式年遷宮が、新正殿に神体を移す「遷御の儀」など大詰めの行事を迎えつつある伊勢神宮(三重県伊勢市)で1日午前、内宮の新正殿の完成に感謝する「後鎮(ごちん)祭」と、新たに作り直した神宝などを目録と照らし合わせる儀式「御装束神宝読合(おんしょうぞくしんぽうとくごう)」があった。
重なる遷宮 出雲大社と伊勢神宮
式年遷宮は30以上の祭事が8年がかりで営まれ、「造営祭」と「遷宮祭」に分けられる。後鎮祭は造営祭最後の儀式で、つがいの鶏などが供えられた後、高床下に盆型の土器を据え置き、新正殿が堅固であるよう祈った。
後鎮祭には同県明和町立上御糸小学校3年の長利(おさり)和音(かずね)さん(9)が、けがれのない童女として奉仕し、御装束神宝読合からは遷宮祭に入った。遷御の儀は内宮が2日、外宮が5日、ともに午後8時からある。
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