ATOLL AM100

2022-02-26 10:05:17 | 音響機材/音楽再生

Uさん、おはようございます。

本日、早めの連投です。

 

ATOLLのパワーアンプAM100です。

2台持っています。

 

年代が違うせいで、ところどころ細かい部分が違います。

どちらもホワイトノイズがありますが、1台はより静かで、もう片方の1台は、少しトランスの唸りが少しあるようです。

 

セパレートアンプの良いところの一つに、音の分離があります。

この音の分離を良くするための一つの手法として、パワーアンプを左右それぞれ1台、計2台使う方法があります。

 

バイアンプとブリッジ接続です。

バイアンプはほかの機器でやったことがあります。

 

効果は少しですが感じられました。

それで残るブリッジを以前から試してみたいと考えていました。

 

AM100はブリッジ接続が出来ます。

このアンプを手に入れた時から、ブリッジをやろうと考えていました。

そして少し遅れて2台目のAM100を手に入れました。

 

ブリッジ切替スイッチは、基板に直付けされています。

前面パネルや背面に付いていません。

蓋を開けるなと、警告表示がありますが、蓋を開けないとブリッジ切替が出来ない不思議仕様です。

 

さて、ブリッジ使用での音の感じです。

ブリッジ前の状態との比較をしていないため、単体との差が不明です。

 

差は分かりませんが、ブリッジ状態の評価は”それほどでもないのでは”というものです。

取り立てて、パワー感はありませんし、セパレーションもそれほどの高さを感じるものではありません。

まぁ、AM100自体がエントリークラスのパワーアンプですから、音の質に関しては”ほどほどのもの”なのでしょう。

 

2台のAM100、プライマーコンビとの交錯組み合わせをするため、ブリッジを止めました。

そして、少し唸りがある方の使用を中止して、ラックから出し屋根裏に仕舞いました。

 

AM100は1台でも良い音です。

プライマーコンビの解消!でも書きましたが、AM100はプリアンプの音を良く引立てるようです。

 

AM100すなわち、ATOLLの音で支配されることはありません。素直なアンプです。

それでいて、優しいしなやかさが加わった音になります。

 

ホワイトノイズは残念ですが、A34.2はもっと大き目のノイズが出ます。

欧米のアンプはこんなものなのではないでしょうか。

 

AM100のブリッジ、然程の効果が無かったのは、DFが下がったこともあるのでしょうか。

理屈の上では半減するらしいので、AM100の素のDF100から50ですね。

 

ブリッジも悪くは無いのですが、継続するほどのものでもない気がします。

場所も取りますし、電気代も増えます。

 

上級機であるAM200単体の方が良いかもしれない。

AM200は、内部で左右が独立しているので、セパレーションではAM100よりも有利なはずです。

 

ディナウディオジャパンのWebサイトを見ました。

AM300というパワーアンプがもうじき出るような表示があります。

 

リンクをクリックすると、全く関係の無いページを飛ぶという、相変わらずのいい加減な造りのWebサイトですが、もしAM300が出るならパワーアンプの更新の際、こちらが最有力候補になります。

何故かというと、AM300にはバランス(XLR)接続端子があるからです。

 

なんちゃってバランスでも良いので、機器間の接続は確実でストレスのない、XLR接続にしたいという希望があります。

最上級機のAM400以外、バランス入力端子があるATOLLのパワーアンプはありませんので、この機種が出ることは朗報です。

 

お値段は、40万円近いのかな。

これは悲報です。

 

もし仮に40万円で出たら、…これならマーク・レビンソンかジェフ・ローランドの中古に行ってしまうでしょうね。

やはり廉価・優しいお値段でこその、ATOLLです。

 

ではこれで失礼します。

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