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□近世399.海保青陵 

2017-03-04 | 『新世界史頻出年代暗記』



[ゴロ]慶子たんを/ハイっと/解放せよ


稽古談(けいこだん))(1813年)(海保青陵(かいほせいりょう))

[ポイント]
1.海保青陵は、主著『稽古談』を1813年に成立させた。

[解説]
1.学問・思想の分野では、18世紀末から表面化した幕藩体制の動揺という現実を直視し、どのように克服すべきかという点から、政治や社会を批判的にみて、古い体制を改革し、そこから脱する方法を具体的に模索する動きが現われた。都市や村々の実情に接する人びとの中から、封建制の維持や改良を説く経世家の活動が活発になった。

2.海保青陵(1755~1817)は、丹後国宮津藩の武士の家の出。商売をいやしめる武士を偏見として批判。『稽古談』(1813(文化10)年成立)で、藩財政の再建は商品経済の発展をもたらす殖産興業によるべきであるという重商主義の経済論を主張した。

〈2016慶大・商AB方式〉

 学問の分野では、都市や地方の生活をふまえて、封建制度の維持や改革を提唱する[ 23 ]とよばれる思想家の活動が活発化した。[ 24 ]は、商売をいやしめる武士の偏見を批判して、藩財政の再建は商品経済の発展によってもたらされるべきであると主張した。[ 25 ]は『経世秘策』を著し、西洋諸国との交易や蝦夷地開発による富国策を説いた。」

(答:23経世家 24海保青陵、25本多利明、※原問には選択肢65語あり)〉


〈2014立大・現心コミュ福観光営:「

 3荻生徂徠は、古文辞学派の儒学者でもあった。徂徠は『( イ )』を著し武士の土着論を展開し、また徂徠門下の〈 あ 〉は『経済録』や『経済録拾遺』を著し4武士の商業活動の必要性を説くなど、その積極的な政治経済への発言がその後の経世論発達の礎となった。

問3.下線部3の荻生徂徠が江戸に開いた私塾はどれか。次のa~dから1つ選べ。


 a.蘐園塾 b.古義堂
 c.洗心洞 d.藤樹書院」


問4.これを同じく説いた『稽古談』の著者は誰か。次のa~dから1つ選べ。


 a.海保青陵 b.工藤平助
 e.佐久間象山 d.林子平」


(答:イ政談、あ太宰春台、問3a、問4a)〉


〈2012中央大・経済:「

問7 江戸時代後期の学問や思想について述べた次の文章の下線部1~8には、誤りが3つある。その3つの番号を解答欄に記入し、それぞれ対応する正しい語句を、漢字で書きなさい。

 元禄時代にはじまった古典の実証的研究は、18世紀に『古事記』や『日本書紀』などの研究へと進み、日本古米の道を説く1国学に発達した。このなかでたとえば『古事記伝』を著した2平田篤胤は復古神道を主張し、儒教や仏教を強く排斥した。


 幕府は儒学による武士の教育を奨励したが、儒学のなかにある尊王思想は、天皇を王者として尊ぶという思想で、3水戸学などで主張された。しかし、18世紀半ばに竹内式部が京都で公家たちに尊王論を説いて追放刑となるなど(4明和事件)、幕府の弾圧も厳しかった。


 さらに、封建壮会を批判し、それを改めようとする意見も表れてきた。たとえば八戸の医師5安藤昌益は『白然真営道』を著して万人が耕作して生活する世を理想とし、武士が農民から収奪する社会や身分社会を否定した。また、19世紀には封建制の維新または改良を説く現実的な経世思想が活発になった。6.太宰春台は『稽古談』を著し、藩財政の再建は商工業にたよるべきとの説を展開し、7本多利明は『経世秘策』などで西洋請国との交易による富国策を説き、8佐藤信淵は『経済要録』で産業の国営化、貿易による振興策などを主張した。」


(答:2本居宣長、4宝暦事件、6海保青陵)〉



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