集地

東北  仙台市近郊の人口密集地

関東  東京23区、横浜市、千葉市、さいたま市
     各近郊の人口密集地 ※国道16号線圏内

東海  名古屋市近郊の人口密集地

関西  京阪神の人口密集地

中国  広島都市部

九州  福岡都市部


 USB接続型端末 D02HWの仕様など詳細を知り
たい方はイー・モバイルのニュースリリース
ご覧下さい。


 気になる実際の通信速度ですが、イー・モバイル
の屋内基地局が設置されているホテル内にある奥ま
った場所の一室で測定したところ、3Mbps~3.5Mbps
通信速度となったようです。


 
 同時に発表された「新にねん」及び「ギガ
データプラン」の主な内容は下記の通りです。


・新にねん
2年間継続利用することで端末価格が24000円
割引及び月額利用料が1000円引きになります。
詳細についてはこちらをご覧下さい。


・ギガデータプラン
詳細についてはこちらをご覧下さい。


データ通信量が1GBまで(88081円分)
4980円(定額)
※年とく割・新にねん適用時は3980円です。


1GBから1.07GBまで 
1パケット0.0105円(従量制)


1.07GB~
10980円(定額)
※年とく割・新にねん適用時は9980円です。



 今回の新プランは先日このブログにてお伝え
したKDDIのデータ通信定額制
への対抗策だと思わ
れます。あくまで個人的な意見ですが、新にねん
は中途半端だと思いますし、ケータイWatch
よると2007年3月の時点で「売り」として「わかり
やすい料金プラン」を挙げていただけに、料金
プランを増やした結果、徐々に複雑になって
いる点は非常に残念ですが、音声通話プランは
シンプルになることを期待したいと思います。


 契約プランは「新にねん」よりも契約期間を
三年もしくは四年にして「にねん」適用時の
端末価格で月額料金を1000円割り引く「さんねん」
または「よねん」プランを新設した方がいいと
思うのですが・・・


関連リンク
イー・モバイル、7.2MbpsのHSDPAサービス開始──12月から(ITmedia)

国内初、HSDPA通信サービスを7.2Mbpsに高速化(イー・モバイル)

新たに「ギガデータプラン」及び定期契約「新にねん」を導入(イー・モバイル)

ギガデータプラン、ライトデータプラン(イー・モバイル)

イー・モバイル、安くてシンプルな携帯ブロードバンドへの展開(ケータイWatch)

KDDIが定額制データ通信サービスを検討中(でじたるな部屋)



NTTドコモの通信回線を借りた側が料金設定を行う事が可能に

2007年11月23日 19時10分00秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

ケータイWatchによると、日本通信NTTドコモ
の通信回線を借りてサービスを行うための接続
料の協議が不調に終わったため、総務省の電気
通信事業紛争処理委員会
に裁定申請を出した
結果、接続料の料金設定権はサービスを提供
する事業者にあるという内容の答申を総務大臣
に対し行う模様です。


 これにより、日本通信側が利用者が支払う料金を
設定できるようになります。


 個人的にはNTTドコモは民間企業ですが、国民
の共有財産である電波を利用していることや赤字
経営ではなく、2007年度上期連結決算で2465億円
の純利益が出ている
ことを考えると今回の決定は
正しい判断だと思いますが、実際問題として安価
な通信料金となり、利用者が多くなった結果、接続
しづらくなる「輻輳」という現象については「両者間
で対応することが望ましい」となっており、この点を
どのように解決していくのかが今後の課題となり
そうです。


関連リンク
日本通信とドコモの相互接続問題、紛争処理委が答申(ケータイWatch)

NTTドコモ、2007年度上期決算は減収減益(ケータイWatch)

輻輳【ふくそう】(ITmedia)

日本通信

NTTドコモ

電気通信事業紛争処理委員会(総務省)




KDDIが定額制データ通信サービスを検討中

2007年11月22日 19時10分10秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 ケータイWatchが、asahi.comなどでKDDIが
年内に月額6000円程度でパソコン専用のデ
ータ通信カードを利用し、3.1Mbpsの通信速度
で利用可能な定額制データ通信サービスを開始
すると報じているのを受け、KDDI広報部へ問い
合わせたところ、KDDI側から正式に発表された
ものではなく、公表できるものはないとする一方
で検討中であることを明らかにした模様です。


 個人的には完全に否定するものではなく
「検討中」としたことから、実際にサービス
が開始される可能性がかなり高いものと
考えられますがIT-PLUSによると、KDDIの
小野寺社長が9月19日に行われた社長会見
の席上にて「無条件でPC定額を導入する
のはネットワーク的に不可能」
と発言して
いることや、以前このブログにてお伝えした
NTTドコモの制限が多い先例
があるので
正式なニュースリリースが発表されないと
使えるサービスかどうかを判断することは
出来ないと思います。


関連リンク
KDDI、定額制データ通信サービスを「検討中」とコメント(ケータイWatch)

PC用データ通信 KDDIも定額制(asahi.com)

KDDI社長、「PC向けデータ定額は検討中」(IT-PLUS)

でじたるな部屋 NTTドコモが最大10,500円+プロバイダ料金のパソコン接続向けデータ通信定額制プランを発表

総務省が次世代高速無線通信事業者4社を集め公開討論会を開催

2007年11月21日 19時05分07秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 ITmediaによると総務省は11月19日、次世代
無線通信事業免許を申請している4社が集まり
申請内容のプレゼンテーションや意見交換を
行う公開カンファレンスを11月22日に開催する
事を発表した模様です。


 先日このブログにてお伝えした総務省が次
世代無線通信事業者としてKDDI陣営の事業
免許取得が確実と報道され、他の申請者から
猛抗議を受けたため、審査の透明性を高める
目的で行われる模様です。


 なお、11月21日15時までに総務省のWebペ
ージ
に掲載されているメールアドレスに規定の
書式のメールを送信し申し込むことで一般人
でも傍聴することが出来るようですが、傍聴者
多数の場合は抽選となるようです。


 個人的にはいわゆる猛抗議した他の事業者
への不満を発散させるための「ガス抜き」の
可能性が高いと考えていますが、討論された
内容をきちんと審査に反映させるようにして
欲しいと思います。


関連リンク
次世代無線免許、22日公開討論 疑念に総務省「審査を透明化」(ITmedia)

次世代無線通信事業免許取得にKDDI陣営が確実との報道(でじたるな部屋)

広帯域移動無線アクセスシステムに関する公開カンファレンスの開催(総務省)



次世代無線通信事業免許取得にKDDI陣営が確実との報道

2007年11月17日 19時00分55秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 現在、次世代無線通信事業免許取得に名乗り
を挙げている4陣営
のうち2陣営に対して免許を
交付するための審査が総務省にて行われていま
すが、asahi.comにて、KDDIを中心とした「ワイヤ
レスブロードバンド企画」
に免許を割り当てる
ことが確実になったと報じられている模様です。


 理由として「準備状況や事業計画で一歩抜き
んでている」となっているようですが、Broad
BandWatchによると、ソフトバンク及びアッカ
総務省に問い合わせた結果、「現在ヒアリングの
最中で評価がでるはずがなく事実無根である」
「そんな事実は無い」との回答を得て、アッカ
は「この報道は心外である」とコメントした
模様です。


 ワイヤレスブロードバンド企画は首都圏の駅
への基地局設置が容易になるJR東日本がグ
ループに入っていたり、WiMAX(ワイマックス)
の標準化団体となっているWiMAXフォーラムに
加入している
ことを考慮すると、記事中で理由と
して挙げている「準備状況や事業計画で一歩
抜きんでている」というのも、理解できる部分
もありますが、重要な要素のひとつである料金
設定にKDDIの方式を持ち込み高くなってしまう
不安が残ることを考えると、個人的にはあまり
良い選択とは言えないと思います。


 今回の免許交付は日本のモバイル通信の
未来がかかっていると言っても過言ではない
こと及びそもそもこのような報道が出る背景
には総務省が選定過程を非公開としている
事も要因となっていることを考えると、公開
方式にする事を検討してもいいと思うのですが・・・


関連リンク
次世代無線、KDDI陣営が確実に 残り1枠に3陣営(asahi.com)

情通審の公開ヒアリング、「FTTHの1分岐単位貸出」で事業者が熱く議論(BroadBandWatch)

アッカ決算、DSLの継続利益に期待。2.5GHz帯割り当て決定報道は「心外」(BroadBandWatch)

モバイルWiMAX事業企画会社の設立について〈別紙1〉(KDDI)

次世代無線通信事業免許の取得に向けて4社が申請(でじたるな部屋)

KDDIが6社連合で次世代無線通信規格事業免許申請へ(追記有)(でじたるな部屋)




アメリカのディズニーがソフトバンクの回線を使い携帯電話事業に参入

2007年11月13日 19時00分50秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 フジサンケイビジネスアイによると、アメリカ
のウォルト・ディズニーが来年の春にソフト
バンクの通信網を借りる形で日本の携帯電話
事業に参入する模様です。


 具体的にはディズニーのキャラクターを活用
したデザイン性の高い専用端末やアニメなどの
独自の動画配信サービスなどを全国に2500店
あるソフトバンク販売店でディズニーと契約を
行う形で提供するそうです。


 ディズニーは「日本ではディズニーの人気
が高く、動画サービスが普及している」ことから
参入を決めたようですが、個人的には携帯電話
を契約する際多くの人はキャラクターを利用した
端末や動画サービスではなく、「繋がりやすさ」
や「料金の安さ」に比重を置いて考える人が多い
と思うので、IT-PLUSにて報じているアメリカでの
結果
と同じように撤退する可能性が高いと思います。


関連リンク
FujiSankei Business i. 総合/ディズニー日本で携帯事業参入…ソフトバンクの回線使い(フジサンケイビジネスアイ)

ディズニー、携帯電話サービスから撤退【WSJ】モバイル-最新ニュース(IT-PLUS)


来年夏にも携帯電話用小型基地局設置が自由化に

2007年11月04日 19時01分44秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 IT-PLUSによると、総務省が2008年夏を目処
に今まで携帯電話会社が総務省へ免許を申請
し、資格を持った人間が工事を行うことでしか
出来なかった小型基地局の設置を携帯電話
利用者が自由に設置可能になるように年内
に具体案を固め、意見を募った上で関連省令の
改正を行う方針を決めた模様です。


 具体的には各携帯電話会社が発売する辞書
程度の大きさとなる基地局をADSLなどのブロード
バンド回線に接続することで今まで携帯電話が
利用できなかった場所でも使用可能になる仕組
みで、一部通話料金の引き下げにつながる可能
性もあるようです。


 個人的には誰でも利用可能な仕様の場合、電波
は遮断することが難しく、外にいる人が小型基地局
の電波を利用して通話やデータ通信サービスを利用
した結果、購入した人が利用できない可能性がある
事を考えると「電話番号などを登録した人しか利用
できない」機能が付いているのか及び干渉しないよう
にシミュレーションを行った上で設置されている他の
基地局に影響が出ないように出来るのかが気になる
ところです。


関連リンク
携帯の基地局、設置自由化・総務省、来夏メド(IT-PLUS)



ウィルコム社長が次世代PHSとWiMAXが利用可能な端末を発売する可能性を示唆

2007年10月31日 19時30分50秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 ウィルコム喜久川社長がITProのインタビュ
に対し、海外ローミングのため次世代PHSと
WiMAXの両方が利用可能なデュアル・モード
端末を作る可能性があることを明らかにした
模様です。


その他にも、下記の内容の発言を行った模様です。

・次世代PHS方式の端末で現行PHS方式の
 利用も可能にする予定

・次世代PHSの通信速度は数十Mbpsの高速通信
 現行PHSでは1Mbps近いスピードが出せるよう
 に開発中

・次世代PHS用の基地局は三洋電機と京セラが
 開発中

・免許を取得できた場合には2009年から2011年
 または2010年~2010円に利用率が高い場所
 から順次エリアを作っていく

・現行PHS基地局の設置場所に現行PHSと次世代
 PHSの両方が利用可能なを基地局に置き換えて
 いくため設置場所を新たに確保する費用は
 かからない

・免許取得となった場合の設備投資額は最初の
 3年間は1年あたり300億円に若干上積みする
 程度になる


 気になる料金については「具体的な月額料金
についてはまだ言えない」としながらも「月額
5000円から1万円くらいの定額制で、数十Mbps
の通信が全国どこでも使えるというのがユーザー・
ニーズであることは理解している。」と5000円
から10000円の間になりそうなことを示唆する
発言もされたようです。


 個人的にはどのような方法で調査したのかは
分かりませんが、インタビュー中で示唆されて
いるユーザー・ニーズとされている5000円から
10000円のデータ通信料金では今後利用可能
エリアが拡大し、来年3月に音声通話サービス
も開始される上、2年後に通信速度を20Mbpsに
増速する予定を明らかにしているイー・モバイル

に顧客を奪われると思うのですが・・・


関連リンク
次世代PHSは事業成長の基盤,通常の設備投資+αでインフラは作れる(ITpro)

イー・モバイルが半年後7Mbpsに増速(でじたるな部屋)


アイピーモバイルが自己破産を申請し周波数帯を総務省へ返上

2007年10月30日 19時02分26秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 YOMIURI ONLINEによると、アイピーモバイル
10月30日、東京地裁に自己破産の申請を行った上
総務省に対して交付された周波数帯を返上した
そうです。負債総額は9億円だそうです。


 先日このブログにてお伝えした資金調達先で
ある香港の通信関連企業ディスタコムグループ
との調整が失敗し、参入は不可能だと判断した
ため、今回の決定に至ったようです。


 個人的には今までの経緯を考慮すると当然の
結果だとは思いますが、アイピーモバイルが計画
していた「モバイル・ブロードバンド・ゲートウェイ」
が実現していたら、無線LAN機器がどこでも利用
可能になっていたことを考えると非常に残念です。


 次に気になるのが今後この周波数がどのように
利用されるかですが、ITProに掲載されている「
アイピーモバイル“後”を考える」の記事
によると
総務省が再度事業者を募集しても、名乗り出る
事業者が出てこない可能性が大きいことや、次
世代無線通信事業免許用に割り当てるとしても
アイピーモバイルが返上した周波数帯は2GHz帯
であり、次世代無線通信規格事業免許で利用
されるWiMAX及び次世代PHS方式は2.5GHzの
周波数帯で利用することを想定されているため
再度技術的な検討が必要となるなど、決定する
までには時間がかかる模様です。


 個人的には無借金経営で多額の内部留保を
持っている任天堂が名乗りを上げ、GBAカート
リッジ用スロットに装着する方式のニンテンドー
DS用通信アダプタを開発することで、どこでも
オンライン対戦やネットゲームで遊ぶことが可能
になれば面白いと思うのですが・・・



関連リンク
アイピーモバイル、自己破産…携帯事業参入を断念(YOMIURI ONLINE)

アイピーモバイルが香港企業から支援を受け、通信方式変更を総務省へ申請予定(でじたるな部屋)

法林岳之の「週刊モバイルCATCH UP」 アイピーモバイルの騒動から見える携帯電話事業の難しさ(ケータイWatch)

MBG(モバイル・ブロードバンド・ゲートウェイ)概要図(ケータイWatch)

アイピーモバイル“後”を考える(ITpro)

アイピーモバイル