居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

2021年06月20日 | 

2019年本屋大賞ノンフィクション部門受賞

 

元底辺中学校に通う利発な息子の日常を通してイギリスの格差社会が赤裸々に綴られている。
人種差別、アイデンティティ...あの国も混沌としているのだと知る。
息子を見つめる母親の立ち位置がとても良い。
ともすれば肩入れしそうになるのだが自称パンクな母ちゃんは自分を律する事が出来る人なのだ。
公立の学校にあるフリーミール制度、この国だって他人事ではない。
日本ももう一歩踏み出して手立てを尽くして欲しい。
息子の放つ言葉は確信を突いている。
時折、鼻の奥がツンと痛くなる。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豆乳グルト | トップ | 接種券は来たけれど »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (dekochin)
2021-06-22 11:49:57
寝子さま
寝子さんも気になっていましたか。
確かに格差は作られていますね...
特に子供の貧困はどの国に関係なく大人の責任で
なんとかしなくてはいけないと痛感してます。
子供がご飯の心配なく毎日を過ごす、
そんな当たり前の世の中希望です。
返信する
格差社会 (寝子)
2021-06-20 12:54:10
以前生協?のカタログでも紹介されていて
ちょっと気になる図書です
格差は出来るのでなく作られていると感じます
なくすこともまた可ですよね
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事