縄文時代の人々は、10軒ほどの竪穴住居が馬蹄形(ばていけい)に並ぶ環状集落をつくっていた。 環濠集落とまぎらわしいので注意しよう。こちらは弥生時代につくられたもので、周囲に深い濠や土塁をめぐらした集落である。防御性にすぐれるが、同じ弥生時代には、より防御性の高い高地性集落が瀬戸内海沿岸でつくられた。環濠集落と高地性集落が頻出事項であるのはあたりまえだが、環状集落も意外と出題されている。
出題例
空欄に適当な語句を入れよ。
縄文時代には、広場を囲んで竪穴住居が配置されるいわゆる( )集落がつくられた。
99年立命館大(産社)
解答:環状集落
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