注:写真撮影は2010.03.12 テーマとは無関係です。
この日曜日の黄砂で車はまだ汚れたままです。
Photo-01 (金北山です。)
3月21日(日)の黄砂は日本全国が迷惑したようです。黄砂は春に見られる現象なのですが、毎年の様に話題となります。「黄砂」とは、遙か西方中国の黄土高原あたりで舞上げられた黄土の砂塵が遠く日本まで達する現象です。
Photo-02
黄砂は広義には「風塵」の仲間と言えますが、もう少し細かい目で見ますと「風成塵」と言うようです。「風塵」は身近に起こりうる現象ですが、「風成塵」と称されるものとなりますと、遠くまで砂塵が達するものとなります。
同様のものにはシロッコ(地中海沿岸・イタリアなど)やハルマッタン(ギニア湾岸・アフリカ)などがあるとのことです。黄砂を含め、これらの「風成塵」による現象は、時に衛星写真にすら写る規模のものです。
Photo-03
さて、そんな黄砂を話題にしていた朝のラジオニュースで、初めて聞く言葉が気になりました。「ダストボウル」という言葉です。これは風塵の現象としましては、黄砂の様に自然的・天災的な要因のものではなく、人災的要因からのもののだそうです。ウィキペディアの説明は簡素ですが、どのようなものかが簡単にわかります。
Photo-04
気になることがあります。経済成長著しい中国に置いて、黄砂という毎年繰り返される自然現象に、人的要因は無関与であるだろうかと言うことです。
昨今の中国での開発にはめざましいものがあり、あの大河・黄河ですら水が河口に至らぬと言う大断流が話題になります。つまり、黄河流域に進行する人工的環境変化(農地の開発)はかなりの規模と想像できるのです。人の関与が自然の許容力を超えた時、過去必ずと言って良い程手痛いしっぺ返しを受けてきました。
毎年この時期に「黄砂」だと片づけてしまっている現象が、自然現象である以外に環境変化から来る要素もあるとしたらどうしましょう。現象としての規模や砂塵の質、発生期間や頻度などに関わることです。「ダスト・ボウル」という言葉を聞きまして、自然現象の枠内で収まっていると願うのですが、何か不安もあるのです。
【風塵・ダストボウル】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E5%A1%B5
風塵 - Wikipedia
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1352-4.html
世界の黄砂・風成塵 (出版物の案内です。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%83%AB
ダストボウル - Wikipedia
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写真撮影:2009.03.12
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2009年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_637
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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今回は自分でも初めて聞く言葉を
紹介しましたが、また同様の気に
なる言葉があったら、記録と共に
紹介したいと思います。
あちらは国土が大きいだけに、場合によって
発生する現象も大規模なものになる可能性を
持っています。これからどうなっていくので
しょうかね。
そうですね。あれこれ考えるより
今を元気で楽しくであります。
初めて、知りました。
黄砂、・・・・・・。
環境、・・・・・・。
気になりました。
ご紹介、ありがとうございました。
いつも、コメント&応援ポチに、恐縮です。
黄砂は自然要因のようですが、中国の現状は破壊的な環境変化が心配ですね。リサイクル、循環的な社会構築がいずれは必要でしょうか。
今は、どこかの国と同じで、経済成長だけ!!です。
感じるそうです。
一日24時間は変わっていないのですが、
不思議です。考えると眠りが妨げられそうです。忘れましょう。
感じるそうです。
一日24時間は変わっていないのですが、
不思議です。考えると眠りが妨げられそうです。忘れましょう。
当方も懸念しています。
いろいろ研究者が今して
調べておられるようですが、
事が国境を越えるだけに
調査は十分必要でしょう。
経済優先も大切なのですが、
帰っての地に多大な苦労を
しょうのは国民。中国政府
もこの現象については十分
な調査と、場合によっては
対策を講じてもらいたいも
のですね。
日本も昭和30年代には無茶苦茶をやって、害悪を撒き散らしました。伸び盛りの国は止まらない。
とはいえ、先輩たちの悪い轍は踏まないよう、なんとかうまくコントロールしてほしいものです。
そちらではより大変だったのではないで
しょうか?この間のものは久しぶりに
ひどいものになりましたよね。まだ、洗
車をしていないので、車が汚れています。
でしたよ。それにしても、雪のある山の風景は本当にきれいで素敵ですね。青空とのコラボ、そして眺めの良さがすごく印象が良かったと思います。
そうですか、今日は雪。
こちら佐渡は一日どんよりでした。
さすがに雨・雪ではないですが、
晴天が恋しい気分です。
そうそう、当方も昔より現象として
より濃度の濃い現象になってきてい
る気がします。
環境におけます異変には自然の変動も
ありますが、人的要因による変動も
ありましょう。詳しくは科学者の調査
を待たねばなりませんが、極力人的
背景はあって欲しくないですね。
あの日の黄砂は西から東までと
かなりの範囲だったようですよ。
しかも砂塵の濃度も濃くて、大
変なものでした。ひさしぶりに
こんな黄砂に出会った気がしました。
あの黄砂は前線に乗りまして、
かなり広範囲に強い現象として
発生しました。目が充血して
困りました。
そうそう、化学物質は心配。
以前話題にも上ったことが
ありましたよね。
当方も初めて聞く言葉でした。
折しも黄砂の直後でしたから、
気になり調べたらなかなか面白
いものでしたので、記録ついでに
記事とさせていただきました。
経済成長優先。
発展途上の国にあっては、環境に配慮という
事はなかなか難しい実態もありましょうね。
でも、それが後に大きな被害をもたらすことも
ありますから..。
毎年繰り返される現象ですが、
ダストボウルの意味合いを考
えますと、同様の現象が起こ
らぬかと少し気になります。
中国はかつての日本と同じ道を、すごいスピードで
走っている・・とか。さまざまな犠牲?が出るかもしれません。
先ほどウォーキング(小雨の中)、して帰りましたが
・・なんと今は降りつのる雪になって積もり始めました。
春とはいえ、まだしばらくは安心できませんね。
高度成長期に、電車が午後2時と言うのにライトをつけて、車内も照明をつけて走っていましたね。人の知恵が働いて、収まったけれど。
今回は簡単に収まりそうにないですね。
家ではそう黄砂が気にならなかったのですが
車の前方の視界が極端に悪かって雨で大変汚れたのです。ダストボウルの言葉初めて知りました。
本格的な春はもう少し先のようですね。
こちらも酷い黄砂でした。
「ダストボウル」気になりますね。
外を歩くと空気が黄色い感じでした。
この風の中には砂以外に、さまざまな化学物質も入っているに違いないと主人と歩いていて話しました。
「ダストボウル」とは言い得て妙ですね。
「金北山」頂上のレーダー、今でもシッカリと存在しているのですね。
昔あの近くまで登りましたが、撮影禁止でした。
フランス・パリ観光の思い出に閲覧・コメントを頂、有難う御座います!
今日はヨーロッパ旅行最後の観光をアップしていますので、お付き合いの程を宜しく願います!
21日は全国的に黄砂と強風の日だったようですね!
ダストボウル(風塵)と言う言葉は、始めて聞く言葉ですが黄砂との違いをウインぺディアを見て納得!
大きな大陸ではこの様な現象が起きているのですね~!
ダストボウル,初見です。
気になりますね。
中国、過去の日本がそうであるように、高度経済成長の自然へのつけ、マイナス面が懸念されます。
仕事に追われてて、プチ!ご無沙汰です
酷い黄砂でしたね、先も見えないし、
庭の葉は灰被り状態でした
本当に毎年繰り替えされる、黄砂、
中国は、対処出来ないのでしょうね、
砂漠とに木を植えるとか?
ダストボウル始めて聞く言葉ですが、
急速な発展と自然界が付いて行けない、
状態の中国の様ですね