占い館『たいようの館』 占い三昧の日々を報告します

占いの定義は難しい。当たる当たらないに始まり安心な要素より不安な要素のほうが多い。ぼくは占い師ではなく推命家です。

国家的な節約

2008年10月30日 21時27分15秒 | Weblog
今日の麻生総理の話では、3年後に消費税を上げるような話をしていたが、それ自体は仕方がないかもしれない。後世に借金を残さないと言う主旨には賛同しないわけではない。

しかし、社会保険庁の施設建設の無駄使いに始まる公費の浪費を改めること、役人の汚職を改めることなど、内部浪費を無くすことが最優先だと怒りたくなる。

国家を最小単位に集約すると一戸の家庭になる。
誰だって、家計が苦しくなれば節約するに決まっている。
まずは内部の支出を抑えることくらいわかりそうなもんだが、ぼっちゃん麻生にはわからね~かもね。

経済が悪くても・・・

2008年10月28日 14時06分38秒 | Weblog
代理社長をしている会社の社員旅行で温泉に行ってきた。若い社員たちと呑んでカラオケして盛り上がった。 しかし、いつどこがどうなってもおかしくない(会社がね)昨今、極小会社としては、明日の見えない経営に、幹部間の顔色は決して明るくない。 で、そんな中、車の窓から見える抜けるような青空と赤・黄色に染め上げる山々の紅葉だけは時代がどうあっても変わらない。 先日漫画家の黒鉄ヒロシ氏が、「ぼくは経済こそが、世界を決定する最大の要素とは到底思えない」と言っていた。 昨今ではテレビをつけると株価暴落だ、サブプライムだとやたら世界経済に偏った話題か、人身に関する事件ばかりだ。しかし、人間はもともと畑を耕し、森で獣を追い、季節と天候に従い、またそれを頼りに生活をしてきたはず。いつしか仕事と金がそれらに取って代わり、一番大切なものだと勘違いし、春夏秋冬、花鳥風月をめでる「もののあわれ」を忘れ、何かざわざわと寂しい生活に追い立てられるようになってしまったような気がする。 ぼくはちょっと前に50歳を迎え(じじいだ)、思った。これから(50代以降)は、仕事よりも季節の行事や風流を優先するような生き方をすることにした。これまでのように、仕事第一位主義ではなく、春の新緑に始まり、夏の夕涼み、夏野菜を育て、秋には紅葉、冬は雪見酒・・・これをめでなくして何が歳を重ねる・・・ことなのかと思ったからだ。だから、この仕事をしていても、忙しくし過ぎないことを旨としている。 これも、恐らく自分自身が破綻を経験して、仕事、金、経済の生活構造では人は満たされないことに気がついたからだと思う。 で、関越道を走って、蒼空と紅葉を眺めていると、経済が破綻そても、この空と山々は変わらず、何物をも求めずに安らぎと癒しを与えてくれるのだなあと、とてもありがたい気持ちになってしまった 厳しい経営を余儀なくされている多くの社長、少し仕事を離れて(1日でもいいから)温泉にでも行ってください。そして木々や空を眺めて何か感じてください

保証協会と連帯保証人

2008年10月27日 14時44分35秒 | Weblog
銀行などへの返済が3ヵ月(一般的に金融庁が金融機関に通達している期間)遅れると、保証協会へ代位弁済される(保証協会付きの場合でプロパー融資は別の流れになる)。

この場合、主債務者と連帯保証人には同時に連絡が行き、債権が一括請求される。債務者に不動産資産があり、抵当権が設定されている場合、ほとんどのケースでは任意売却を薦められて売却益を債権者に配当するが、これは連帯保証人も同様。仮に抵当権設定がない場合でも、売却を薦められることになり、同意しなければ債務名義を取って競売に流れることもある。

これを防ぐ方法はいくつかあるが、残念ながらここでは書くことはできない。ご希望であれば直Mで聞いてください(ぼくブログの場合、返信いただいても直接掲載はされず、一度ぼくが目を通してから掲載しますのでアドレスは公にはなりません)。

現在、この状況の顧問先があり、連帯保証人の資産を保全するための闘いが続行しています

楽器とカラオケ

2008年10月26日 13時25分20秒 | Weblog
中学生の頃はフォークソングが最盛期で、
ぼくの世代の多くは簡単なギターコードくらいは押えられる

高校時代は一時クラッシックギタークラブに所属したこともあり、
40の手習いで、エレキギターを始めた。
しかし慣れないピックに手間取ってなかなか上達しない。

続いてピアノ、ドラムとお稽古おたくと化してゆき、
ついにはひとり演奏会など開催している(誰も来ないが
ただ一人で演奏しているだけですけどね。

カラオケも好きです
マイクを持つと離さないタイプかも

楽器・カラオケとも、ジムトレ・酒に続き大切なエンターテイメントで
どれだけ辛い時に救われたかわからない。




温泉旅行

2008年10月24日 09時58分44秒 | Weblog
さてさて、今日は代行社長をしている顧問会社の温泉旅行
午前中はあいにく雨らしいけど、雨の温泉もいいね

思えばこの会社は営業譲渡して、あっという間に回復した好例。
わが子のように目を細めて見てきたので思いはひとしお。
15名ほどの社員と一緒に飲む酒はうまいだろうなあ

では、行ってきま~す

地方都市の信金 3

2008年10月23日 16時02分10秒 | Weblog
さて、この地方都市の信金へ不動産業者として売却の交渉に行った。
出てきたのは支店長。 

「A社(中古車販売会社)の販売業績が悪く、重ねてガソリンの高騰などが重なり、社長は廃業することを決めました」
「つきましては、本社を売却しようと考えています」
「しかし、現在の実勢価格は6000万円ほどですから、2億円の残債から差し引いても1億4000万円もの債務が残ります」
「それは承知の上ですが、今以降さらに不動産価値が下がると予想されますから、売れる内に売ったほうがいいのでは」
「いえ、社長にはもう少し頑張って事業を続けてもらい、返済をしていただかないと・・」
 と、このようなアホな返答しか返ってこない。
 社長はもう事業を継続する意思も気力もないのだから、返済はできないといくら言ってもだめ。こうなると、何が何でも返済はせずに我慢比べだ。

地方都市の信金 2

2008年10月23日 15時22分05秒 | Weblog
1と2は売却で3の自宅を守る。
さて、どのような順番で売却しましょうか。

 (まずは自宅保全)
・2億円の残債がある信金は、たとえ6000万円で本社を売却しても
 1,4億円取り損ねるわけで、当然2の賃貸物件と自宅をも売却しろと裁判をし てくることも考えられる。そのため、まず最初にすることは自宅保全だ。で、
 どのようにして保全でするか・・・名義変更することが浮かぶが、ここにきて名義 変更は限りなく詐害行為性が高くてお薦めできない。
 この場合は、自宅に抵当権を設定して無剰余(借金のほうが時価よりも多い)状 態にすることで保全できるが、これも決して100%ではない。

 (次は賃貸物件の売却)
・1800万円の時価で借金が1400万円だから、売却すれば400万円が手元
 に残るので、次はこの物件の売却

 (最後に本社の売却)
・そして借金づけの本社の売却。これで信金はほかの不動産には手が出せない。

地方都市の信金 1

2008年10月23日 15時10分55秒 | Weblog
関東地方の地方都市で中古車販売をしている会社の経営顧問をしている。

ガソリンの高騰、車業界の販売不振から中古車が売れず会社継続が難しくなってきた。
社長は、こんな状態で経営を続けることは、いたずらに傷口を広げるだけだと考えて廃業することにした。賢明な判断である。
ただ、メインバンクである信金には2億円の債務があり、3件ある不動産をどのように処分していいのか迷っている。

1、本社兼展示場 会社所有 信金が抵当権設定 2億円残債 時価6000万円
2、賃貸物件   会社所有 国金が抵当権1400万円残債 時価1800万円
3、自宅     社長所有 抵当権なし  時価1200万円

これらの状況から、1と2は売却して自宅だけ守れればよいという。

競売について書きます(ぼくの話)その4

2008年10月22日 18時29分15秒 | Weblog
しかしこの計画は成功せず、債権者の答えはNO!

さて、半年ほど経ってから標準価格が出た。何と230万円、すぐに落札されたのだがその価格は250万円。ぼくが買うと言った300万円より低いのだった。当然このような結果は想定内のはずなのに、債権者はみすみす50万円もとりそこねたことになる。何たるおばかな債権者!!

さてさて、このマンションは1棟に50世帯くらいが暮らしている。
ほとんどの居住者は、初めからローンをりちぎに支払っている(はず)のだから、今でも1000万円以上の残債がある(はず)。そこにきてぼくの物件を買った方は250万円で同じものを手に入れることができたのだ。中古とはいえ、残債1000万円(もしくはこれ以上)と250万円ではあまりに差がありすぎる。
落札価格の4倍もの抵当権が付いている不動産を、これからも支払ってゆかねばならないことを知ったら、どう思うだろう。
ううううん、矛盾だ

競売について書きます(ぼくの話)その3

2008年10月22日 18時15分51秒 | Weblog
競売は債権者にとってもリスキーです。
まず、実勢価格の30~50%ほどを供託金として所轄の裁判所に預けます。
ほとんどは弁護士に依頼するので弁護士費用や訴訟の手間など、面倒。
だから債権者は所有権者に「任意売却してくれ」と言ってくることが普通。
ぼくの場合は先手を打って「任意売却します」と申し出た。

これには戦略があった。
まず、この時点でのローンの残債は約2000万円くらい。
実勢価格は不動産鑑定士によると約400万円くらいだという。
競売の場合、標準価格(2年前までは最低落札価格と言った)は実勢価格のおよそ70%くらいだから、300万円で買うという人がいますから、売却してもいいかと債権者に言う。
この300万円で買うという人はぼくの知人で、300万円はぼくが揃える。で、債権者が売却に応じれば、ローン残債2000万円が1700万円値引きで抵当権が解除となり、所有権が移転できるということ。その後賃貸すれば、300万円はすぐに(仮に10万円で賃貸すれば30ヶ月で回収)利回りは25%、何という高利回り!!これをセル&リースバックといいます。