AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

そんなに泣きたかったのか!

2021年02月02日 | 生きていると
今日は娘の10歳のお誕生日。

オフなので、家から出ようと
代官山の蔦屋&スタバへ。
(たまにはオシャレとされている街へ行って、
オシャレ風な気分になってリラックスするのは大事である)

ソイラテとキャラメルクランチスコーンをいただきながら、
10年前のことを思い出していました。

私は妊娠してから不安神経症になり、
娘が産まれて更に悪化し、
当初、まともに抱いてやることもできなかったのです。
(ただ、お風呂だけは必ず私が入れると決めてやってた)

そんな辛い日々を思い出し、
申し訳なく、
涙が溢れるのでした@スタバin代官山。
でも、その涙は申し訳なさだけではなく、
娘へのこの上ない愛おしさも入っているのです。
10年大きな病気もすることなく、
優しく賢く美しい人へと成長してくれたことに
ただただ感謝したのでした。

涙を流し少し落ち着いたのですが、
お茶を済ませて2Fへ行くと、
大きなスクリーンで、
役所広司さんが主演の「すばらしき世界」という映画の
予告編が流れていました。

私はそのスクリーンの前に立ちはだかり、
何度も観て、また涙を流したのでした。

家に帰ろうと車に戻り、
でも、胸がまだ何やらうずくような感覚があり、
車を運転しながら、
またもや(今度は)おいおいと泣いたのでした。


そんなに泣きたかったのか、私は!


でもあくまでもきっかけは娘の誕生日であり、
映画の予告編であり、
その涙の理由は特に「これ」というものではないのです。


泣きたかったんだなあ、私は。

そういうことだったのです。


かつてある方が
「涙は魂の汗」とおっしゃっていました。


そうか。
じゃあ、泣きたい時は泣けばいいのだ、色々考えずに。
だって、汗をかくことは大事でしょ?
汗をかけば体内のいらないものが出ていってくれて、
その後、さっぱりする。
涙は魂の汗というのはそういうことかもしれない。

大人こそ、日々、色々頑張っちゃってるのかもしれません。
責任とか、肩書きとか、「〜べき」とか「〜しなければ」とか。
でも、やっぱりそれらは重いのよね。重いに決まってる。
でもどんどん重くなってしまって、出口が見つからなくて。

泣く、涙を流す、というのは、
子供だけのものではないと思うのです。
特に男性はいつも大きな大きなものを背負っていて、
でも「男の子は泣いちゃいけません。強くいなければいけません。」が
きっとずっとずっと残ってる。

「男でも女でも泣いてもいいのだよ。」


人間としての、強さ、とか、弱さというのは、
涙とは関係ないと思うのです。
だって、それは魂の汗なんだから。
頑張った後にかく汗よ。


かつて私の師匠に

「誰かの前で泣きなさい」

と言われました。

そうね。
誰かの前で泣けたら
もっと素敵ね。








Twitter https://twitter.com/AyukoSaito
↓インスタで「歌ってみた動画」を貼ってます。(まだ3件しかないですが)
Instagram https://www.instagram.com/ayuko.is.here/

歌手AYUKO SAITO 新装開店「前」ウェブサイト
もっといい〜のになるからお待ちを〜!