中村正直の「頑張れプロ野球」

ベテラン野球記者の本音ブログです。

キーワードは「政権交代」か?

2009-12-03 16:38:19 | Weblog
 野球の話を書いても何か反応が薄いようなので、はやり競馬の話でここはお茶を濁しておくことにしよう。12月に入って一発目のG1は「JCダート」。先週の「JC」は一発目に書いた◎が3着で、後で手直しした◎が2着、そして勝った馬は1番人気。「何や簡単やないか!」と思ったわけだが、そんなもんは後の祭り。外れた事実は消しようがない。

 で、発表された枠順をマジマジと見た。圧倒的1番人気になるだろう武豊のヴァーミリアンは2枠4番。いい枠順、馬番に入ったじゃないか。後ろから行って直線大外をぶん回して一気に―というタイプではないだけに、好位でジッと我慢し、直線あっさり抜け出す、というシーンが目に浮かぶ。ただ、再三書いてきたように、鞍上が“斜陽”であるだけに、やはり本命にはできないし、しない。

 近頃の武豊のG1騎乗は、少しおかしいと思いませんか?春のウォッカや、交流G1のヴァーミリアンなどは力が2枚も3枚も抜けている実力馬で、勝って当然というところがあった。しかし、それ以外となると、見せ場すら作れていない。菊花賞のリーチザクラウンが少し惜しかった程度じゃないか。確かに、力が違う馬に乗って下級条件では勝ちまくってはいても、G1ではもう無理なんちゃうか。

 先日、今年の流行語大賞が発表されて「政権交代」が大賞を取った。こんなもん流行語でも何でもないと思うのだが、決まった以上、これが有馬記念にかけてのキーワードになる感じがする。とすれば、ベテラン騎手(馬)より、新鋭が連に絡んで穴を開ける、ということにならんか。少し安易ではあるが、そう決め込むことにしよう。

 ただ、今回は騎手より馬に当てはめ、3歳馬を狙う。外枠に入った16・ワンダーアキュートや、13のスーニ、11のラヴェリータ、9のゴールデンチケットもそうだ。まだ何かおったけど“主犯候補”はこの4頭だろう。さてさて、どれを◎に抜擢するか。続きはあしたまた。