ある司法書士の修行時代

司法書士の修行の日々に思う徒然事

anti-pianist

2005-04-29 15:05:14 | 徒然
司法書士試験の受験生時代ピアノの音には散々悩まされた。
上の住人が音大生で、平日・休日問わず平気で弾き散らす。
その愚か者も卒業しどっかに行った。
二度と戻ってくるな、と常々思う。
昔は、死ね、と思ってたから随分丸くなったものだと我ながら思う。

ピアノを弾く人間は自分の撒き散らす〝騒音〟が周囲の人たちにとって、
どれだけ迷惑なのか考えないのだろうか。
マンションの規約に「ピアノ可」とあるから、
「規約を守っていればどれだけ弾こうがそれは〝権利〟であり、
他人が迷惑しようがしまいがそれはその勝手だ」と思っているのか。
「ピアノの演奏は芸術であり、自己表現であるから
ラジカセの音なんかとは違って騒音ではない」と思ってるのか。

うんにゃ、僕に言わせりゃ、ピアノの音は立派な騒音です。
あんたの〝演奏〟なんか金貰っても聞きたくない。
例え階上のあんたがアシュケナージやバレンボイムであっても
休日の午後まどろんでいる最中にご立派なショパンやモーツァルト
なんか聞きたくないのです。

気密性の高いフローリング敷きのマンションでピアノの音が
どれだけ階下や周囲の住人にとって苦痛なのか考えて欲しい。
考えるだけの知力がないなら我が家に招待してあげるから
一遍苦痛を味わって欲しい。
その暇がないなら金槌で自分の指を思い切り叩いてみて欲しい。
他人が感じている苦痛はそれ以上かも知れないですよ。

ピアノ会社も消音機能をつけるようにするのが最低限の
マナーなのではと思ってしまう。
ピアノなんかそもそも必要なものじゃないんだから…