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「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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ゼータガンダム 恋人たち

2006年02月24日 23時14分35秒 | 映画・DVD・テレビ番組
買ってきてじっくり見た。
早く三作目の「星の鼓動は愛」を見たくなったなり。

じっくり、ゆっくりと見直してみると、場面毎の繋ぎの部分の悪さ、過去の映像と現在の映像のマッチングの下手さが、劇場で見たよりも多く感じられた。この部分を丁寧にやってくれれば、テンポの良さが更に引き立ったんとちゃうかなぁ。

ゼータはシャアの贖罪の物語だと思っている。それはテレビシリーズを初めて見た時からずぅっと。カミーユはゼータという物語の中での狂言廻しであって、主人公というポジションとは少し違うと思っていた。

テレビシリーズのエンドロールでのキャスト紹介で、一番目がシャアだったのを何故か納得して見てたんよねぇ。だから、今回の映画でカミーユが一番目に来るとなんかしっくり来ないんよね。

一番好きなキャラはカミーユだし、一番好きなイベントはカミーユとフォウの出会いなんやけどね。

映画一作目もカミーユの視点イコール観客の視点という感じで、シャアとそしてアムロが物語の中央に位置していたと思ったけど、この二作目を見て、劇場の時はまだシャアの足掻きみたいなものを感じて、シャアにとっての物語っていう認識を崩せずにいたんやけど、DVDでこうやって見ると、無理にカミーユを主人公のポジションに置いているような感じがして、どうも収まりが悪いような気がする。

まぁ、これは三作目を見て初めて何かが繋がるっつーことかもしれないけど。

ファーストガンダムはアムロが主人公、ゼータはカミーユが主人公、でも二つ合わせて、しかも逆襲のシャアまで入れると、主人公はシャアであるような。

スターウォーズで言えば、一話から三話までがオビ=ワンが主人公、四話から六話まではルークが主人公、全編通してはアナキンが主人公、みたいなもんかな。

三作目はラストはテレビとは別になるというのは前から言われているし、テレビとは一番流れも人の意識も変わるものになると思う。早く見たいっす。

映像特典で、シャア、アムロ、カミーユの声優さんが素顔で出てらっしゃったんやけど、アムロ役の古谷さんは何度も見たことがあったけど、後のお二方は初めて見たんですが、シャア役の池田さんの天然振りには、あのシャアの声の人がっていうギャップで面白かったっす。