占い館『たいようの館』 占い三昧の日々を報告します

占いの定義は難しい。当たる当たらないに始まり安心な要素より不安な要素のほうが多い。ぼくは占い師ではなく推命家です。

『旺の逆転』をわが身で検証!

2013年09月30日 17時06分30秒 | Weblog

四柱推命で鑑定する時に重要な点があります。

身旺か身弱か、ということです。

簡単に説明します。

               ・

日干が甲木の場合、

天干と地支にどのくらいの木星もしくは水星があるかということ。

木のグループと、木を応援する水のグループが多い場合は身旺、

逆に少ない人は身弱です。

(鑑定していて身弱の人にはなかなか身弱とは言いづらいものです)

               ・

丙壬庚乙

午寅辰未

大運 甲戌

年運 癸巳

これがぼくの四柱八字ですが、我が身日干の壬水は天干・地支に水がなく、

かろうじて辰の蔵干中に癸があるのみと、

月干の庚金が水源となっていますが、身弱です。

              ・

ある推命家は、今年は病気と散財に気を付けてくださいとのこと。

何故なら、身弱の上に、(巳)午未で南方合半会で2013年は巳年、

さらに寅午(戌)で三合火局半会の上、大運で戌。

見事に南方合と三合火局が成立しています。

これではいかに水剋火といえど、反剋に会い水は負けてしまいます。

今年は何もせずひっそりと暮らしていても悪い年です。

(そんな年に占い館を開店してしまいましたが・・・)

                ・

しかし、ある推命家はこの説を覆します。

『旺の逆転』といい、ある法則に従い年月の蔵干が変わるというのです。

丁戊乙丁

これが現況のぼくの蔵干ですが、年月の蔵干を剋す五行に変化します。

丁戊乙丁→丁戊辛癸となり、

丙壬庚乙の我が身壬水は癸水に根を持ち、

辛金も加わり身旺となるというのです。

                    ・

となるとどうなるか?

火の勢いが強いことには変わりありませんが、

身弱では忌神だった火・土・木が逆転して喜神に変わり、

火は水にとっては財運であるため、とてつもない財運が廻ってきていると考えられます。

                   ・

2013年も²/₃が過ぎて残すところ4か月あまり。

この間に身弱のまま悪くなるか、はては身旺となって幸運に恵まれるか。

わが身をもって検証してみます。

                    ・

※『旺の逆転』が立証できた場合、これまでの身弱であった方の推命が大きく変化します。

 但し、すべての方が逆転するわけではなく、ある条件があります。

 ぜひ正確にご自分の運命を知りたいということでしたら、この法則に従って鑑定いたします。


小室哲哉氏の人気と破たん(ちょっと古いけど)を検証(その2)

2013年09月23日 17時07分48秒 | Weblog

では奥様のKEIKOさん。

1972年8月18日生まれ

/辛戊壬

/巳申子

大運 1996年~2005年 乙巳

    2006年~2015年 甲辰

歳運 癸巳

辛日、申月生まれ。

宝石である辛金は申月の月令を得て強く、

辛金がもっとも喜ぶ壬水が年干に現れていますが、

残念ながら月干には戊があり、水をせき止めています。

せっかくの壬水が辛金まで届きませんが無いよりは良いでしょう。

申月8月は暦の上では秋ですがまだまだ暑い夏です。

柔らかな辛金は庚金で冷やすか壬水に浸って輝きたいところ。

身旺な彼女には庚金は冷やすと同時に力を与えてしまうので、

この状況では不要、時柱がわかりませんが身旺です。

喜神は壬水

忌神は火・土

                 ・

デリケートな辛金は、まず火で溶かされることを最も嫌います。

次は土に埋もれて埋金になること、

水が多すぎると水没(沈金)してこれまた世に出られません。

結構手が焼ける方です。

                 ・

KEIKOさんの大運を見ると、

1996年~2005年が乙巳です。

自分自身の日支が巳でさらに巳が廻り、

乙木は焼かれて火事状態、人気はあってもきつい10年でした。

2006年からは甲辰で甲木は火の燃料となり、

さらにやっかいな辰は土から火に(火土同根)変わり火勢が増します。

2011年、辛卯の年にクモ膜下出血でKEIKOさんは倒れます。

もともと身旺な上に比肩辛金が廻り、卯の燃料は火勢をさらに強くし、

耐えきれなくて溶けてしまいました(火の象意は血管・心臓)。

                  ・

小室さんの日干は戊土、KEIKOさんは辛金。

五行の関係では土生金でKEIKOさんは小室さんに生じられていますが、

小室さんの喜神は丙火と木でKEIKOさんは壬水。

どちらも欲しいものを持っていません。

小室さんにとって辛などあってもなくてもよい十干で、

KEIKOさんにとって戊はむしろ不要な十干です。

             ・

KEIKOさんの次の10年は、癸卯。

癸水は綺麗水を求める辛金を汚すとされていて、

あまり良い十干ではありませんので、

健康を第一に考える必要があります。

この10年を乗り越えれば次は壬寅。

待望の壬水にやっと巡り会えます。

どうか、それまで健やかでありますよう、お祈りいたします。

※主に会社の経営者を対象に、会社と経営者のバイオリズムを推命します。

 HPからお問い合わせください。

 http://www.taiyou-y.com/


小室哲哉氏の人気と破たん(ちょっと古いけど)を検証(その1)

2013年09月19日 17時45分08秒 | Weblog

1990年代の代表的な音楽といえば小室哲哉氏。

自分のグループはもちろん、提供した楽曲も多く、

一時は納税額が10億円とも言われていました。

しかし、2000年代になると一転して低迷。

2008年頃には破たんして妻のKEIKOさんに助けられたような報道もありました。

              ・

小室哲哉 1958年11月27日生まれ

/戊癸戊

/申亥戌

大運 1982年~1991年 丙寅

    1992年~2001年 丁卯

    2002年~2011年 戊辰

    2012年~2021年 己巳

歳運 癸巳

さて、この方の履歴はかくも公にわかっているので、

かなり正確に推命学を検証できます。

              ・

戊(つちのえ)日、亥(いのしし)月生まれ。

月令は得ていませんが、月干には比肩、月支に戌があって

強く日干を支えています。

点数では身弱ですがやや身旺と見ます。

喜神は丙火と木、

悪神は土。

              ・

小室氏が大活躍の1990年代は丁卯で火と木。

その前のTRF時代も丙寅、やはり火と木。

ここで彼の喜神が明らかに火と木であるとわかります。

特に1980年代には一番ほしい丙火で盤石な土台を作りました。

もともと元命式では日干が戊で身旺。

財星である水は月令を得てこれも強く身旺財旺です。

我が身と財星はいつでも金持ちになれる準備があるので、

これに丙火の光が当たり土が木で剋されれば盤石な財運が巡ります。

それこそが1982年からの20年だったのです。

               ・

さて時柱を推測しましょう。

身旺財旺で光(丙火)と木(甲・乙)が来て申し分ないのですが、

欲を言えば何か一つ足りません。

有名・名声・表現者を表わす食傷です。

戊日生まれの金の十干は庚辛ですが、

庚は申、辛は酉です。

こうも有名になったのだから、強い金になってもらいましょう。

辛酉であれば、(申‐酉‐戌)の西方合で決まりです。

              ・

さて、2002年からの大運で戊戌が廻ります。

身旺の彼にとってさらに比肩である戊と悪いことに戌も土。

年干の戊でさえ、自己主張が強い上にもうひとつ戊土です。

確実に傲慢と自我によって自滅してしましました。

次回は妻KEIKOさんとの関係を見ましょう。

(つづく)

※主に経営者の方を対象に、推命学による運気の衰勢を鑑定します。

 HPよりご連絡ください。

 http://www.taiyou-y.com/


小室哲哉氏の人気と破たん(ちょっと古いけど)を検証(その1)

2013年09月19日 17時45分08秒 | Weblog

1990年代の代表的な音楽といえば小室哲哉氏。

自分のグループはもちろん、提供した楽曲も多く、

一時は納税額が10億円とも言われていました。

しかし、2000年代になると一転して低迷。

2008年頃には破たんして妻のKEIKOさんに助けられたような報道もありました。

              ・

小室哲哉 1958年11月27日生まれ

/戊癸戊

/申亥戌

大運 1982年~1991年 丙寅

    1992年~2001年 丁卯

    2002年~2011年 戊辰

    2012年~2021年 己巳

歳運 癸巳

さて、この方の履歴はかくも公にわかっているので、

かなり正確に推命学を検証できます。

              ・

戊(つちのえ)日、亥(いのしし)月生まれ。

月令は得ていませんが、月干には比肩、月支に戌があって

強く日干を支えています。

点数では身弱ですがやや身旺と見ます。

喜神は丙火と木、

悪神は土。

              ・

小室氏が大活躍の1990年代は丁卯で火と木。

その前のTRF時代も丙寅、やはり火と木。

ここで彼の喜神が明らかに火と木であるとわかります。

特に1980年代には一番ほしい丙火で盤石な土台を作りました。

もともと元命式では日干が戊で身旺。

財星である水は月令を得てこれも強く身旺財旺です。

我が身と財星はいつでも金持ちになれる準備があるので、

これに丙火の光が当たり土が木で剋されれば盤石な財運が巡ります。

それこそが1982年からの20年だったのです。

               ・

さて時柱を推測しましょう。

身旺財旺で光(丙火)と木(甲・乙)が来て申し分ないのですが、

欲を言えば何か一つ足りません。

有名・名声・表現者を表わす食傷です。

戊日生まれの金の十干は庚辛ですが、

庚は申、辛は酉です。

こうも有名になったのだから、強い金になってもらいましょう。

辛酉であれば、(申‐酉‐戌)の西方合で決まりです。

              ・

さて、2002年からの大運で戊戌が廻ります。

身旺の彼にとってさらに比肩である戊と悪いことに戌も土。

年干の戊でさえ、自己主張が強い上にもうひとつ戊土です。

確実に傲慢と自我によって自滅してしましました。

次回は妻KEIKOさんとの関係を見ましょう。

(つづく)

※主に経営者の方を対象に、推命学による運気の衰勢を鑑定します。

 HPよりご連絡ください。

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不動産売却と引っ越し(その3)

2013年09月15日 18時06分51秒 | Weblog

この方の年盤の中宮の12支は子です。

また、開神は申と丑。

これらを、引っ越しの年月日の南(午方位)と

良い関係を作ることで、引っ越しを吉にできます。

          ・

2013年の南は酉、

9月は丑、

10月は寅、

丑が開神ですから、10月よりは9月がよい。

さらに南にもうひとつの開神の申が廻る日は9月22日、

10月は28日が申日なので、

これらのどちらかを引っ越の日とします。

          ・

結局、9月22日は今からだと難しいということで、

10月28日になりました。


田中将大と里田まい、アゲマンか?

2013年09月11日 16時47分03秒 | Weblog

個人的にはあまり興味はないけど、プロ野球界では大記録だとか。

開幕20連勝が世界記録らしいですね。

こう毎日報道されると、いやでも記憶してしまいますからね。

高校野球の時は斉藤祐樹と人気を二分しましたが、

今やこの斉藤君はどこにいるの?

(野球音痴の私にはどこにいるのかさえわかりません)

              ・

で、星野監督も大絶賛の楽天田中将大投手の命式。

/庚壬戊

/申戌辰

大運 乙丑 2歳運

年運 癸巳

天干すべて陽干で男性的で強い運気と個性です。

我が身日干は叩かれて器物になる庚金です。

丁火が叩く役割になりますが、命式中にはありません。

(時間がわからないのでここにあるかもしれませんが)

日干の真下、日支が妻星申金で庚金の根となります。

申金の妻の応援が田中投手の活躍につながっているのかも・・・

とすると、里田まいさんが丁火をお持ちかな?

月令は得られず戌辰の土が年干の戊を支えている形で身旺ですね。

ありがたいのは丁火、水。

                 ・

里田まい

/壬丁甲

/戌卯子

大運 甲子 7歳運

年運 癸巳

やっぱりありました、庚金を溶かして鍛える人口の火(鍛冶屋のふいご)。

しかもその横には火の燃料となる甲木がドンと鎮座しているではないか。

地支の卯は甲木の根となり、これまた甲木をしっかり助けています。

この女性は田中投手の庚金を鍛えるためにいるようなものです。

ただ、日干は壬水なので、丁火にとっては脅威ですが、

我が身日干から見ればあまり気にすることのない火です。

まいさんは田中投手とは一転して身弱ですから、水金がありがたい。

ということで、庚金のマー君はまいさんにとっても水を生じてくれる

ありがたい旦那様ですね。

                  ・

大運は乙丑で、乙木は彼にとっては財星、

年運は癸巳で水に漏らして吉。

昨年の壬(水)辰の時から運気は田中投手に向いていました。

マー君の活躍は数年続くでしょう。


不動産売却と引っ越し(その2)

2013年09月10日 12時40分12秒 | Weblog

(つづき)

今年は5黄中宮で、乾宮(北西)が歳破です。

9月は4録木星月で5黄殺が乾宮、暗剣殺は巽宮(南東)、

月破は震宮(東)です。

2013年の年盤と月盤に、この方の年盤1白水星を重ねると、

安全な方位はだ西だけです。

10月はというと北東と南西です。

           ・

まあ、南に引っ越すことは決まっているので、

吉凶方位を出しても仕方ないのですが、

いずれにしろ、9,10月は安全な方位は上記の通りとなります。

           ・

引っ越しは何を以って引っ越しとするかというと、

諸説ありますが、そこに初めて寝た日というのが引っ越しの初日となります。

さらに、同じ所に45日以上寝たことで引っ越しが完了します。

荷物を運んだり、不動産屋と契約したことは引っ越しではありません。

では、45日以内に別の所に数日寝泊まりすれば吉凶は出ないのかというと、

そうでもありません。

やはり45日以内でも、そこに長くいることで気が宿ります。

完全な形で引っ越しが終了できなくても、

何らかの影響は出てくるということです。

            ・

この方の凶運を消す(完全に消すことは難しく和らげる)ような有効な手段はいくつかあります。

・凶を以って凶を消す

・一度吉方位に引っ越す

・お水取り等で吉を得る

これらの具体的な方法は複雑なのでここでは書きませんが、

この方の場合はかなり難しいと思います。

(つづく)


不動産売却と引っ越し(その1)

2013年09月09日 18時45分57秒 | Weblog

年配の女性からの相談です。

現在居住の場所から24方位中、正午(真南)方位に引っ越したいとのこと。

この方の年の九星は1白水星なので、午方位は5黄殺にあたります。

今年は知ってのとおり5黄巳年で、ただでさえ引っ越しは避けたほうがいい年です。

その中、年盤で5黄殺方位に引っ越すというのだから大変。

聞けば、現在居住中の一戸建てが希望額で売却できそうなので、

それならばと、無理を押しての引っ越しです。

               ・

今回のテーマは2つあります。

一つは家屋の売却、もう一つは引っ越しそのもの。

なので、家屋の売却と引っ越しは別に考えたほうがよさそうです。

めったにない良い話なので、売却自体は話を進めましょう。

そして、引っ越しだけは慎重に凶意を避けて最善な方法を取ります。

さあどうする…・

(つづく)

 


会社の破たんと大運・年運の関係は?自分の経験で検証!

2013年09月03日 15時40分55秒 | Weblog

今回は、ぼくが設立した建築会社の破たんと再生の話です。

               ・

1984年に1軒目の自宅ログハウスを自力で作りました。

(その後2軒目の自宅と1軒の事務所兼レストランを造る、ともに大型ログハウス)

1984年 大運 丙子

               ・

1990年代には年商3~4億円の会社に成長しましたが、

2001年8月にデフレ不況により破たん。

2001年 大運 甲戌

               ・

しかし、執念と意地で1年で自力(自力でログハウスを造った時と同じく自力)再生。

営業譲渡により、会社は再生し復活、これまで以上の業績でした。

その後、事業再生コンサルタントとして1000組以上の会社社長と面談し、

自身の経験を生かした事業再生を展開してきました。

               ・

そして、今年2013年は、6月に「たいようの館」を開店。

破たんから12年目、十二支が一周しました。

1984年 丙子 (甲子) 1軒目のログハウス

2001年 甲戌 (辛巳) 会社破たん

2002年 甲戌 (壬午) 会社再生

2013年 癸酉 (癸巳) 「たいようの館」開店

※( )内はその年の干支

               ・

(私の命式)

丙壬庚乙   用神 庚金・水

午寅辰未   悪神 土・木

1984年、1軒目の家作りの時は、

大運年運とも子水が廻り身弱な壬水を応援してくれて

建築もうまくゆき、出版も果たせました。

2001年は大運では甲木で漏らし戌から剋されます。

このため水不足となり、事業はうまくゆかなかったと考えますが、

はたしてこの程度の凶運で破たんまでになるかというと疑問です。

つまり、これは事業はうまくゆかないが、

のちのちの教訓くらいにはなるなのではないかと考えます。

ただ、巳午未の南方合で暑いことは確かで、

これが水不足に追い打ちをかけていますが、

それでも弱いながらも辛が冷やし金生水で水を生んでくれていますから、

決定的に火旺土旺ではありません。

そして2002年は比肩壬水が廻り身旺になり事業は回復、

破たんから再生へと続く五行の形成です。

              ・

そして今年2013年の「たいようの館」開店はどう見ましょうか。

諸先生にお聞きすると、やはり今年は事業開始や引っ越しにはよくないといいます。

何より巳午未の南方合の再来で火旺盛で水不足・・・でしょうか?

大運では2008年から癸酉、年運は癸巳でともに十干は癸水。

酉は水を生んで、大運自体は決して悪いものではありませんね。

12年前の木と土よりはずっといい。

今年は、2月4日から半年が過ぎました。

あと半年で店と体調がどうなるか、検証です。