畳み掛けるように、言葉を並べていく。ストレートな物言いは誤解を数多く生み、同時にサポーターの心を鷲掴みにしてきたことが容易に想像できる。
2ゴール1アシスト。チームの全ゴールに佐藤悠介は絡んだ。手垢の付いた表現になることを許してもらえるならば、役者が違う、ということに尽きる。
「開幕戦をホームで勝てたことが一番」とは言ったが、キャプテンとしてチームを勝利に導くことが出来た、などとは口に . . . 本文を読む
腹の底から野太い声で『県民の歌』を高らかに歌い上げる。ゴール裏に陣取ったサポーターを中心にした声がスタジアムに響き渡れば、それは少なくない栃木県民にとってサッカーの幕開けを意味する。
3月16日。第10回日本フットボールリーグ(JFL)開幕。栃木SCと柱谷幸一監督のJFL初制覇、その先にある「J2昇格」へ向けた再チャレンジも同時に始まった。
「今年はタダ券を配ってないからねえ。最低でも50 . . . 本文を読む
前半:1-0。
後半:2-1。
ファイナルスコア:3-1。
得点者:佐藤悠介、松田正俊、佐藤悠介(栃木SC)、高松健太郎(FC琉球)。
順位:2位(勝点3)◆首位:FC刈谷(勝点3)
※開幕戦の疲労度は凄まじい。レポートくらいは今日中にアップしたいと思います。勝利を噛み締めながらパソコン打ちます。マッチデー読んで頂き、ありがとうございました。 . . . 本文を読む
※メンバーが大幅に入れ替わったことにより参考にならない可能性大※
Jリーグより遅れること2週間、栃木にもサッカーの季節が到来した。
2月20日に全会一致で承認された「準加盟申請」。改善すべき点は残されているものの、先ずは「J2」へのハードルをひとつ越えた。これを受け高橋監督、37名の選手達のモチベーションは俄然、上がった。規約が「原則2位以内」から「4位以内」に緩和されても、頭にあるのは優勝の . . . 本文を読む
・向慎一
「全体が硬かった。上手くいかなかった。前半の途中で割り切った。前半、点を取るチャンスがあった。シュートを打ってよかった。積極的にPボックスでシュートを打つべきだった。初戦はそういうのが大事。それを開幕前に意識することができた。FWにもコーチングしていける。(前半、上手くいかなかったのは)綺麗に、カタチにこだわり過ぎた。綺麗に崩そうと。シュートで終われていれば……。右サイドを駆け上げるな . . . 本文を読む
・柱谷幸一監督
「公式戦と同じ気持ちでリハーサルという形でやれた。怪我人が連続して出てしまい、主力が出られなかったのは残念。それでも、非常にいい経験ができた。
退場者を出すのはよくないが、リーグ戦ではこういうゲームもある。勝点1、チャンスがあれば勝点3を取るのが勝点を積み上げることになる。内容はよくないが、シーズン前にはいい経験ができた。来週には3人(佐藤悠介、松田正俊、鷲田雅一)が戻ってくる . . . 本文を読む
試合後、挨拶に向かうチームメートを尻目に、ひとりコンクリートの壁に背を預ける。ベンチコートを羽織った斎藤雅也は俯いたままだった。顔色は優れない。ロスタイムに2ゴールを挙げて勝利したにもかかわらず、である。
落ち込むのも無理はない。先発しながら最後までピッチに立っていられなかったのだから。
後半22分、退場。
パフォーマンスに起因するものならばまだ救いはあるが、イエローカード2枚を提 . . . 本文を読む
1週間後に控えた開幕戦を迎えるにあたり、悔いを残さないように。総仕上げとなるアルテ高崎とのプレシーズンマッチは、集合時間、食事、ミーティングなど、当日と全く同じタイムスケジュールが組まれ、「今日が開幕戦くらいの気持ち」(GK小針清允)で選手達は試合に臨んだ。サポーターも本番に備える。今年から陣取るゴール裏からリハーサルを行った。
来週には間に合うとのことだが、大事をとってコンディションが万全で . . . 本文を読む