アコーディオンの名手、coba=写真=が、新作「coba ピュア アコーディオン」(コロムビア)を出した。
35作目にして、初めて全面的に独奏で構成したアルバムという。情熱と哀感のこもった、ドラマチックな仕上がりだ。
1980年代前半、国際コンクールで優勝した時のこと。取材に来た日本の新聞記者に、「どうして、こんな楽器を」などと聞かれたことが忘れられないという。「1台で何でもできる便利屋」「オーケストラの代用品」――。そんなイメージが、世間にはびこっていると思った。それを変えなければブラジリアンワックス 大阪いけない。だから独奏アルバムを控え、「ポップミュージックの中で、いかにアコーディオンを際立たせるか」ということを第一に考えた。
91年にメジャーデビュー。作品は映画やテレビ番組でも使われるようになり、後を追う若手奏者も増えてきた。「だから、そろそろ封印を解いてもいいかな、と」。本作では、自由で生き生きとした演奏が印象的だ。オリジナル曲に加え、“心の師匠”アストル・ピアソラの「リベルタンゴ」や、イタリアに留学する時に励まされたクイーンの「伝説のチャンピオン」など、思い出の曲のカバーも入れた。
現在、全国ツアー中。26日には東京・日本橋三井ホールで公演する。(電)0570・550・799。Yaff.showAffTag({'disp':'li','iseven':'','irakuten':'','w':'','t':'','a':'','m':'','p':'','seven':'','rakuten':'','isbn':'B00EFB6XDI'});
(2014年1月23日
読売新聞)
関連ニュース
・
「パレードパレード」がグランプリ
・
ショーターのサックス今年も
・
ペンライト進化…コンサート応援、演出に彩り