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木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

朝寝坊のことと車中泊のこと

2024-05-25 | ご近所友

朝、ご近所友のKさんからラインが入っていた。
「今日から富山方面に出かけてきます」と。
Kさんとはお互いに、宿泊を伴うお出かけの時は一声かけあっている。
続けて「出かける時、雨戸が閉まっていたけど大丈夫?」とあった。

一人暮らしになってから、Kさんは何かと気にかけて下さっている。
私の朝が、目覚まし時計は7時、その後はスマホチェックしたりなんだかんだグダグダして、遅くても8時には寝室の雨戸を開けることを知っている。

しまった!! 
今朝、雨戸を開けたのは10時近くだった。
こんなに遅かったのは、一人になって初めてのことかもしれない。
ずーーっと仕事が上手く進まなくて、昼夜逆転に近い生活になっていたのが、なんとか納品してホッとしたため、2度寝してしまったのだ。

Kさん、出がけに心配かけちゃってごめんなさい。

即返信すると、「良かった、我々も気を付けて行ってきます」と、即返信が来た。

Kさん夫妻は、キャンピングカー仕様の大きな車での旅を楽しんでいる。ご主人がまだお勤め中なので、たいていは4~5泊だ。
もう一人の仲良しご近所友のWさん夫妻は、キャンピングカー。こちらのご主人はリタイヤ―しているので、1週間~6週間と長い。
「2夫婦+あなたの5人で行こう」と誘ってくれるけれど、「行かない! 私だけ一人じゃ寂しいもん」と断ったら、Kさんが「じゃ、大きい車に慣れたら、ウチの車で女性3人だけで行こう」と言ってくれた。

「車中泊の旅で白地図を塗りつぶして行こう」が、夫と二人の夢だったから、もう行けなくなってしまったけれど、彼女たちより私(たち夫婦)のほうがずっと先輩なのだ。
だから3人寄ると、話も合う。

さ、明日からはキチンと起きましょう。

 


狭いけど、ご自由にどうぞ!

2024-05-23 | つれづれに
前の畑の道路際に麦が植えられるようになって、3度目の春。
実りの時期に近くなったせいか、このところ雀の行き交いが頻繁だ。
まっすぐ立ち上がる穂の上を、ホバーリングしている姿はなんとも愛らしい。
 

 

チッ、チッ、チッチッチッ、チッ、チッ、チッ、チッの囀りもかなり賑やかで、しばし眺めていること多々。
幼い頃から、雀ほど馴染みある小鳥は他にはいないが、警戒心が強く、けっして馴れてはくれない。気がつくと庭や木々にも数羽が遊びに来ているが、私が気づくと同時に彼らも警戒を始める始末。
「仲良くしようよ~」と声がけしても、ぜんぜん気を許す気配なし。
キンモクセイに取り付けてある小鳥箱も、買って20年近く1度も小鳥が入ったことが無い。

 

 

ふと俳句仲間に教わったことを思い出して、毎朝仏壇に供えるご飯をサッと水洗いして、撒いてみた。
今日もいい天気……部屋に戻り、コーヒーなど飲みながらリラックスしていると、麦畑に負けないくらい我が家の庭でも、チッ、チッ、チッチッチッ、チッ、チッ、チッ、チッの大合唱。
しめしめ…ワクワクしながら、写真を撮ろうとそろりそろ~り、身体を持ち上げたとたん、揃って飛び立っていった。

 

 

よしよし…ごめんね、写真なんかどうでもいいよね。
超狭い庭だけど、あなたたちに明け渡すわ。
テーブル・イスを脇に寄せできるだけ広くして、気持ちよく啄むめるようにした。

また明日、お出でね!


気がかりは無くなったけれど

2024-05-22 | つれづれに

GW入りからなんとも落ち着かない日を過ごしてきた。
急な来客があって、子供達の帰省があって、ボラグループの定例会があって、通院があって、白髪染めに行って、オープンガーデンに行って、コンサートに行って、ちょっとだけ勉強して、ダラダラして……、残りの時間は畑仕事と庭の手入れ。
わずかな時間でも見つけたら、小刻みに畑仕事。

ドカッと大きな何かがあったわけではない。
なのに落ち着けなかったこの3週間。

 

 

 

その間に、この春からスペースの半分ほどを花畑にした畑では3~4種類の花が咲き始め、花畑にしようとのきっかけとなった「仏壇とお墓の供花」には事欠かなくなった。
そこだけには、すごく満足している。

 

 

落ち着けなかった理由は、たぶん、年に2回だけ入る仕事のせい。
長く関わってきての慣れで、甘く考えていた。そのしっぺ返しだろう、考えがまとまらないまま、今日の締め切りを迎えた。
先方の控えめな問い合わせが入ったと同時に納品できたが、2ヵ所の変換ミスに気付き慌てて連絡、よけいな手数をかけてしまった。
反省!
反省!
気がかりは無くなったのに、今一つスッキリしない夜。


東京バンドワゴン「キャント・バイ・ミー・ラブ」

2024-04-28 | 本は友だち

予約しておいた「東京バンドワゴン」(小路幸也著)の第19弾「キャント・バイ・ミー・ラブ」が届いた。
毎年1回4月に新刊、2年前発行の文庫本が発売される。

 


東京バンドワゴンを初めて目にしたのは2017年発行の第12弾。ちょっとふざけてない、と思いながらも面白くて、それ以前の物を文庫本で購入したから、本箱には第1弾からズラリと並んでいる。
巻末に「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ。」と小路幸也さんの言葉がある。うんうん、そうなんだ、ホームドラマなんだね。

 

 

物語は、76歳で亡くなったものの空には行かず、生存中と同じく一家のすぐそばにいる「サチさん」が語る、堀田家1年間の話。春・夏・秋・冬と4つの物語が展開され、翌号は前号の最終季節から始まる。つまり冬・春・夏・秋の4つの物語が…。
登場人物は善男善女で美男美女で、思わず吹き出してしまうほどスケールが大きかったり、反対にチマチマしていたりする。そして、さまざま起きる事件は、嘘でしょう?と呆れるほど都合よく解決する。時に堀田家脈々と続く歴史の登場人物たちまで借りだされて。
ハラハラドキドキもなく、イライラも、腹立つわぁ!もない。
ならば何故に飽きもせず(いや、飽きている部分もあるし、らくらくと想像できちゃう時もある)予約してまで単行本で買っているんだろう?
良く分かりません。
東京バンドワゴン中毒でしょうか?
それとも惰性?

 

 

これだけ長く付き合ってくると、なんだろう、私も堀田家のご近所さんとして、古本屋やカフェに入り浸っては騒動に巻き込まれたりしている感覚になるんだな、これが。
ようするに、半分あきれながらも堀田家の皆さんと一緒に、騒動を楽しんでいるのだと思われる。

そうそう、忘れるところだった。
毎号毎号感じるのだが、サチさんの季節の描写が素晴らしい。そこを読みたくて……というのも購入したくなる大きな点だ。


春が来た、うきうきわくわくが止まらない…

2024-04-20 | 小さな庭で

狭い狭い庭なのに、20年ほど前から、これでもかこれでもかと花の咲く木を植えてきた。極めつけは、花ではなく実をつける木・ブドウ。夫が欲しくて1mほどの苗木で購入したのだが、伸びること伸びること。枝蔓も次々と伸びたが、中心となる太い蔓の勢いは凄まじく、恐れをなして毎年毎年剪定した。それをしなかったら、小さい我が家3分の2周ぐらいはしたかもしれない。


ここ2~3年の間に、面倒を見きれなくなり始めたそれらの木々をかなり処分した。ハナカイドウ、ムクゲ、ハナモモ、イチイ、バラ2本、ノーゼンカズラ、ユキヤナギ。そして巨峰のぶどう棚。40年超の昔からあるツゲの生垣も思い切って枝葉を剪定したので、今の我が家は通りから丸見えだ。

 

もっとも、細長くこんもりしていた家横のブドウ棚を取り払ったことで、こちらからも通りの様子が良く見えるようになった。

田舎の細い通りだがそこそこ車も人も通るから、防犯のためにもそれでいいかなとも思えるから。

 

 

木がなくなったぶん地表が寂しくなったので、草花を植えるようになり、まだ色とりどりとは言えないものの、少しずつ様々な色が付き始めたのも楽しい。

畑の半分をお花畑にしようという計画も進行中で、本格的な春の訪れに、ウキウキ・ワクワクが止まらない。