だりゅんのXXX

最近の(・∀・)イイ!!を気の赴くままに。

デイトレ

2006-09-27 | 
最近、所謂デイトレーダーについて評論している書籍は大分出回ってきました。このネット株の心理学もその一つ。ただ他の本と違うのは、大学の先生(慶応のビジネススクールの助教授だそうで)が書いている所でしょうか。

株の様な世界で大学の先生が本を書くときは、経済学的な見地から、という観点が多いと思うのですが、これは逆にデイトレードのメリットデメリットについて、デイトレード礼賛の立場で書かれています。

主には効率の良さ(複利)とリスクの少なさに注目していますね。こういう観点から大学の先生が本を書くようになる、というのも時代が変わったという事でしょうか。

まぁ、ライブドアショックも宵越しの株を持たないデイトレーダーには殆ど被害が無かったというのはちと言い過ぎだと思いますけどね。あれの本質はあの日の午後のマネックス証券によるライブドアとその関連会社の信用掛け目0のハメと、外資証券の日経先物の空売りの仕掛けがほぼ同時に行われたための市場の動揺(他の証券会社も追従して掛け目0にするのではという不安が先行し、投げ売りが重なった)があったために*午後から*日経平均が暴落した訳で、宵越しの株を持ってても持っていなくても、当日朝から買っていれば(午前はかなり日経平均が上がった)変わりないわけで。

なので、ヤバイと思ったら全部ポジションを整理する身の軽いトレーダー(主にデイトレーダー)は殆ど被害が無かった、というのが正しいと思われます。

つか、ポジションの整理が遅れた自分は...orz

まあ最近は如何にリスクをヘッジするかが今後のお祭り参加のポイントと考えています。リーマントレーダーをやっている前提にある限りは自分で納得できるヘッジの策が思いつかないんですよね。なので、当分はポジション縮小のままだな。


とはいえ、デイトレードに興味のある(或いは実践している)向きは一読しても面白いのではないでしょうか。