AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

感じること

2024年07月12日 | 音楽と歌と私と・・・
今日は東京はずっと雨が降っていて、
湿度は高いけれど気温は低くて、
少し前の猛暑日が嘘のように、
過ごしやすい、


娘が学校から帰ってきて、
今期の新しいドラマ『ギークス〜警察署の変人たち〜』を
一緒に観ていました。
そのキャストの一人、田中みな実さんは産業医の役で、
よく心理学の話を出してくるのですが、
それで思い出したことを今日は書こうかと。


私は(結果)アメリカのボストンにある、
コンテンポラリー専門の音楽大学に行ったのですが、
そのような道を選ぶ前は、
私は日本の大学で心理学を学びたいと思っていました。


思えば、
小学生の頃から人のココロに興味がありました。
正しく言えば、「自分の心」に興味があったのだと思います。
なかなか感情の波が激しく、考え込むことが多く、
「一体なぜ、自分はこんな気持ちになるのだろう」、
そんなことをいつも考えていたように思います。


そうやって自分の心に興味を持つと、
自分以外の人たちの心にも興味を持つのでした。


一体全体、人間の心の動きというのはどうなってんだ?!と。


それは、何かと悩みが多かったからだと思います。
やたらと自分の中に葛藤や、辛いものがあったのだと思います。
そんなこともあって、
小学4年生くらいからノートにそのようなことを書き始め、
今思えば、それがブログの始まりではないかと。(マジで、笑)


あまりにも頭の中で色々考えていたからなのか、
あの頃はよく「フリーズ」していたのを覚えています。
(まるでパソコンがフリーズするように)
学校でもそうなることが多くて、
友達が私の顔の前に手をかざして上下しながら、
「あゆちゃ〜〜ん?」と声をかけてくれて、
初めて自分がフリーズしていたことに気づくのでした。


だけど面白いのがですね、
最近、瞑想を始めたのですが
(これまで瞑想ができなかったのが、できるようになった!
その話はまたいつか)
あの時のフリーズによく似ている!!
小学生ながら必要な時に無意識に瞑想してたんじゃないか?!


フリーズするのと、
意識して瞑想するのとは違うと思うがな。


つまり、
私は小さい時から
やたら「思考」を使う子供だったのです。
今思うと、思考を忙しく働かせて「分析」するのが
好きだったのだと思います。


そうやってどうにかして「答え」を出したかった。


心についての答えを。


そんな子供が中学生くらいから
「よーし、私は大学で心理学を学ぼう!」となり、

高校生になれば、
どうやら早稲田大学の心理学部が良さそうだから、
(どこかから聞いた、笑)
そこに入ってやる!と、


(後に私がすっかり音楽の道を歩み始めた時に、
スイスにあるユング研究所にて、
日本人として初めてユング派分析家の資格を得られ、
日本初の臨床心理士になられた
故、河合隼雄大先生の存在を知ってしまい、
先生のご本を片っ端から読み漁り、
「早稲田じゃない。河合先生がいらっしゃる京大じゃ!
京大に行っておくべきだった〜〜〜!!!」とか、
生ぬるいことを宣うていた。)


さて、心理学じゃ!と鼻息荒くしたいた私に
ある運命が訪れる。


高校2年生で私はアメリカに一年留学するのですが、
(因みに歌はずっと好きで小学生の頃からずっと家で暇さえあれば歌っていた)
そこのハイスクールのミュージカルに出演することで、
唯一ステージで私が私でいられた、自分を表現できた、
という体験をしてしまい、
帰国しても忘れることができず、
(心理学を学ぶことはもはや二の次となっていた)
親を説得するなど、なかなかの険しい道がありましたが、
私はアメリカに、今度は音楽を学びに、再び行ったのでした。



ドラマの田中みな実ちゃんの役から心理学、
そして、幼少期、そして、今、
壮大な(?)話になってしまいましたが、



私が心理学ではなく、
音楽の、歌の道へと進んだわけが今なら分かる。


先の「唯一ステージで私が私でいられた、自分を表現できた」
というのが全てを語っていると思います。



つまり。


私が私でいる時。
私が自分を表現している時。
それは歌っている時ですが、



私は「考えて」いないのです。

私は「感じて」いるのです。


その体験を忘れることができず、
更にはその道へ進もうと思ったのは、


その「感じること」が
それまでしていた「考えること」よりも、
ずっとずっと心地がよく、
ずっとずっと心が開かれ、
自分が自由になる、
そう分かったからだと思います。



私に必要なのは分析などではなく、
心を解放し、感じるままに歌うことだった・・・


それは今でもそうです。


思考というのは人間に与えられた宝物ですが、
私にとってはそれに対して「感じること」で
バランスを取ることが大事。


最初の方に、思考することで
『どうにかして「答え」を出したかった。』と書きました。


でも、本当の答えは思考が出してくれるのではなく、
心なのです。


思考はとても「おしゃべり」ですが、
心は静かなので、よーく耳を澄ませて、
まずは感じてあげないといけない。


それはね。
思考のおしゃべりを聞いて
それに対して心がどう感じるか、ではなくて、

思考のおしゃべりを黙らせて、
まず心にダイレクトに入っていって、
「本当のところ」に繋がる。


その本当のところを言葉に訳す時に、
初めて思考に働いてもらう。



私にとって、
音楽や歌というのは、
自分の心にダイレクトに触れ、
自分の心からダイレクトに音や声にしてゆくものです。


私にとって、
歌というのは、
フリーズしちゃう子供(笑)の救世主であり、
同時に私そのものであるかもしれません。



三つ子の魂百まで、なんて言いますが、
相変わらず思考フル回転の傾向があります。
そういう時は「心」をすっかり忘れている。


本当は答えは心が知っているのに。



でも、今の私は小さい時とは違って、
フリーズする前に(笑)

意識して「瞑想」するの。



自分が歌っている時の感覚、
曲を作っている時の感覚を思い出す。



あの状態に入れば、
自分の心の声が聞こえるのです。




肝心なことは、
心に聞くのです。



そう、こんな風にして、自分の心の灯火を頼りに、そこまで行くのです。




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“Ready To Be Loved?”
7月20日(土)@大塚Welcome Back

Open 18:15
Start 19:00
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Kaz Nihonyanagi (Keys)
Izuru Asami (Gtr)
Shigeki Umezawa (Bass)
Kazufumi Watanabe (Ds)

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一旦、SNSを休止しましたが、
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何を始めてみたかというと、
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自身の写真に数行のメッセージを添えています。

いつもの永遠に長いブログを数行に凝縮した
『珠玉の言葉』(のつもり、笑)をご紹介しています。

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よろしくお願いします😊


<AYUKO Soul Quest.プロフィール!>
*落ち着くまで何かと改訂されます(いつ落ち着くのか?!)

AYUKO Soul Quest. シンガーソングライター
ソウルでロックでポップなLIVEを展開中。
音楽・歌・言葉を通して皆さんに元気とトキメキをお裾分け。
大好評ブログ"スピってるがフィジってる”



<オフィシャル・ページ>
https://www.ayukosaito.com



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このブログの調子が、そのまんま私のトークと音楽で展開されています。
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