占い館『たいようの館』 占い三昧の日々を報告します

占いの定義は難しい。当たる当たらないに始まり安心な要素より不安な要素のほうが多い。ぼくは占い師ではなく推命家です。

お騒がせ、みのもんた氏の今後

2013年10月29日 17時09分31秒 | Weblog

先日記者会見を開いたみのもんた氏。

今後どうなるのでしょうか?

ものもんた(本名:御法川法男 みのりかわのりお)

/戊壬甲

/午申申

大運 己卯 2010年~2020年

年運 癸巳

戊の日、申月生まれ。

月令を得ず通根も無く、

午申それぞれの12支の中の土にはあるものの身弱です。

また、甲壬ともに同じく通根せず、天干はすべてエネルギーの供給を得られていません。

喜神は土と火

忌神は金と木

                  ・

天干すべてが陽干なので、一見男性的でリーダータイプに見えますが、

我が身戊土は身弱でしかも年柱の甲木に剋され、

月柱の壬水を剋しへとへとに疲れています。

従って、強そうに見えていて実は気弱でふんばりが効かず、

いざとなるとさっと身を引くような方にお見受けします。

                  ・

このたび、息子の不祥事によって看板番組を降板しましたが、

時柱(子供)に剋されるということで、単純に甲木(午前3~5時生まれ)を入れると、

甲寅となり、ともに強力な木星で、しっかりと親を剋しています。

さらに大運でも2010年から己卯で木星が廻り木旺に拍車がかかりました。

また、卯が根となり、死木が生木に変わり、壬水の水も手伝って(水生木)

木旺は夏(申月とはいえまだ8月の暑い時期)の盛りで大きく葉が茂ります。

このため、年柱の甲木も生き返ります。

ここは祖先や社会の場所なので、この方はもっと先祖を供養し、功徳を積むべきでしょう。

大運は2020年まで続くので、今回汚名を挽回することは難しいのでは?

さらに次の大運では庚金に漏らす構造で、まだ挽回は望めそうにありません。

とは言え、ラジオで活躍していた頃(1970年代の文化放送「セイヤング」)から聞いていたので、

がんばって復帰できることをお祈りいたします。

 


じぇ、じぇ、能年玲奈さん、今後の活躍は?

2013年10月22日 16時34分48秒 | Weblog

NHK朝ドラで一躍有名人になった、能年玲奈さん。

僕の世代ではこの方より薬師丸ひろ子、小泉今日子に目がゆきますが、

これからの活躍が期待されるということで主役を鑑定しましょう。

1993年7月13日生まれ。

/乙己癸

/未未酉

大運 辛酉 偏官 2012年~2121年

年運 癸巳

乙木の日、未月生まれ。

乙木は月令を得ず根もありません。

点数、力量どちらも弱く身弱です。

やや土が多く未の中の火も気になりますが、

年柱の癸水がかろうじて火土の大過を止めています。

癸水に根が欲しいところです。

喜神は水(癸)と木(甲)。

忌神は金。

             ・

天干がすべて陰干のため、女性的で控えめに生きるようなタイプです。

しかし、日干の乙木はお花であり、綺麗に咲いて人に見せることが使命。

女優、モデル、作家などにはうってつけです。

さらに己土の大地と癸水の雨があり、花は美しく咲いています。

まさにこの方は自分で美しく花開く素材をすべて持ち合わせていますから、

女優は宿命的なお仕事と言えるでしょう。

            ・

さて、大運を見ると辛酉です。

乙木にとって一番嫌な金が揃い踏みです。

これでは弱い花は辛のナイフに切られてしまい、咲くことができません。

このままではじぇ、じぇ・・・まずいぞ。

            ・

そこで時間を推測しましょう。

金をやっつけるのは火ですが、太陽では周囲を暑くするだけで金を溶かすことができません。

丁火で辛を溶かしてしまい、美しく咲いてもらいます。

乙日生まれの辛はというと、午後9時~11時です。

ありがたいことに12支は亥の水、

これで癸水に根ができて熱い未月でもしっかりと雨を降らせることができます。

従ってこのようになります。

丁乙己癸

亥未未酉

大運は2021年まで続きますから、人気は少なくともオリンピックあたりまでは大丈夫です。

活躍を期待しています。


桜塚やっくん、死に至る理由とは?

2013年10月10日 12時24分19秒 | Weblog

10月5日午後4時頃交通事故死

桜塚やっくん(斎藤恭央さん)

1976年9月24日生まれ

/己丁丙

/卯酉辰

大運 辛丑 4,9歳運 2011~2020年

年運 癸巳

己の日、酉の月生まれ。

我が身己土は辰に根を持ち強く、年月柱には丁丙火があり、

辰の癸水はあるものの渇水状態、熱い土です。

土と火で我が身は旺じています。

用神は土を耕す甲木、熱を漏らす庚金。

忌神は火と土(水)

                  ・

交通事故死となると、金星に注意です。

おわかりのとおり、月柱の酉と大運の丑、年運の巳で三合金局です。

さらに亡くなった10月5日は辛酉月でここも金旺。

東京から九州に向かう途中の事故らしく、西(酉方位)へ向かっていたこと。

三合金局、辛酉月、酉方位でこれ以上ないくらいの金旺です。

この方は火土旺で金旺ではないのですが、

やはり何かの五行で身旺の場合、突発的な事故で死に至るという事例です。

ご冥福をお祈りいたします。


坂東三津五郎さん、回復はなるか?(その2)

2013年10月05日 13時08分24秒 | Weblog

三津五郎さんの大運を詳しく見ます。

1956年 己丑

1961年 戊子

1971年 丁亥

1981年 丙戌

1991年 乙酉

2001年 甲申

2011年 癸未 ~2020年  年運 2013年 癸巳

2021年 壬午

2031年 辛巳

生まれてから2旬目までは土が多く、苦しい幼少時代だったと思います。

その後丁火丙火とうれしい暖気が巡り、順調に人気が出ます。

1991年からは金が廻り始め、表現の通変でもあり芸に磨きがかかります。

この運気は前回の大運まで続き、歌舞伎界を支えるまでになりました。

                  ・

現在は、2011年~2020年の10年の中にいます。

用神は木と金ですから、大運・年運どちらにも木・金ありません。

癸水の雨は己土にうるおいを与えるという意味では多少力にはなりますが、

1月の寒い景色の中では雪に変わり、あまりありがたいものではないですね。

                     ・

年運では来年は甲午、再来年は乙未です。

甲木(大樹)は旺過した土を耕してくれることから、回復傾向と見ますが、

年運は大運に比べて力量が小さく、

大運の癸未が数年続く限り油断はできません。

ご自身の運気が弱い時なので、お水取りなどの祐気取りがよく、

また、先祖供養で神仏の力をいただくこともいいと思います。

 


坂東三津五郎さん、回復はなるか?(その1)

2013年10月04日 17時06分59秒 | Weblog

凶事が続く歌舞伎界。

昨年末の勘三郎、今年2月の団十郎という大スターに続き、

今度は坂東三津五郎さんが膵臓がんで手術。

さて、今後はどうなるか?

坂東三津五郎  1956年1月23日生まれ。

×己己乙

×丑丑未

大運 癸未

年運 癸巳

一見してわかるように、土が5つで乙木がひとつ。

かなり偏った命式です。

時間がわかりませんが、土か木であれば外格中「両神成象格」です。

                    ・

外格の場合は、内格と違い旺じているものを良しとしますが、

推命家によっては内格同様の判断をすべきと言われる方もいます。

なので、用神の取り方が見方により逆になってしまうのです。

私は、外格といえど、五行の相生相剋に従って判断します。

従って、用神は土を剋す木と金です。

                   ・

三津五郎さんの場合は、明らかに土旺です。

乙は官星で土を酷しますが、到底剋すことなどできず、反剋に会います。

乙木は土に埋もれて無いも同然です。

そこに大運の癸水と未が廻り、年運でも癸水が来ています。

                  ・

土・金・水が旺じると癌を心配しなければなりません。

昨年の壬水、今年の癸水で水が旺過しています。

しかし、どこにも金がないことから、時柱に金があると推定できます。

己日生まれの場合の金星は庚午か辛未です。

強い金であれば庚午、金は小さいが土を持つ辛未か?

ここは大きな庚午(午前11時~午後1時)で、午の中の蔵干で己も作用したと解釈します。

不本意な予測で恐縮ですが、これで癌に至る条件は揃いました。

(つづく)