大流行りのサブスクリプションは縁遠いというお話し

2022-01-23 16:10:04 | 世評

Uさん、こんにちは。

 

急ぎ書くこともありませんが、投稿数稼ぎの戯言シリーズです。

 

世の中、サブスクリプション(定額制購入契約)が大流行りです。

 

自分が初めてこの言葉を知ったのは、今から20年以上前です。

ポール・ニューマンが主役を演じた「The Verdict(評決)」という映画の中です。

 

ポール・ニューマン演じる落ちぶれた弁護士が、調査のためにインチキして新聞の定期購読を進める電話をしますが、その時に、"subscription"という表現を使っていたのです。

定期購読は英語ではこの言葉なのか、と強い印象を持ったのでハッキリ覚えています。

 

この契約の仕組みは、利用したサービスに対する従量課金ではなく、一定額で一定の期間を継続してサービスを受けるというものです。

 

衛星放送などの有料チャンネルの視聴契約や、上に上げた新聞や雑誌の定期購読も含まれます。

このようにサブスクリプション自体は昔から、世の中に存在していました。

 

そして、最近の流行りです。

「サブ・スク」とか短縮されちゃったりします。

 

今更、サブスクリプションか思いましたが、サービス、ビジネスも拡がっていて、色々な分野で適用・活用されています。

この言葉を知った当時とは、考え方がまるで違っている様子です。まさに何でもあり。

 

オーディオの分野では、やはり有料制ストリーミングサービス(データ配信サービス)でしょう。

少し前までは、アップルコンピュータのituneストアから音楽データを購入するなど、(有料制)ダウンロードサービスが主流でしたが、既にピークは過ぎました。

Amazon musicやApple music、spotifyが良く知られていますが、それ以外にも多くのオンラインストリーミングを行っているサービサーがあるようです。

 

音楽だけではなく、動画配信サービスも大流行りです。

職場の周りの人に聞くと、皆何かしらに入っています。amazon primeが多い印象です。

 

で、自分はと言いますと。

やらないと思います。動画も音楽も。

 

視聴サービスは、有線テレビで懲りました。高いお金を払っても殆ど見ません。見るチャンネルは限られています。時間も限られています。

元を取ろうとは思いませんが、取ることも出来ません。

今の動画配信サービスは、有線チャンネルよりは低廉ですが、構造は同じです。

 

音楽のストリーミングサービスもやらないと思います。

各サービサーの売りは、そのストックの量(何千万曲)です。

音質は特に特筆すべきものはありません。Amazon music HDもwav相当の音質との事。

この辺りは、ハイレゾリューション対応のストリーミングサービスが応じていますが、どちらかというと、オーディオファイル向けでしょう。

 

自分は乱聴派ではありません。どちらかというと単聴派です。

気に入った同じ曲を何度も何度も聴くタイプです。

 

ですから、ストリーミングサービサーが何千万曲を用意しようと余り意味はありません。

例えば、気に入った曲をデータ受領し、サービスからお勧めの曲の表示があれば、よく聞く曲のジャンルの中から芋づる式に気に入った曲を掘り起こすことが出来るかもしれません。

 

その可能性はあります。でもまあそこまでしなくても、現状足りています。

 

代わりに、曲探し、ジャンル起こしは、youtubeでやっています。

ここで見つけた気に入った曲、アーティストの作品をCDという形で買っています。

買った後で、リッピングして音楽データとして活用しています。

 

単聴派の自分ではこれで十分です。

 

踏み入れば、そこに素晴らしい世界が待っているかもしれませんが、遠くから成り行きを見ています。

ストリーミングを否定するわけではありません。

 

ただ、お金を払ってまで近づいていく必要はないということです。

 

こんな話をすると、自分自身、少しずつ時代に取り残されているのかもしれないという気がしてきました。

随分保守的になってしまったものです。何かの切っ掛けがあればとは思いますが、少し難しいかなぁ。

 

どこのサービスを利用していますか。

もうじき、Tidalも日本に上陸するようですよ。

 

では、これで失礼します。

ごきげんよう。

さようなら。