□作品 オフィシャルサイト「カフーを待ちわびて」
□監督 中井庸友
□脚本 大島里美
□原作 原田マハ
□キャスト 玉山鉄二、マイコ 、尚玄、宮川大輔、白石美帆、勝地涼、瀬名波孝子、ほんこん、伊藤ゆみ、高岡早紀、沢村一樹
■鑑賞日 3月1日(日)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
本作と『ハルフウェイ』、ピュアな恋模様を描いた作品がこの日続いた。
『ハルフウェイ』より大人の恋愛だが、北海道と沖縄というほぼ半日で日本の北と南を旅した気分だった。 特にこの寒い時期に沖縄の映像は目にも心にも温かかった~
この作品は第1回日本ラブストーリー大賞を受賞した小説を映画化。 不器用な男と突然訪れる謎の女性。 どっぷり沖縄の地にはやや浮いた感じのある透明感の女性幸(マイコ)の出現に愛犬・カフーと暮らす明青(玉山鉄二)や彼を取り巻く島の人間たちは浮き足立つ。 彼女出現とは別に過疎化の島でのリゾート開発問題も露呈してきて。
運命に赤い糸があるなら、この二人の出会いは母が同じという最も太い糸に繋がれていたのだと思う。 それがたまたま出会うべくして出会ったといったところだが、一枚の絵馬にかかれた言葉が出会いのキーとなっている。 幼い頃の母の面影をいつまでも追いつつ、ただただ何も出来ずに島で何となく暮らす明青には、幸がまるで彼の新風を吹き込む女神のような存在だったかもしれない。
どうも玉山鉄二は、こういう言い方をしては失礼になるが、“薄幸”な男を演じたら今の若手の俳優の中では抜き出ているのではないだろうか(笑) ぼくとしてはニュアンスは違えども、あのお騒がせ女優の沢尻エリカの『手紙』で殺人を犯した兄役が深く印象に残っていて、違う作品を観ても映像がダブるのだが(笑)
逆にマイコはあまり知らなかったのだが、自然体で、この幸という役柄にフィットしていたような気がする。 そもそもモデル出身だという彼女、その彼女が持つ眩しいばかりの透明感がこの映画に新鮮さをもたらしていたことは事実だろう。
そして二人の間で不思議に潤滑油になるにミツ(瀬名波孝子)の存在も欠かせない。 彼女は沖縄芝居の女優さんだったんですねぇ。
カフーを連れて海辺を散歩するたびに、どこかであのサクラさんがメルシー体操をしているのではと探したりして(つい先日CSで『めがね』を観たので) ある意味“たそがれて”みれたりして(笑)
最近何故か役者づいている宮川大輔もいい“間”で笑いを提供してくれていたし、黙って見てるだけで笑えるほんこんさんは、今回真面目な村長役だったが、それでも見てるだけで笑えてくるのは僕だけだろうか
“カフー”(幸せ、良い知らせ)は待っているだけは来ない。
“ピュアな”といえば、どちらかといえば『ハルフウェイ』よりこちらのほうがすんなり
受け入れることができた。 やはり年のせいかなぁ・・・
エンドロールが終わった直後に少しだけフィルムは回る。 しかしながらエンドロールの間のせっかくの余韻を少し消すような入り方に感じた。 ただ幸の「お帰りなさい」という笑顔だけで十分ではなかったのか・・・。
小説は結末を読者に委ねる終わり方だそうで、
監督、脚本家がひとつの結末を描いたようです。
これは私の勝手な想像ですが、原作に敬意を表する意味で、
付けくわえた部分を敢えて別にしたのではないか、
と思っています。
不治の病やどろどろした関係で無理やりに感動させようというのではなく、自然と2人の心の距離が近づいていく様を優しく見せることで呼び寄せてくれた涙がすごく心地よかったです。
>エンドロールの後は映画オリジナルのエンディングだと思います。
そうなんですか^^
>小説は結末を読者に委ねる終わり方だそうで、監督、脚本家がひとつの結末を描いたようです。これは私の勝手な想像ですが、原作に敬意を表する意味で、
付けくわえた部分を敢えて別にしたのではないか、
と思っています。
なるほど。
原作は未読なのでそのあたりのことはわかりませんが、少なくても映像で捉える場合には「おかえりなさい」のその一言で十分だったと思うのですが。
>沖縄を舞台ながらも、童心に帰りたいとちょっと願ってしまうような大人の恋愛映画って感じでした。
そうでしたね^^
>自然と2人の心の距離が近づいていく様を優しく見せることで呼び寄せてくれた涙がすごく心地よかったです。
何故かそこに海があると、恋愛のプロセスと結末が引き立つような気がします。反面涙の捨て場所にもなったりするのですが・・・。
どちらかというと『ハルフウェイ』の方が“物語”を作ってない分リアルというか身近に感じたかもしれません。
『カフー』はどうしても作られた物語に感じられて。
でも、胸がキューンとするシーンが多かったです。
エンディングのあとのおまけ映像でおばあが元気になっていたのが一番ビックリでした。
>どちらかというと『ハルフウェイ』の方が“物語”を作ってない分リアルというか身近に感じたかもしれません。
なるほど、彼らのアドリブでのリアル世代感でしょうかねぇ^^
>『カフー』はどうしても作られた物語に感じられて。でも、胸がキューンとするシーンが多かったです。
確かにそういう感じはありましたね。
>エンディングのあとのおまけ映像でおばあが元気になっていたのが一番ビックリでした。
ですね(笑)
原作はどうだったんでしょうねぇ(笑)
或いは信じなさすぎが
話をややこしくしてるだけで
まあ、それがないと
盛り上がらんかったドラマ。
一言確かめたら終わりのラブストーリーは
見ててイラっと、、、、、、
キツい?
エンドロールの後は
お帰りなさいだけで
ええし。
え~ハルフウェイと
比べるのなら
絶対きいちゃんでしょ~
ただ、沖縄ってとこは
やっぱり楽園で
景色と同じように
人がピュア。
ワタシまで沖縄病になりそうでした。
自然か開発か
結局これもあやふやなまま。
よかったのはおばあの復活!
なんかワタシすさんでる~~?
>話をややこしくしてるだけでまあ、それがないと
盛り上がらんかったドラマ。
ふむ、そんなにややこしかったかな(笑)?
>一言確かめたら終わりのラブストーリーは見ててイラっと、、、、、、キツい?
キモい(笑)?
エンドロールの後はお帰りなさいだけでええし。
ミー・トゥー!
>え~ハルフウェイと比べるのなら絶対きいちゃんでしょ~
そっかなぁ(笑)
>ただ、沖縄ってとこはやっぱり楽園で景色と同じように人がピュア。 ワタシまで沖縄病になりそうでした。 自然か開発か結局これもあやふやなまま。
ま、成り行き上入れとかないと(笑)
>よかったのはおばあの復活!
だねぇ~
>なんかワタシすさんでる~~?
ザッツ・ライト!