SUPERSIX EVO発表以来にわかにCANNONDALEのカーボンフレームが注目を集めていますが、CANNONDALEといえば何といってもアルミフレームでしょう。昨年の今頃はCAAD10の話題でもちきりだったはず・・・確かに単体重量が695gで重量剛性比が142.3NM-DEG/kgというSUPERSIX EVOは素晴らしく魅力的ではありますが、完成車ベースで75万円では手がでません。勿論、フレームセット価格が136万円のCERVELO R5 Caと比べれば非常にコストパフォーマンスが高いモデルであることは間違いないところではありますが・・・
TCR2を購入し、冬用にTalon 29er 2の2012年モデルを予約したたばかりだというのに、もう2台目のロードバイクに目が向いてしまっている状況です。とりあえずは冬用のTalon 29er 2で雪道での走りを楽しみながら雪解けを待つことになると思いますが、雪が融ける頃には2台目のロードバイクを購入することになると思います。
予算は30万円前後で考えていますので中級カーボンバイクかCAAD10 3になるはずです。最初はPINALLEROのQUATROかROKHを考えていたのですが、今はCAAD10 3に大きく傾いています。というのは知れば知るほどカーボンフレームは奥が深く、PINALLEROといえどもミドルクラスのモデルでは決して満足することができそうにないからです。かといってフラッグシップモデルのDOGMA 2やDOGMA Kが簡単に手にいらられる訳も無く・・・ならば、カーボンにはせずアルミを極めてみようと思っている次第なのです。
アルミバイクならTCR2があるじゃないと思うのですが、TCR2以上のアルミロードを味わい尽くしたいという気持ちが強くなっているのです。TCR2が不満足なバイクなら次は迷わずカーボンバイクを選択していたはずですが、TCR2がそこそこに良いロードバイクに仕上がっているので、アルミでもまだまだいけるという感触が強くあるのです。
以前にも書いたことですが、ロードバイクのアルミフレームは進化の頂点を迎えていますが、カーボンフレームはまだまだ進化の途上にあります。UCIの重量規定があるにも関わらずSUPERSIX EVOのDURA-ACE完成車は6.4kgで、プロチームのリクイガスでは400gほどの重りをシートポストに組み込んでいるようですし、SCOTTOやSPECIALIZEDはベンツやマクラーレンと提携し空力に重点をおいたフレームの開発を進めているようです。また、PINALLEROのようにカーボン素材に拘ったフレーム作りをしているメーカーもあります。フラッグシップモデルもメーカーの数だけある訳で、結局、自分の好みで選ぶことになると思いますが、そのためにも中途半端なカーボンバイクには手を出せないという思いが強くなっているのです。
アルミならTCR2で満足できなければ次の選択肢は限られますが、カーボンでは無限にあるような気がしてしまいます。無限は少々オーバーかもしれませんが、私には自転車で100万円というと気が遠くなるような金額なのです。それでも100万円で収まるなら購入する可能性もゼロではありませんが、カーボンバイクは発展途上にありますから、これからも毎年のように新しいモデルが登場してくることは間違いありません。そうなるとこの100万円のバイクで一体何年満足できるのかが不安になるところです。これが10年も続くことを想像すると気が遠くなりませんか・・・?ということで来春のCAAD10 3 Ultegra購入を予定しているので、以下にCAAD10の素晴らしさを綴ってみようと思います。
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