
戒日(かいにち)王の称号をもつ、インドのヴァルダナ朝の建国者(在位606~647)。
グプタ朝の衰退後、カナウジを首都に混乱した北インドを統一。
偉大な武将であり、デカン侵攻も企てたがチョルーキヤ朝のプラケーシン2世に阻まれた。
文芸の保護者であり、自らサンスクリットの戯曲も著した。
のち熱心な仏教徒となり、王の治世に唐の玄奘がインドを訪問した。
晩年には唐の太宗との間に使節を交換した。
後継者がなく、彼の死後ヴァルダナ朝は崩壊、古代北インド最後の統一王朝となった。
●ハルシャ=ヴァルダナ
ベック式暗記法!
老練無比の ハルシャかな。
606年 ハルシャ=ヴァルダナ
カナウジ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます