DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

稲浪@飯田橋

2016年03月07日 | そばうどん
稲浪の登場は路麺界に衝撃を持って受け入れられた。

柔いゆでめんとしっかりと旨みを湛えた汁。
このご時世の選択肢としてはほぼありえなく、しかし路麺の本懐を貫く喜ばしいストラクチャーであったからだ。



そんなむさしの@九段下の手解きを受けたスタートから後、自在さを増し、その個性が発揮され始めた冷しのかけ汁。あれも事件であった。



しかしそれだけには留まらなかった。
様々にご主人の手によって生み出される一見風変わりなタネものや、斬新な薬味の数々。



そして今回のパクチ天。

その自由さはノス路麺とは明らかに一線を画す。ただのうまいゆでめんのそばを提供する場所ではなかったというコト。

今回の訪問で、自分はその脳内路麺ポジショニングマップの中の、あの一由@日暮里に近いあたりにリマークさせていただいた次第。

ゆでめんだからできる遊びとうまさと痛快さを追求する姿を見てとったから。



パクチ天に粗刻み生姜、紅ショ唐辛子、そして輪切り唐辛子と。

うますぎる。
そしてもうこれは日本ではなく、タイでもない。
稲浪という遊び心のある世界。

今後はそういった視点からも注目してみたい。と思ったのであった。










コメントを投稿