
▲ハルシャ・ヴァルダナの支配した領域
●インド(ヴァルダナ朝)
Harsha units the small republics from Punjab to Central India, and they, at an assembly, crowned Harsha king.
老練(ろうれん)無比の ハルシャかな。
606年 ハルシャ=ヴァルダナ王 カナウジ
550年頃、グプタ朝が「白いフン族」と呼ばれたエフタルの侵略によって滅亡すると、北インドは分裂状態に陥った。
606年、ハルシャ=ヴァルダナ(中国名:戒日王)がガンジス川上流のカーニャクブジャ(現カナウジ 曲女城)を中心に北インドの大部分を支配してヴァルダナ朝を建国。
ハルシャ王の死後、国内が分裂してヴァルダナ朝は滅亡。以後、地方政権が乱立、8世紀にはイスラム教徒の侵入が始まった。
【関連文化史―玄奘】
唐の僧玄奘は629年、陸路インドに赴き、ナーランダー僧院で学び、ハルシャ王と会見している。多くの教典を中国に持ち帰った玄奘は、太宗の保護を受け、『大唐西域記』を著した《「玄奘」の名前の中には「大唐西域記」の〈大〉がある!」》。
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