皆さんこんにちばんは。
えー、スモーも一段落したので、4年に1度の2月29日である今日よりFGガンダムの制作に入っていこうと思います!
定価300円、量販店の2割引+消費税10%込みでも約260円と、昨今のガンプラの相場を思うと恐ろしく安価です。
パッケージはバンダイが青ロゴになってからのものなのですが、注意書きなどの事項が増えた結果横の商品画像からサーベルを持っているものが削除されています。
中身。小さめのランナー3枚で収まる緑がかった白一色のパーツが実に素っ気ない感じです。サイコザクなどの魔境ばかりを渡っているとかえって新鮮なくらいです。
組み立てみる。
当時の最新技術でリメイクした旧キットといった趣で、パーツ構成などもそれに近い感じです。まあ構造的にはもっと言えばガンダムそのものの旧キットというよりは後発のジムやGアーマー付属のガンダムに近いですが。
頭部など。角に少しややこしい感じのフラッグが付いていますが後は特にこれと言ったところはありません。
腕部。手首以外は挟み込みで構成されているのでそのまま塗装して作るには少し厄介です。可動は二の腕ロールがある事以外はほぼ旧キット並みの可動域です。
下半身。腰の可動はありません。脚部はかつてドダイなどのキットから持ってこないといけなかった股関節の可動があり、足首も左右に傾きが付けられた造形となっているので素立ちでの表情は旧キットより良くなりました。可動は旧キットよりは若干良くなっています。
足の裏はツルツルながら、肉抜きなどはなく合わせ目も目立たない構成となっています。
バックパックは良い造形をしており、ストレートにパーツ流用向きな感じです。サーベルの柄はボールジョイント接続です。
フル装備状態。
ビームライフルは1パーツ構成。しかしとにかく薄いです(汗)
シールドはハンドルで保持するタイプ。造形は悪くないし厚みも無いからサンボルキットの手持ち用シールドに使ってもよかったかもしれないと今更ながらに思っています。
裏のピンでバックパックにマウントさせることも可能です。
サーベルは1本のみ付属。旧キットの1/4に減少です(笑)
可動範囲はとにかく旧キットに毛の生えたレベルなんで、立たせているだけなら非常にいい感じだったのが少し動かすと突然旧キットじみた印象が湧いてきます(汗)
旧キットと。少し組みやすくなった事と見た目以外は全体的に似たような感じで、まさに直接のリメイク版って感じがします。
しかし旧キットの方は無改造なので既に関節がクタクタになっている状態・・・今度の再販でまた買って今度は改造を加えながら作ってみるか・・・?
という事で始まりましたFGガンダム!
極めてシンプルながら白一色という要塗装案件ということもあり、塗装の腕慣らし用としては最適(塗るのがやや手間な色が複雑に配色されている辺りもザク辺りと比べて適度にハードルを上げていますしね)なキットだと感じてチョイスした次第ですが、流石に金型の経年劣化で若干のガタがあるのでそこら辺も軽く処理しつつ基本的には無改造で作っていこうとも思います。
さて、長々と時間をかけないようさっさと塗って作り上げたいぞ~・・・今度こそそうなればいいんですがね(汗)
今日はここまで。ばいばーい。
皆さんこんにちばんは。
えー、今日はようやくスモーの完成レビューになります!
シルバータイプなので銀色!ってな訳ではなく、完全にただの明るいグレーで塗装しています。この方がアニメ画っぽいでしょうしね・・・
元のスタイルが非常に良いのでプロポーション変更はほとんどしておらず、殆どが関節周りの改造中心となっています。
頭部はこれ以上どうしろという事で改造はしていません。胴体も合わせ目を消しただけです。
腕部は肘を球体っぽく改造したり、前腕のIFジェネレータ用のポリを廃して磁石化して穴を埋めてしまったり、色々惜しい所のあった外観を改造しました。
手首はポリパテブロックから削り出した原型を基に更に量産体制を整えて各種の手首を制作。具体的には平手とヒートファンの持ち手だけですが、もう既にゴールドタイプ用のチョップ手なども出来てたりします。
股関節は今回最も改造しておきたかったポイントで、元の構造を完全に取り払ってコトブキヤのHIPS関節とウェーブのボールジョイントで完全に新造してしまいました。
なので真っ直ぐ正面に足を上げられるように・・・元のキットだと出来ないんですよね・・・
膝も微妙に細かいようで大幅な改造を行い、可動範囲を若干向上させています。
スネは膝以外大幅な改造はしていませんが、合わせ目のところにあるラインが合わせ目の処理で消えかけたのでプラペーパーで復活させています。足首には釣り具の錘を入れているのでかなりずっしりした感じに。むしろ入れすぎたかもしれません(汗)
背中は肩の赤い部分を別パーツ化した都合でバックパックの1mm嵩上げなどをしています。
肩の赤い部分はキットのままだと肩パーツと一体化しているので、ここだけ型取りして独立したパーツを作るなどかなりの苦労を強いられました。
なので別パーツ化した以上不要な物なので、肩アーマーに元々あったディテールは完全に削除してツルツルにしてしまいました。
股関節の改造によりアクションさせるにもストレスはだいぶ減りました。まあ錘を入れすぎたので少しバランスが崩れがちですが。
続いて武器編ですが、ビームガンは合わせ目消しの他に銃口を開口しています。なお開けただけではカッコ悪いので内側にもパテを充填しています。
IFジェネレータはピン接続を改めてネオジム磁石接続にしました。もちろん左右の取り付けにも対応。
ヒートファンはグリップ側を完全に作り直し、ちゃんと手の全周を囲う形状にしました。
なお、グリップ新造に合わせて可動も再現しています。
完璧とは言えませんが、それでもヒートファンのグリップの改造が結構良い感じに・・・
シルバータイプで印象に残ってるのがポゥ機だけなんで、早いとこゴールドタイプの方も作らないと・・・
既に重量にスタンドが負け気味なのはともかく、浮かせた方が楽しいですね。
という事で、1/144旧キットスモー・シルバータイプでした。
元々∀に合わせて作るだけのつもりだったのが昨年末のシド・ミードの訃報によりそのまま追悼企画として始まった次第ですが、そういう事情もあって今回は当初の想定以上に気合を入れて作ることに。特に外観は元が良いだけに惜しかった部分を改善するという感じで進めていました。
まあそれもそうなんですが、とにかく休みという休みにキャンプなど色々なイベントが入ってしまったので、これもかなり作業時間に影響しまくりでしたね・・・これがなければもう少し時間短縮出来てたと思うばかりです。
あと、これも作業時間の遅延に影響しているのですが、今回の制作に合わせてシルバータイプのみならずゴールドタイプ用の部品もいくつか制作しており、次やる時はもう少し時短できる・・・と良いなぁ(汗)
まあとにかく、これで自分なりのシド爺さんへの弔いということにします。
~塗装ガイド~
本体シルバー:明灰白色+クールホワイト+つや消しホワイト
関節などグレー:ニュートラルグレー+ウルトラブルー+モンザレッド+セミグロスブラック
胸などレッド:モンザレッド+セミグロスブラック少量+つや消しホワイト少量
IFジェネレータ内部:オレンジイエロー
目:オレンジイエロー+蛍光レッド
コクピットキャノピー:パープル
さて、では明日は休むついでに次のネタ企画でもしましょうかね。次のコンセプトは塗装を頑張る事というのだけは決まってるんですが・・・
あとオマケですが、改造で本当にほんの僅かながら身長が伸びてるとは言えスモーがかなり大きいというのがお分かりでしょうか(笑)
今日はここまで。ばいばーい。