DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

萬来軒@栃木

2018年02月12日 | まちちゅう・ラ・餃
宇都宮から東武線に乗り栃木市へやってきた。



いわゆる蔵の街なのだが、その主要部でなく西へと一目散に歩く人も珍しいだろうか。



たかやまショックの後、しばし考えてこちらが思い浮かんだのである。2年ごしの宿題店。



店内は見まごうコトなき昭和の街中華といった感じで、ドライバーや営業マンだろうか、遅い昼めしを各々黙々と食べていた。



そしてメヌーがこちら。

青竹手打ちのラーメンが350。ありえない。
この値段に小振りであると判断し、カレーもお願いします。すると



二つとも標準サイズであったという事実(笑)



まずはラーメン。ちょいと湯切りが甘いでしょうか、微妙に薄味なスープ。



でも麺はいいねえ。
くっくっとして。するんとして。
胡椒をふりふりしてバランス整えて。いいいい



で。白眉なのがこの黄色いカレー。やばいねうましぎ。
玉ねぎと豚肉を具にして中華スープで都度作成。
あっさりとした旨味が、ぽってりとしたとろみでまとまって。



また厚めこま切れの豚肉がうまい。すごく良い合いの手を入れてくる。
やはり北関東は豚肉天国なのだ。この豚肉が入るだけでカレーもご当地大衆食となり得る。

思えば青竹手打ちもこの地域に根差した製麺法である。というだけ。
特別な食べ物でも特別な店でもない。そこが素晴らしくいい。

そして気付けば宇都宮から引きずっていた死んだ目は、すっかり元に戻っていた。そう、突き出た腹と引き換えに(笑)




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