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▲ 王陽明
明の王陽明(王守仁)は、南宋の陸九淵(りくきゅうえん)の思想を発展させて、「事物の理は自分の心をおいてなく、それ以外に事物の理を求めても、事物の理はない」という、「心即理(しんそくり)」を主張。
認識と実践は一体のものであるとする「知行合一(ちこうごういつ)」を説き、実践儒学を誕生させた。この陽明学は学者から庶民にまで普及した。
明代の儒学 ベック式!ゴロ合わせ 〈陽明学〉★
Oh!嫁近(ちこ)う 心理見ん!
王陽明 知行合一 心即理 明
明末、陽明学左派の李贄(りし)(李卓吾)は儒学の礼教を偽善として非難、男女平等を説き投獄され、自殺した。
陽明学は、日本にも伝えられ、代表的な陽明学者に中江藤樹や熊沢蕃山がいる。大潮の乱を起こした元与力大塩平八郎や、倒幕運動した幕末維新の志士を育て、自らも安政の大獄に刑死した長州藩の吉田松陰らは、陽明学者を自称している。
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