何気なく暇にかまけて
観ていた番組
今、終戦の日が8月15日だと
知っている子供はどの位いるのだろう。
この番組は当時を振り返るだけではなく
現中学三年生の男子生徒も
一緒に映像を観て
MCの関口宏さんと共に
感想を述べあう構成になっていた。
当時の同じ年代の子ども達が
とても大人びている。
一家の中の自分の責任が
小さな肩に伸し掛かっていたからだろうか。
何故、8月10日の東京大空襲の日に
疎開していたはずの子ども達が大勢亡くなったのか。
そこには大人の都合に翻弄された
子どもの命が...
戦争は多くの孤児を残した。
終戦からが孤児たちの
命がけの戦いだった。
今の中学生らがこの映像を観て
表情が変わって行く。
自分だったら
自分の家族だったら
遠い昔の話ではなく
自分の事に置き換えて考えていく。
かくいう私も戦後の生まれ
だが叔父は三人、戦争で亡くなっている。
存命だった祖母や母から
伝え聞いた話で
かろうじて細い糸で戦争時の記憶を紡いで貰った。
とても良い番組に出会えた。
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