むむむ娘の中学校で「人権作文の表彰集会」があった。
秋田県全県の表彰だったので、県の関係者やら法務省関係者がぞろぞろと来校した。
ただの表彰だったら、つまらない集会だっただろう。
でも、ちょっとおもしろかったのだよ。
人権って、とっても難しい。
いわゆる差別問題なんだけど、差別にもいろいろあって、当日配布された冊子には差別の種類(分類?)が載っていた。
ひと目見て、う~ん。
深刻さがいろいろあって、同レベルで並べていいのか?と思っちゃった。
差別の問題は、根が深いし、団長の理解も浅いので今回はパス。
集会で興味を引いたのは、優秀賞、最優秀賞の生徒たちの自分の作文の朗読だ。
全県で選ばれた作文だから、どれも内容は良く、力作。
本人が朗読するって、どんな感じなんだろう、と思って聞いていると・・・
本音で書かれた作文の朗読は、それまでの眠くなるような会の進行をぶっ壊して、
生徒たちの目を覚ました。
4人の発表者のうち1人は家族内の男女差別の話題、2人は身内の障害者を通して感じたり気がついた話、そして最優秀賞は中国からきた子どもの日本で生活していく中での差別を克服していく話だった。
身内の障害者の話をした2人は、どちらも「医者のミス」「助産婦の失敗」という言葉が最初に出てきた。
医療ミスで障害者になったか、障害の程度が重くなったことが語られた。
「うわぁ」って思ったよ。
一瞬の攻撃は感じたけど、それでも、障害者が身近にいることで障害者を理解できるようになり、
自分の考え方も変わったということを、話せるのは偉いと思う。
そして、そのことを本人の言葉で聞くと実感がぜんぜん違う。
聞いている生徒たちの心にも、すごくストレートに入ってきたに違いない。
最後に最優秀賞の男子生徒の朗読が始まった。
中国人の女性が日本にきて生活が安定してから、中国に残してきた子どもを引き取って、日本で生活させる話はよくあることだ。
しかし、その子どもたちの苦労って、相当大変なものがあるのがわかった。
言葉の壁、生活習慣や考え方の違い。
そこですれ違うと差別が簡単に生まれる。
8歳で日本にきた彼が言うには、
中国では原因がはっきりしないと絶対に謝らないのが当たり前。
そんな中で育ってきた少年は、友だちが何かで怒っていても、言葉が通じないし、なんだかよくわからないから絶対に謝らない。
日本は、とりあえず謝ることでことが収まる。
絶対に謝らない彼は、すぐに仲間はずれにされた。
そうなんだよ。
日本って自分のせいじゃなくっても謝る風土がある。
企業なんて、謝らないと悪さの連鎖があっという間に広がる。
最近は速攻で謝るよね。
その点、中国は「罪を認める」とそれは死を意味するという歴史のある国だから、謝ることをしない。
文化の違いだ。
異国で違う習慣の中で生活しながら、
お母さんに「日本と中国の架け橋になれ」と言われて頑張っている生徒の話は、
甘っちょろい考えでぬくぬく生活してる普通の中学生には驚く話だったはず。
きっと初めて生で聞く、中国人だからと差別されてきた本人からの話だ。
みんな食い入るように聞いていた。空気が違っていたよ。
眠気もまったくなく・・・
団長は、目の前でそんな生徒たちの様子を見ていた。
そして、最優秀賞の彼の話は心を打った。(うるうる・・・)
後から、生徒たちの後方で来客として座っていた爺さんが、
いびきをかいて寝ていたのを、生徒たちが「うっぜ~!」と思っていたのを聞いた。
はずかしい大人になるなよ!中学生たち!
生徒の朗読を聞く、という新鮮な体験をさせてもらい、感動に浸っていると・・・
なんだ?これ↓
←クリックするとでかくなる
人権キャラクターと記念撮影だと、着ぐるみが歩いてきたよ。
う~ん、幼稚園じゃないんだけど・・・
学校の外には、人権バスが・・・↓
←クリックするとでかくなる
う~ん、これってどうよ。
難しい人権を、このキャラクターで和らげるのが目的かもしれないけど、ちょっと的はずしてない?
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秋田県全県の表彰だったので、県の関係者やら法務省関係者がぞろぞろと来校した。
ただの表彰だったら、つまらない集会だっただろう。
でも、ちょっとおもしろかったのだよ。
人権って、とっても難しい。
いわゆる差別問題なんだけど、差別にもいろいろあって、当日配布された冊子には差別の種類(分類?)が載っていた。
ひと目見て、う~ん。
深刻さがいろいろあって、同レベルで並べていいのか?と思っちゃった。
差別の問題は、根が深いし、団長の理解も浅いので今回はパス。
集会で興味を引いたのは、優秀賞、最優秀賞の生徒たちの自分の作文の朗読だ。
全県で選ばれた作文だから、どれも内容は良く、力作。
本人が朗読するって、どんな感じなんだろう、と思って聞いていると・・・
本音で書かれた作文の朗読は、それまでの眠くなるような会の進行をぶっ壊して、
生徒たちの目を覚ました。
4人の発表者のうち1人は家族内の男女差別の話題、2人は身内の障害者を通して感じたり気がついた話、そして最優秀賞は中国からきた子どもの日本で生活していく中での差別を克服していく話だった。
身内の障害者の話をした2人は、どちらも「医者のミス」「助産婦の失敗」という言葉が最初に出てきた。
医療ミスで障害者になったか、障害の程度が重くなったことが語られた。
「うわぁ」って思ったよ。
一瞬の攻撃は感じたけど、それでも、障害者が身近にいることで障害者を理解できるようになり、
自分の考え方も変わったということを、話せるのは偉いと思う。
そして、そのことを本人の言葉で聞くと実感がぜんぜん違う。
聞いている生徒たちの心にも、すごくストレートに入ってきたに違いない。
最後に最優秀賞の男子生徒の朗読が始まった。
中国人の女性が日本にきて生活が安定してから、中国に残してきた子どもを引き取って、日本で生活させる話はよくあることだ。
しかし、その子どもたちの苦労って、相当大変なものがあるのがわかった。
言葉の壁、生活習慣や考え方の違い。
そこですれ違うと差別が簡単に生まれる。
8歳で日本にきた彼が言うには、
中国では原因がはっきりしないと絶対に謝らないのが当たり前。
そんな中で育ってきた少年は、友だちが何かで怒っていても、言葉が通じないし、なんだかよくわからないから絶対に謝らない。
日本は、とりあえず謝ることでことが収まる。
絶対に謝らない彼は、すぐに仲間はずれにされた。
そうなんだよ。
日本って自分のせいじゃなくっても謝る風土がある。
企業なんて、謝らないと悪さの連鎖があっという間に広がる。
最近は速攻で謝るよね。
その点、中国は「罪を認める」とそれは死を意味するという歴史のある国だから、謝ることをしない。
文化の違いだ。
異国で違う習慣の中で生活しながら、
お母さんに「日本と中国の架け橋になれ」と言われて頑張っている生徒の話は、
甘っちょろい考えでぬくぬく生活してる普通の中学生には驚く話だったはず。
きっと初めて生で聞く、中国人だからと差別されてきた本人からの話だ。
みんな食い入るように聞いていた。空気が違っていたよ。
眠気もまったくなく・・・
団長は、目の前でそんな生徒たちの様子を見ていた。
そして、最優秀賞の彼の話は心を打った。(うるうる・・・)
後から、生徒たちの後方で来客として座っていた爺さんが、
いびきをかいて寝ていたのを、生徒たちが「うっぜ~!」と思っていたのを聞いた。
はずかしい大人になるなよ!中学生たち!
生徒の朗読を聞く、という新鮮な体験をさせてもらい、感動に浸っていると・・・
なんだ?これ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/5d/9fbf80b0e798e4d568d3b172fd9599bf.jpg)
人権キャラクターと記念撮影だと、着ぐるみが歩いてきたよ。
う~ん、幼稚園じゃないんだけど・・・
学校の外には、人権バスが・・・↓
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う~ん、これってどうよ。
難しい人権を、このキャラクターで和らげるのが目的かもしれないけど、ちょっと的はずしてない?
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でもそこから入る人もいるんだよね…きっと…
しかし寝ているおじさんのすぐ傍に座って静かな威圧をかけてもダメだった??
昔…某中学校の男性教諭も起きなかったモノなぁ…
こども達には反面教師も必要です…ハイ…
(反面教師って毛沢東さんの言葉なんだぁ)
マスコットはほっといていいんだけど、冊子の構成が気になったのだよ。
なに、って鋭い指摘はできないんだけどね。
寝てる爺さんは、遠くに座っていて、団長は前の指定席だったのでわからなかった。
後で聞いた話。
誰も注意しなかったんだろうね。
反面教師っていうより、最低!って感じ。
いびきがうるさくって聴こえなかったらしいよ。
そんなの(いびきが五月蠅いなんて)最低だぁ
先日耳も目も悪い講師の講話を辞めさせるべく水を運んだが…作戦失敗して撃沈されてしまった
でもやること(注意する)はやらねば!!!
起こして「し~~~~~」って指立てるだけでも良いのにぃぃ。