倫社密会歌酔わん。
(リンネ・舎密開宗(しゃみつかいそう))(宇田川榕庵)「榕」の字に注意。
[ポイント]
1.宇田川榕庵は、化学書『舎密開宗』を著し、リンネの植物学を紹介した
[解説]
1.宇田川榕庵(榕菴とも表記)(1798~1846)は、蘭方医、蘭学者。美濃国大垣藩医の家に生まれる。宇田川玄随の家を継いだ玄真の養子として宇田川家を継ぐ。化学書『舎密開宗』を著し、江戸時代の化学研究の基礎をつくる。
2.また『西説菩多尼訶(ボタニカ)経』で、初めてリンネ(Carl von Linné)(1707~78)の植物分類学を紹介した。「ボタニカbotanica」は植物学の意のラテン語。リンネはスウェーデンの博物学者で、今日当たり前に行われている生物を厳密に分類し学名をつけることを創始した。
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