goo blog サービス終了のお知らせ 

ベック式!難単語暗記法ブログ

質の高い暗記法、芸術的なゴロ合わせ、感動の記憶法をあなたに!抜群に効果的な実例満載!

1604(慶長9)年 〈糸割符制度〉★

2016-10-20 | Weblog

●江戸時代(後陽成天皇 徳川家康)
Itowappu trading system is established.
色は白いよ 糸割符。
           1604年    白糸     糸割符制度  

1604年、ポルトガル商人の暴利抑制のため、堺・長崎・京都の商人に糸割符仲間をつくらせ、白糸とよばれた中国産生糸を一括購入させる糸割符制度を開始。糸割符仲間は後に江戸・大坂の商人を加え、五ヶ所商人とよばれた。

五カ所とは京都長崎に、大坂江戸

 

[解説]
1.当時、ポルトガル商人は、マカオを根拠地に中国産の生糸(白糸)( しらいと)を長崎に運んで巨利を得ていたが、幕府は1604(慶長9)年、糸割符制度を設けて、糸割符仲間とよばれる特定の商人らに輸入生糸を一括購入させた。この結果、日本側が価格決定権をにぎることになり、ポルトガル商人らの利益独占の排除に成功した。

 

2.糸割符仲間を、まず京都長崎の特定の商人らにつくらせた。糸割符制度は、この仲間が毎年春に輸入生糸の価格を決定し、その価格で輸入生糸を一括購入して、これを仲間構成員に分配した制度である。

 

3.のちに商業分野では後発の新興都市である江戸坂の商人が加わり、五カ所商人とよばれた。

 

〈2014明大・経営

問3 下線部(ウ)糸割符制度に関する説明文の中で、正しいものを1つ選べ。

 A 糸割符仲間は、当初は江戸・京都・摂津の三ヵ所商人だけであった。
 B 糸割符仲間は、当初は江戸・京都・大坂の三ヵ所商人だけであった。
 C 糸割符仲間は、三ヵ所商人に長崎、堺が加わり、五ヵ所商人となった。
 D 糸割符仲間は、輸入生糸の価格を決定していた。」

(答:D)〉

〈2012立大・全学部

 徳川幕府が、1604年に設けた糸割符制度は、〈 い 〉と呼ばれた中国産の生糸の輸入に関して、幕府が特定商人に割り当てて統制するものであり、当時、中国と日本の間の中継貿易で莫大な利益をあげていたポルトガル商人の利益独占の排除をめざして行われたものであった。」

(答:い白糸)〉

〈慶応大

 五カ所のうち、最初からこの制度に加わっていた都市名を3つ記述せよ。」

(答:京都・堺・長崎)〉



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。