昨日は都立姫2高校の卒業式
早朝から美容院へ駆け込みセットしてもらう
鏡に映った姫2を見て七五三を想い出していた私
華やかに仕上がった姫2が呟く
「知らない国へお嫁に行く外国のお姫様みたい...
綺麗にしてもらっているのにドンドン悲しくなる...」
自分でお姫様って...
でもこのところ家でもずっと悲しい顔をしていた姫2
そんなに高校生活が楽しかったんだね
式前廊下にて
そんな都立姫2高校の卒業式は
振袖あり、袴あり、スーツあり、ドレスあり、制服ありの
自分がしたい格好での卒業式である
厳かなとは言い難い淡々とした式
校長先生は教育委員会を意識しての祝辞
お偉いさんと言われる方々の紹介はあるが
送辞もなければ答辞もない
比べてはいけない事は重々承知だが
姫1高校の生徒も先生もPTAも一丸となった式とはエライ違い
姫2から
「祝う会があるから必ず見て!」
と言われていたのに告知も一切なし
「父兄の観覧は良いとは言わないが追い出しはしません」
何なんだコレは?
PTA幹部と知っている保護者だけが残る
そっか...この体制と姫2とその仲間たちは闘って来たんだよね
「祝う会」は文字通り
生徒の生徒による生徒の為の祝賀会
この部活に入りたくてこの高校を選び
明けても暮れても、時には泣きながらも
ダンス三昧の日々を送った姫2
集大成の本当にこれで最後のダンスライブも
センターで決まっていたよ
巨大モニターには入学してからの行事や
盛りだくさんの企画が映し出される
後輩や応援してくれている先生たちからのメッセージに
あんなに沸いていた体育館は静まり返る
生徒や保護者も涙を拭う
熱い熱い三年間を突っ走った姫2
暫しの休みはクールダウンに必要な時間
そして新たな扉の向こうにいる
新しい自分と向き合うのだ!