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ジム改TB#25 「今年最後の一品」

2018年12月30日 | アーカイブ:1/144 宇宙世紀シリーズ

皆さんこんにちばんは。

えー、では今日は今年最後の作品のジム改陸戦型の完成レビューになります!



陸戦型ガンダムが比較的近い形状だったとはいえ、半分くらいはほぼ新造という有り様となってしまいました。

仕様は5巻の南洋同盟所属機ではなく、7巻の実質主役機だったスパルタン所属機として作りました。


頭部は余剰パーツのジム頭をおゆまるにて複製したものをベースにパテを盛って製作しました。連邦マークは最後の方でようやく追加しましたがかなりギリギリを攻める感じでした…(汗)

胴体の改造は肩のダクトはプラ板の積層と箱組み、ダクトはHGUCヘイズル系のダクトを複製し改造、コクピットハッチはHGUCGアーマー付属のガンダムのコクピットハッチにプラ板で蓋したものを複製し改造、あとワキ~ダクト端のラインが繋がるよう胸のフチも大きく削っています。


あとオマケとして上の改造ヘッドを更に複製して若干の形状違いのバージョンを製作。具体的にはバイザー部分のセンサーを左右2基に装備&連邦マークなしというだけですがね。センサーに関してはこっちの方が設定画通りなんですが、漫画では左側1基しか存在しないためそっちに合わせました。

カラーリングは南洋同盟型の塗装パターンを踏襲しバイザーを胴体と同じ赤で塗装。ガンキャノン感が強すぎですね(笑)


ジム頭のみキットに含まれる余剰パーツなんですが、バイザーがないためここはUVレジンにて製作しました。


腕部はかなり作り直しをかけたブロックで、肩、前腕は完全に新造しています。

肩はプラ板の組み合わせですが、上部は肩ブロックの可動クリアランスを取るべく真鍮線で桁を通し0.5mmの薄いプラ板を貼っただけですが、フチだけは2mmの細い短冊で厚みがあるように見せかけています。胴体と腕の間隔が広く手長風のスタイルを作る為には重要なブロックでありました。


二の腕~肘は二の腕のマルイチを除去し、肘の装甲は元のディテールを削って0.3mmのプラ板の短冊でFAガンダムの物と同じデザインにしています。


前腕はプラ板の積層と箱組みで製作。手首はウェーブの5mmプラパイプの内側を削って3.5mm径の手首関節が入るようにしています。



腰のフロント&サイドアーマーは改造するより手っ取り早いのでフンドシも含めてプラ板にて完全新規で製作しました。


リアスカートはキットのパーツを改造しています。



脚は膝アーマーのラインがカーブを描いているため、プラ板で直線になるよう調整しました。


アンクルアーマーはプラ板での新造ですが、基部のマルイチは肘から切り取ったものを使っています。太ももの後部はだいぶ削って形状を変更しましたね。


バックパックは当然ながら完全に新造しました。基本的にはプラ板の積層ですが、サブアームとサイドスラスター基部はプラ板などで作った大雑把な形状のベースを複製した物を加工して作っています。ちなみにメインフレーム自体は最初に作った物が調整してるうちに歪んだので新たに作り直すなど結構苦労しています。


メインスラスターとサブアームは可動します。ただ展開状態のアームは作っておりません。

以上の通り、作業の大半はとにかく本体の改造に使ったようなもんですね。


続いて武器ですが、メイン武器のアサルトライフルはアトラスの物を複製して作りました。色はアトラスで使った分は廃棄してたので残していたカラーサンプルとレシピを基に再生産しました。


ライフル持ち手や平手は大部分は複製ですが、人差し指などは新造しました。平手は全部の指を新造ですね。


南洋同盟所属機が使っていたマシンガン。 プラ板の積層で製作しています。


マガジンは取り外してバックパックのマガジンケースに取り付けることで、マグチェンジのシーンも再現できます。


手首はアサルトライフル用とは別に新造していますが、ストックが邪魔になるので更に角度を付けています。


ビームライフル&シールド。これはキット純正のパーツを使っています。


シールドはハンドルを自作し手持ちできるようにしています。


サーベルもキットのまんまです。


「南洋同盟のクソ坊主ども!スパルタンじゃ宗教の勧誘はお断りだせ!!」


「おニューのドレスの心配かよ、返り血を避けて斬り合いができるわけねぇだろ?」


「あと宜しく」




空中戦は自由自在に動き過ぎていて、細いスタンドやドダイが欲しくなります(笑)


「クローディア!!俺の名を言ってみろ!!」

ドダイは旧キットで代役にしましたがかなり窮屈です(笑)


マシンガンは漫画の絵を参考に図面を引きましたが、分かりにくいディテールもチラホラあって大変でしたね。


下半身のプロポーションや可動は弄っていないものの、フロントスカートが薄く脚に干渉しにくい軸配置にしたので、目一杯脚を上げて立て膝させてもキッチリ決まります。



やっぱり頭に赤が入るとヒロイックになりすぎですね。というかキャノン付きバックパックを作るべきだったか…


9巻冒頭に出てきたスパルタン所属の一般機。塗装前はそうでもなかったのですが色が着くと頭がかなり小さく感じますね。というかかなり普通のジムになっちゃったな(汗)


カラーの参考にしたヌーベルジムⅢと。うちでジムを作るとだいぶ改造しまくるようですね。


イオ機のMSがどんどん増えていきます、というか今年はサンボル年間だったな…


アトラスと規格が一緒なんで、アサルトライフル両手持ちが出来ます。というか専用のものを作るまでアトラスの奴を持たせていましたからね(笑)


ということで、HG改造ジム改陸戦型でした。

アトラスを作っていた頃から構想は無い事もなかったのですが、具体的なプランを立てるのは秋頃になってしまいましたね。まあ陸ガンが安く手に入る機会も中々無かったですからね(笑)

それで改造に着手したのですが、思ったよりも使えるパーツが少なく、かなりのパーツをスクラッチして対応する羽目になりました。

とにかく割とニッチな原作版のジム改という事もあり、参考にできる作例も少なく苦労はしましたが、無事に作れて何よりでした。塗装はかなり駆け足でしたがね(笑)

~塗装ガイド~
ホワイト:つや消しホワイト+ニュートラルグレー+明灰白色
レッド:シャインレッド+モンザレッド+明灰白色+つや消しホワイト
関節:ニュートラルグレー+セミグロスブラック
バックパックなどライトグレー:ニュートラルグレー+つや消しホワイト
ダクトなどイエロー:RLM04イエロー+オレンジ
マシンガンなどダークブルー:ウルトラブルー+セミグロスブラック+ネービーブルー
ライフルのライトグレー:つや消しホワイト+ミディアムブルー+ニュートラルグレー
センサー類:デイトナグリーン+GC蛍光グリーン

さて、これで今年のプラモは作り納めになりますが、来年は何にしよう…

一応今日フラッと寄ったリサイクルショップでなんとTR-6を見つけていたのですが、流石に送料込みの定価より更に高かったからどうしたものか…あれ一つで中古なら10個くらいプラモが買えたりするからなぁ(汗)

今日はここまで。ばいばーい。

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