立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば いまかへりこむ
たちわかれ いなばのやまの みねにおふるまつとしきかば いまかへりこむ
中納言行平 男
現代訳
あなたと別れて(因幡の国へ)行くけれども、稲葉の山の峰に生えている松のように、あなたが待っていると聞いたなら、すぐにも都に帰ってまいりましょう。
中納言行平(ちゅうなごんゆきひら)の紹介
在原 行平(ありわら の ゆきひら、弘仁9年(818年) - 寛平5年7月19日(893年9月6日))は、平安時代前期の歌人・公卿。平城天皇の第一皇子である弾正尹・阿保親王の次男(または三男)。在原業平の兄。官位は正三位・中納言。在中納言・在民部卿とも呼ばれた。小倉百人一首では中納言行平。
wikipediaで中納言行平について調べる
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