みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに みだれそめにし 我ならなくに
みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑにみだれそめにし われならなくに

河原左大臣 男
現代訳
奥州のしのぶもじずりの乱れ模様のように、私の心も(恋のために)乱れていますが、いったい誰のためにこのように思い乱れているのでしょう。 (きっとあなたの所為に違いありません)
河原左大臣(かわらのさだいじん)の紹介
源 融(みなもと の とおる、弘仁13年(822年) - 寛平7年8月25日(895年)は、嵯峨天皇の十二男。侍従、右衛門督、大納言などを歴任。
極位極官は従一位左大臣に至り、また六条河原院を造営したことから、河原左大臣(かわらのさだいじん)と呼ばれた。死後正一位を追贈されている。
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