姫1はスキー合宿へお出かけ
良い具合に雪も降っている様子
ふと姫1が初めてお泊まりスキー教室へ行った
10年程前の事を思い出した
まだ優しかったパパと姫2と三人
食事をしていると電話が架かってきた
「ママ、帰りたい...」
姫1の泣きじゃくる声
初めてのホームシック
か細い肩を震わせて泣いている様子が目に浮かび
こっちまで泣きそうになる
「大丈夫だよ、明日は今日よりもっと楽しいから♪」
後ろからお友達が呼ぶ声も聞こえる
「ほら、○○ちゃんも心配しているよ。一緒に遊んでおいで」
うん、うん、と切られた電話を握りしめ
“頑張れ”ともう聞こえない電話に囁く
この子は母の私を頼っているんだと
自分に言い聞かせた事を今もまるで昨日の事のように思い出せる
そんな話を二人の食卓で姫2に話すと
「私も初めての林間教室でホームシックになったよ。
でも姫1が“すぐに慣れるよ”って一緒に居てくれたんだ」
そうだったね
当たり前だけど本当に成長したよ
大きくなったモンだ、と呟いた
良い具合に雪も降っている様子
ふと姫1が初めてお泊まりスキー教室へ行った
10年程前の事を思い出した
まだ優しかったパパと姫2と三人
食事をしていると電話が架かってきた
「ママ、帰りたい...」
姫1の泣きじゃくる声
初めてのホームシック
か細い肩を震わせて泣いている様子が目に浮かび
こっちまで泣きそうになる
「大丈夫だよ、明日は今日よりもっと楽しいから♪」
後ろからお友達が呼ぶ声も聞こえる
「ほら、○○ちゃんも心配しているよ。一緒に遊んでおいで」
うん、うん、と切られた電話を握りしめ
“頑張れ”ともう聞こえない電話に囁く
この子は母の私を頼っているんだと
自分に言い聞かせた事を今もまるで昨日の事のように思い出せる
そんな話を二人の食卓で姫2に話すと
「私も初めての林間教室でホームシックになったよ。
でも姫1が“すぐに慣れるよ”って一緒に居てくれたんだ」
そうだったね
当たり前だけど本当に成長したよ
大きくなったモンだ、と呟いた