なんちゃて「書」を始めて20年?
最近では隷書体にはまっていたが、
先生に無理を言って一字書(行書)に挑戦した。
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選んだ文字は「望」
ここでも紹介したことはあるけど、通常の大きさの半紙だった。
これをいきなりたたみ2/3ほどもある大きさの紙に書く。
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まず驚くのは墨の量。バケツに入れる。
そして長さ50cm、直径5cmほどの筆。
この筆に、したたるばかりの墨を含ませて、
一気に書く!
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文字の形や太さを気にする前に、紙が破れる。
筆を進行方向に向けたり浮かせたりしながら書くのだが、
どこでそうしたらいいのかわからず、
何度も先生に手とり足取り(?)で教えてもらうがだめ。
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格闘すること3時間、
このようなお粗末な、ブサイクな、不本意な1作ができた。
先生曰く、
「3時間にしては上出来」
いやはや、上出来のはずはない。
「下の王の字はいい、特に横線のかすれが」
らしい。
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次の日、筋肉痛。
「たいようの館」