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【081】胎蔵寺 熊野磨崖仏 大分国東

2008年08月03日 | 【西日本の古刹】
【081】胎蔵寺 熊野磨崖仏 大分国東

住所 宇佐郡院内町大門
宗派 浄土宗
山号 今熊野山(天治山)
開山 仁聞法師
本尊 阿弥陀如来

 胎蔵寺は熊野磨崖仏(大日如来・不動明王)の彫られる前から、あったらしい。山号は天治山だったが、12世紀頃に住職が熊野を訪れて権現信仰に感動して、天台宗から改宗をして磨崖仏を彫り今熊野山の山号にしたようだ。後に、再び天台宗へ回帰したらしい。金箔を張り付ける七福神がむさ苦しいが、磨崖仏は迫力もあり、大きさもりっぱなものです。
 「六郷本山今熊野御正体也」と刻まれた青銅の円盤が残っていて、阿弥陀三尊が刻まれています。不動明王と大日如来の磨崖仏の正体は、阿弥陀如来ですよと後付けして説いているのでしょうか。浄土宗に帰依したときに最もらしい説をこじつけたのでしょう。
 磨崖仏への石段は、鬼が一夜で作ったと言われています。胎蔵寺に杖がおいてありますので是非利用しましょう。利用しても心筋が痙攣してるような胸の痛みを感じながら登りました。この程度でと体力の減退にショックを受けてしまった。あの上醍醐へ登った体力は何処へ行ったのかと。


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