goo blog サービス終了のお知らせ 

地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

ヘルシンキ(フィンランド)

2005年11月15日 06時42分37秒 | 図・表・グラフ
 久しぶりのハイサーグラフである。今回はヘルシンキ。フィンランドの首都 のグラフを紹介しつつ、フィンランドという国に思いを寄せてみる。 【意外と近い】  国土のほとんどが北緯60度を超える極北の国。北欧は遠いというイメージが 我々日本人にはあるが、実はロシアを除けば最も近いヨーロッパ。直行便だと 9時間半ほどでいけるとのことだ。 【言語系統はアジア】  この国はヨーロッパにありながら、言語 . . . 本文を読む

ストックホルム(スウェーデン)

2005年09月30日 20時55分41秒 | 図・表・グラフ
 スウェーデンの首都ストックホルムはスカンディナビア半島東部、ボスニア湾とバルト海の境界に近い沿岸部からやや内陸に入ったところにある町。緯度としてはノルウェーの首都オスロとさほど変わらないが、標高が低いせいであろうか最寒月である二月の平均気温が-2.4℃と-3℃を下回らず、かろうじて温帯に区分されている。一方最暖月の七月が17.4℃であるため、気候区分としては西岸海洋性気候と区分される。  さて . . . 本文を読む

オスロ(ノルウェー)

2005年09月23日 22時55分57秒 | 図・表・グラフ
 オスロは北欧ノルウェーの首都である。北緯60度付近にあるにもかかわらず、比較的温暖な都市と言える(とはいえ、冷帯ではある。)。  オスロの最寒月とその平均気温は2月の-5.9℃である。旭川のそれは1月で-7.8℃、帯広では1月の-7.7℃。この北海道の2都市は緯度にしてみると北緯45度にすら達していない。  かなりの高緯度の割に真冬の気温がそんなに低下しないのには理由がある。これはヨーロッ . . . 本文を読む

バンコク(タイ)

2005年08月18日 06時27分02秒 | 図・表・グラフ
 タイの首都バンコクはインドシナ半島を南下。タイ北部の高原地帯を源流とし、シャム(タイランド)湾に注ぎ込むチャオプラヤ(メナム)川流域の街。国内の他の都市を圧倒する規模を持つ、東南アジア屈指の都市である。 この首都バンコクの正式な名称はちょっと変わっている。というか異常に長い名前で興味が尽きない。以前、日タイ協会から手紙で資料をもらったことがあったが、今は便利だ。幾つかのサイトで紹介されている . . . 本文を読む

コロンボ(スリランカ)

2005年08月01日 06時39分33秒 | 図・表・グラフ
 コロンボはスリランカの首都であった街。今はスリジャヤワルダプラコッテに首都は遷ったが、同国の中心都市としての地位は揺るがない。  インドのハイサーグラフの紹介を終えて次はどこへと考えていたが、悪い性分だ。南アジアから抜け出せないでいる。ただ、紹介したハイサーグラフをご覧いただきたい。とても変わった形のグラフができあがる街である。  これには理由がある。4月から月を追う毎に降水量が増して行くが . . . 本文を読む

ムンバイ(ボンベイ・インド)

2005年07月29日 16時14分24秒 | 図・表・グラフ
 アラビア海に面したインド最大の商業都市ムンバイ。知る人ぞ知るインドは映画大国。その映画産業の拠点とも言える街。マハラーシュトラ州の州都で人口は1000万人をはるかに超える巨大都市である。そのムンバイのハイサーグラフはちょっと面白い。  太陽高度の低下する1月を中心とした頃に降水量は極端に低下し(というより0mmであった。)、乾きの季節となる。一方、南西モンスーンの吹き込む高日季になると降水量は . . . 本文を読む

チェラプンジ(インド)

2005年07月17日 21時53分28秒 | 図・表・グラフ
 気候上の極限を語るとすると、ポイントは幾つかある。気温の高低と降水量の多少である。酷暑と厳寒、極多湿と極乾燥と言えばよいか。  理科年表2003年版には、日本を除き世界204の観測地点のデータが載っている。その中にあって、降水量の多い地点・世界最多雨地点と言えばチェラプンジだ。1万mm超の年間総降水量のデータは他の多雨地域のそれから見ると群を抜いている。  インドのメガラヤ州はベンガ . . . 本文を読む

コルカタ(カルカッタ)(インド)

2005年07月10日 08時31分50秒 | 図・表・グラフ
 ガンジス川とブラマプトラ川が合流し、ベンガル湾に注ぎ込む場所にできたデルタ地帯。その河口付近はバングラデシュという国だが、インドとバングラデシュの国境近くにある大都市がコルカタ。かつてはカルカッタといわれていたが、現在はコルカタと呼ばれている。低湿な土地柄に適したジュートという繊維原料となる作物の産地として知られる。  インドには人口規模の大きい都市は数多いが、コルカタはムンバイ(ボンベイ) . . . 本文を読む

ニューデリー(インド)

2005年06月29日 19時21分58秒 | 図・表・グラフ
 インドの首都である。歴史も古い。近代インドを見せてくれるニューデリー。歴史があり、臭いと雑踏にそれこそ圧倒されるオールドデリー。どちらも楽しい。泥棒横町と称されるあの通りはまだ残っているだろうか..。  20年ほど前現地に行った時はヒンズー教徒とイスラム教徒の衝突があり、市街への入口主要部には軍が出動していた。下記のURL等を見ていただくと少しインドをかいま見れるか..。 ニューデリー概観( . . . 本文を読む

チェンナイ(インド)

2005年06月27日 21時58分49秒 | 図・表・グラフ
 ベンガル湾に面したタミルナドゥ州の州都チェンナイには思い入れがある。自分にとっては最初の海外旅行となったインド・ネパール旅行。最初に降り立ったのがこの都市である。  当時はマドラスといった。古い地名を知る方にはこの方がなじみがあるであろう。同都市に関する解説を「外務省・在外公館ニュース・在チェンナイ総領事館」から一部抜粋した。 ■タミル・ナドゥ州チェンナイ市は、インド亜大陸南東部に位置し、 . . . 本文を読む