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喘息治療日記

~Enjoy ! 少食健康生活 ~

ステロイドの恩恵

2007-12-23 23:29:42 | 喘息
随分前ですが、ある喘息のサイトで若くて元気で、経口ステロイドからも離れ得た患者さんが突然なくなったとショックな報告がされていました。 
今回、風邪をこじらせて、ステロイドが増えてるマチは ふとそのことを思い出しています。

彼女のはっきりした死因は もうひとつ分からないようでしたが、 出した結論として、「風邪と食べすぎ」が原因だろうとその先生はコメントしていました。
前の日にたくさん食べて、風邪で具合悪いからと早く床に入って、二度と目覚めることはなく、生涯を終えることになってしまったようです。
 
これが本当なら なんのために頑張って 治療を受けてきたのか と言いたいです! とっても無念です!
「風邪と食べすぎ 」これはマチがしょっちゅう抱えてる悩みと言っても大袈裟じゃありません。 この報告をまともに受ければ、朝、無事目覚めれるか毎日が不安です。

長い入院生活と厳しい鍛錬で、ステロイドが切れたのですから、彼女は 喘息を治すことに とても一生懸命だったのだと思います。
治りたいと願えば願うほど、副作用の強いステロイドを切らないかぎりは、喘息を良くしたことにはならないと、医者も患者も思い込みます。

ステロイドが切れるという状態を目指すのは、スキーのジャンプ競技で言えばK点到達を目標にするものようなものかもしれません。

到達できた自信が、きっと体調がいつもと違っていたのにもかかわらず、楽観視させてしまったのかもしれません。 彼女が意識してたかどうかは分かりませんが・・・。
とにかくPFをきちっと計り、ステロイドを投与して眠れば、今も笑って暮らせているに違いありません。

マチも嫌いなステロイド。
でも、本当にステロイドを嫌っていいのでしょうか?
たくさんの喘息の患者さんが、ステロイドの恩恵で死の淵から甦えることができ、苦しまずに生活できて、今を元気に生きれてるのではないでしょうか?

風邪のときは、多分に PFがさがっているはずです。
ステロイドを恐れるより、風邪を早く治すことを優先順位の第一に持ってくるべきだと思います。
 喘息が良くなったというのは、ステロイドが切れたかどうかではなく、 自然に薬がいらなくなる身体になったかどうかでしょう。

無理することを努力と勘違いしたらいけないと思います。
自然に薬がいらなくなるまで、薬は減らさない方が賢明とも思います。

これから益々、風邪やインフルエンザが流行って、喘息者には 厳しい季節です。いつもより状態が良くないときは、治療の選択は最後は自分のからだに耳を傾け 選びたいものです。 自分の命はたったひとつですから。

※ ここで言うステロイドは、点滴で投与したり、飲み薬で使うステロイドのことをさします。
  吸入ステロイドではありません。



【23日 PF 朝390 夜300 体重56,5  体脂肪 27.6  プレドニン10ミリ】