写真撮影:2020.03.26
ウィキペディアによるシュンランについての説明の一部を引用する。「土壌中に根を広げる地生蘭の代表的なものでもある。」。佐渡でも越後でも時折は見ていたが、今年は驚くほど多くのシュンランを見た。
今までたどることのなかった東山丘陵の登山道。訪ねて良かった。また新しい良いフィールドを手に入れた気分である。とにかくランとしては最も身近に見られる種だ。花 . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.26
三日にわたり「自宅にいる皆さんへ」というシリーズを組んだ。いっこうに事態の好転は見られぬまま、新しい対応策が出されている。効果が見えてくるのは一週間とか二週間とか先のことであるが、あきらめずにできることを続けねばならない。欧米の状況を見ると、もはや闘病と言うより対コロナウイルス戦争である。なかなか苦痛な自宅待機を続けられる皆さん。春の山野草で気が . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.26
早春の東山丘陵の林床はカタクリが覆ったり、アズマイチゲが覆ったりと良い風景が随所に見られる。自然から距離のある都会にいる人にとっては、なかなか縁遠いものであるが、雰囲気だけでもお届けしよう。
冬枯れの残る林。花を開いたり芽吹いたりし始めたものからその存在をアピールする。今はちょうどそんな季節なのである。4月末から5月ともなるとたくさんの新緑立ちが出そろい始め . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.26
東京都を始め各方面から悲鳴とも言える声。今は細かいことで善悪を語る時間の余裕は無し。感染しない・させない。国内皆の共通する願いである。三密回避の努力。不自由を受け入れ続けねばなるまい。このことは宣言の出ていない地方にいても共有すべきと思っている。
地方都市にいると他人との接触はほぼ無く山野を巡れる。こんなありがたい環境にいるわけであるから、天候が許せば季節の . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.21
3月21日はTRで出かけ、基本的には長岡とその周辺の大木探しを楽しんだ。紹介の栖吉の大ケヤキは東山ファミリーランドにごく近い。となれば気になる水芭蕉の開花を確認しておきたい。
暖冬少雪の年なので、ここしばらくは機会を見ては確認に来ていたのだ。毎年訪ねる川沿いの道をたどると少しだけ姿を確認できた。やっとである。まだまだ小さいが仕方の無いことである。これから温か . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.21
目通り10m。堂々とした大ケヤキである。自宅から東山丘陵を目指すときにこのケヤキの前をいつも通る。見慣れた風景でも、このケヤキは他に無い存在感があるとは思っていた。
話は変わるが、インド洋に浮かぶマダガスカル島という島にはバオバブという面白い木がある。半年にも及ぶ乾季に耐えるため、幹は雨季の間にたくさんの水を蓄えるタンクのような姿をしている。 . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.21
見附市田井地区から栃尾(現長岡市)へと向かう道がある。田井諏訪神社の大杉を見たあと向かったのは小貫(こつなぎ)地区の羽黒神社である。過去1度か2度紹介しているところでもある。
この神社境内では「大けやき」・「かしの木」を始め、外山脩造の石碑、稲荷殿、格天井絵図、獅子頭、北斎画奉納額、社殿の彫刻など見どころが多い。特別な観光地である訳では無い . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.21
推定される樹齢は600年、目通り7mと言われている。大杉と言われるものとしては飛び抜けたサイズとは言いがたいが、大杉とされるだけのサイズではある。すらりと伸び上がる樹高は30mほどといわれ、こちらも大概の大杉の水準となっている。
それにしてもこの杉探しでも右往左往した。クルマできていたら大変な手間となったはずである。近くまで来ていても看板があ . . . 本文を読む
PRESS CUB50 2008年製 写真撮影:2020.03.15
ここしばらくはカブとともに東山丘陵へ出向いた、3月15日の山野草を紹介し続けていた。取材から20日はすぎ、もはや撮影ポイントの山野草の様相は変わりつつある今ネタが尽きた。シリーズの最後は山野草では無くて、取材の供となった地理佐渡カブと道中撮影した夫婦(めっと)の滝や、行き止まりにされた残雪の様子を紹介して締めたい。
取 . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.15
長岡に住まうようになって30年以上。東山丘陵にオオミスミソウの自生地がある事が初めて分かった。今年の春は思いがけない出会いが続いている。実は後に別の場所でオオミスミソウの自生を確認している。それらに人工的要素は感じられない。全くの自生である。来年以降ここには咲くと分かった以上楽しみが増えた。撮影からもう20日経っているが、記録のためカタクリの花の . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.15
春を代表する花にはスミレもあげねばなるまい。野に咲く野生種はどれも小さいが、色合いも形も実に良い。それはそれで良いが、白、ピンク、紫、黄と色だけでも種があるのに、葉や花の姿形で実に種が多くて弱る。何に弱るかというともちろん種の特定である。野生のスミレに詳しい人と一度は歩いてみたいものだ。手元にヤマケイの図鑑があるし、ネット検索でも有用な参考サイトを見てきた。それ . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.15
早春、沢沿いなどの湿った地の斜面や水辺で群落をなす風景を見る。ネコノメソウには色々種類があるが、長岡市郊外の東山丘陵ではこの種がほとんどという感じだ。写真写りはいたって良い。場の雰囲気もそうだし、小さなネコノメソウそのものの姿の面白さも映し出したい。皆さんの地域ではネコノメソウの仲間は何が見られるだろうか?
. . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.15
参考にしているサイトのHiroKen花さんぽでは「秋田県から福井県までの日本海側」と分布域を説明している。嬉しいことに同サイトで紹介している写真は長岡市での撮影であった。このアズマシロカネソウは長岡市郊外の山野ではごくありふれた種で、雪解け後しばらくしてその姿を見る山野草である。今年は暖冬少雪であったので、2月末には気の早いものの開花を見ていた。 . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.15
比較的早い春に東山丘陵を訪ねる楽しみはいくつもある。もちろん中心は山野草である。一方で山菜を得ることも楽しみの一つである。今回紹介のワサビは全く自然に自生したものか、ずいぶん前に人が持ち込みそのまま山野で野生化したものかが不明だ。
いずれにせよ東山丘陵ではあちこちの沢沿いなどでその姿を見る。1シーズンに一回あるかないか、少し積んでくることもあ . . . 本文を読む
写真撮影:2020.03.15
春に撮影する「春の妖精(スプリングエフェメラル)」の代表の一つである。長岡市郊外の東山丘陵や、佐渡でも同時期にはアズマイチゲも花を咲かせる。その姿も花びらの数も多様で、どちらかがこれって断定するのも難しい。ただ、花の色はキクザキイチゲは薄い紫から白であるのに対して、アズマイチゲは白のみである。
花の下にみる葉は両者は全く異なるので区別は簡単 . . . 本文を読む