しんちゃんの大工日記・2

三重県で伝統工法による無垢材と土壁の
家作りをしています。
奮闘中の棟梁の姿を嫁が綴っています。

「この家を作ってくれた人達を信じています」

2008-05-16 06:07:48 | 嫁のつぶやき
私は 「職人さん」 という響きが好きです。









家造りには、大工職人のほかにも 沢山の職人さんが必要です。
瓦職人・左官職人・板金職人・建具職人などなど・・。

沢山の職人さんたちの力で、初めて家が完成します。 



でも・・・・今 どこのFCにも入らず
独立して頑張っている職人さん達の現実はとても厳しいです。



そんな 頑張る職人さんに ぜひ読んでいただきたいブログがあります。

うちのブログでもリンクさせていただいている

「あったかい気分でいえづくり」のティガーさんのある日のブログです。

ティガーさんは地元の工務店さんとの家造りが最近完成をむかえ
ただいま 新居での生活を楽しんでおられます。


「この家を信じています」 
という題名のこの日のブログを読ませてもらった時
本当に涙がじわりじわりと流れてきました。


「この家を信じています」http://houchan430.blog122.fc2.com/blog-entry-170.html










「早く・安く」 の今の建築業界の中では、

家造りの職人さん達の
「手間ひまかけて」とか「精魂込めて」と言う言葉が聞かれなくなってきました。



でも・・・

施主様たちが 望んでいるのは 決して 「早く・安く」 だけでは
ないのだと強く思います。


ティガーさん達のように、

「この家を信じています」

「この家を作ってくれた人達を信じているからです」



そんな風に言ってもらえるような家造りをすることこそが・・・

施主様にとっても
家造りに携わる全ての職人さんにとっても


本当に理想的な家作りになるのだと・・・・思います。






「この家を作ってくれた人達を信じている」


この言葉は、職人さんにとって 一番の心にしみる言葉、一番嬉しい言葉
そして一番身が引き締まる言葉だと思います。


忘れられない言葉になりそうです。









西井建築工務店ホームページ
http://www.isesima.jp/nishii/index.html
コメント (10)
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