演歌歌手の永井裕子=写真=が、新曲「勝負坂」(キング)を出した。デビュー15周年記念の第1弾。
これまでしっとりとした雰囲気の作品が多かったが、今回は「決めた道なら真っ直(す)ぐに」と思いを込める勇壮な一曲だ。悔し涙の味は「噛(か)んだ奥歯が 覚えているよ」とのフレーズも印象的。「いい時もあれば、悪い時もあるけど、めげずにがんばろう、という歌です」と話す。
レコーディングの際には、どう歌おうか深く考えずとも、「気持ちが乗っていく感じで、自然とうなったり、がなったりしていました」。確かな歌唱力が、随所ににじみ出ている。
子供の頃から歌が大好きで、中学生の時、NHKの「BS勝ち抜き歌謡選手権」全国大会で、グランドチャンピオンとなり、スカウトされた。高校時代は故郷の佐賀から夏休みなどに東京に通い、修業に励み、2000年にデビューした。
07年の「石見路ひとり」は、島根・石見銀山遺跡の世界遺産登録もあり、脚光を浴びた。12年にも「石見のおんな」を出すなど、現地との縁は深い。「お店ではなく、普通の民家にも私のポスターを貼っていただいた。すごくありがたい」
(2014年2月13日
読売新聞)
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