「いのちの食べかた」映画上映が終わって、本日、実行委員の打ち上げがあった。
来年につながるそれぞれの思いを確認した、って感じ。
映画を観た感想として、
「衝撃を受けた」「知らなかった」「考えさせられた」「しばらく肉が食べられなかった」「生きているものを食べていると実感した」
などが多かった。
こちらの意図したように、感じてくれた人が多かったわけだけど、
今日の打ち上げでは、ちょっと違った感想があったよ。
「の現場の臭いがないから、臨場感がない」
そうなんだ・・・。
「いのちの食べかた」はBGMなし、ナレーションなし、というそのままを見せるドキュメンタリー。
映像は素人には衝撃的だけど、経験者、当事者には情報が足りないんだよ。
臭い、触った感じ、重さみたいなことって、映画では難しいよね。
映画は疑似体験だけど、
「いのちの食べかた」は娯楽映画より記憶に残る映画だと思うけど、
やっぱり実体験のほうがはるかに強いんだ。
なるほどなぁ、って思ったよ。
五感を刺激できるメディアって、今はないもんね。まあ、いらないか・・・
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そうなんだ・・・。
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臭い、触った感じ、重さみたいなことって、映画では難しいよね。
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やっぱり実体験のほうがはるかに強いんだ。
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生きている動物を自分の手で殺した人は少ないかもしれない。もし生物の実験でマウスの脊椎をはずして解剖したことがあれば、少しはその感触や匂いを覚えているだろうか・新鮮なモツが手には入ったら匂いくらいはわかるかな・釣った魚を捌く人ならわかるだろうか。。
しかし、そうでなくとも命を食べて引き継いでいるんだということは、この映画を見て今までよりはずっとリアルに考えられるようになると思う。
家畜も農作物も自分も生きていると言うことがわかればいいんだよね、きっと。
コメントありがとうございます。
そうですね。人間の想像力、これがキーになると思います。
生徒たちの感想は、最初はよくわからなかったけど、後からいろいろ考えさせられた映画だった、というものが多かったですよ。
これでも十分、あの映画の役割は果たしているのだと思いました。
何も考えないで食べ物をいただく、っていうのは、本当はいけないことなんですからね。