京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『レッドクリフ PartⅡ 未来への最終決戦』 

2009-05-04 | 洋画


□作品オフィシャルサイト 「レッドクリフ PartⅡ 未来への最終決戦」 
□監督・脚本 ジョン・ウー
□脚本 カン・チャン、コー・ジェン、シン・ハーユ
□キャスト トニー・レオン、金城武、リン・チーリン、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童、チャン・フォンイー

■鑑賞日 4月25日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

 色々エイベックスが仕掛けたこの作品。 業界のルールを無視し、レンタルにおいても、TVにおいても従来の殻を破ってしまった。 とある大手居酒屋チェーンのメニューにまで仕掛けていたのはほんとビックリ(笑)

 しかしながら、それはこの
 PartⅡがあってこそで、Part Iはそれこそほんの序章に過ぎなかったと言っていいぐらい、実に興味深く面白かった

 タイトルにもある“レッド・クリフ”、Part Iのラストで本来の赤壁の戦い、しかも本番の戦いに備え、その前哨戦というか、弓回収大作戦を予測させていたが、そこには孔明(金城武)の素晴らしい奇策ながら、正当な戦いにおける準備が繰り広げられていた。 孫権軍と劉備軍との連合軍が曹操の大軍に立ち向かって、そして最後は勝利するそこまでの姿がこの映画の醍醐味である。

 そこには、ジョン・ウーが私財を投じても完成させたかった意味がこのPartⅡにはあったようだ。

 周瑜を演じるトニー・レオンをはじめとする役者陣もPart Iに引続きなかなかの演技を披露してくれた。 男の戦いに見えて実は戦いの核を握るのは、曹操の大軍似たいし、最初からハンディを背負って戦いに挑むため、そこに周瑜の妻・小喬(リン・チーリン)の戦いを大きく左右する風向きが変わるまでの時間までの引き延ばしを自ら行動したり、事前に相手の懐に飛び込み、敵を布陣を知るために、男に化けて敵陣営の偵察に当たり、その詳細をチェックして来たヴィッキー・チャオ演じる尚香の大胆な行動こそが、この戦いの勝利を手中にしたようなものだった。 しかしながら孔明の奇策なしにこの戦いを乗り越えられたかどうかはわからないものだったが。
 “風向き”はどんな戦いにおいても重要なツールとなるものなのだ。

 あの霧の海上で、しっかり敵を騙して大漁の弓を集めて戻るあたりはかなり迫力があった。 その海上シーンだけでもじっくりもう一度観てみたい映画だ。

  


コメント (16)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『バーン・アフター・リーデ... | トップ | 『グラン・トリノ』 »
最新の画像もっと見る

16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高評価ですね~★ (aiai)
2009-05-07 18:55:24
私はpart1の方が素直に楽しめました。
というのも、お産以来「戦争モノ」って生理的に嫌いになってしまったので。
part2には、反戦メッセージまで込められら戦争モノでしたもんね…

あの矢集めのシーンは、危なかったですね~。
矢が当たってても全く不思議じゃないじゃん!
と思いながら見てました(笑)
それとも孔明のことだから、一番安全な場所を知ってて座ってたのかな!?
返信する
策士~ (cyaz)
2009-05-09 09:59:53
aiaiさん、TB&コメントありがとうございますm(__)m

>私はpart1の方が素直に楽しめました。 というのも、お産以来「戦争モノ」って生理的に嫌いになってしまったので。 part2には、反戦メッセージまで込められら戦争モノでしたもんね…
なるほど、そうかもしれませんね^^
でも出産後強くなられてはいませんか(汗)?

>あの矢集めのシーンは、危なかったですね~。 矢が当たってても全く不思議じゃないじゃん! と思いながら見てました(笑)
でも、あれがなければ負け戦でしたから(笑)

>それとも孔明のことだから、一番安全な場所を知ってて座ってたのかな!?
おそらく(笑)
そこまで策士(汗)?!
返信する
TBありがとうございました (シムウナ)
2009-05-09 13:06:54
TB有難うございました。
中盤からのアクションの見せ場の連続に、時間を
忘れて見入ってしまいました。
前半がもう少し締まってくると最高だったのですが。
しかし、勇気、愛、結束力、信じる心。
胸が熱くなる要素たっぷりの映画でした。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
返信する
じっくり再度・・・ (sacchimoni)
2009-05-10 23:37:57
実は。
レーシック後、初映画だったので、なんとなく集中できなかったとこもあって。
もぉ一度。
DVDがTV放映のときにゆっくり見てみたいです。

いろんな思いが込められた映画のような気がしました。
結局・・・この映画を通して、感じることは人それぞれかもしれないけど、なんとなくしっかりと「思い」を受け止めたいなぁと。

女性は強いですなぁ、やはり。
(なんてことも思ってみたりして)
返信する
大きな勝利~ (cyaz)
2009-05-11 08:21:21
シムウナさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>中盤からのアクションの見せ場の連続に、時間を
忘れて見入ってしまいました。
ホント、そうでしたね^^

>前半がもう少し締まってくると最高だったのですが。
多少前回のおさらいも含まれていましたから(笑)

>しかし、勇気、愛、結束力、信じる心。 胸が熱くなる要素たっぷりの映画でした。
小さな力でも、それらの要素を満たすと大きな戦いに勝利できるものなんですね!
返信する
想い~ (cyaz)
2009-05-11 08:23:34
sacchimoniさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>もぉ一度。 DVDがTV放映のときにゆっくり見てみたいです。
そうですね^^
ぜひぜひもう一度~

>いろんな思いが込められた映画のような気がしました。 結局・・・この映画を通して、感じることは人それぞれかもしれないけど、なんとなくしっかりと「思い」を受け止めたいなぁと。
そうかもしれませんね^^
いろんな“想い”が交錯して、でも目的は互いにひとつ!

>女性は強いですなぁ、やはり。(なんてことも思ってみたりして)
気をつけます(汗)
返信する
すごい迫力でした (piyo)
2009-05-11 22:43:27
昨年Ⅰは観ていなかったのですが、予告を見てⅡが観たくなり
Ⅰをレンタルしようと考えていた矢先、地上派放映されてラッキーでした。

Ⅱのラスト、炎の中の戦闘シーンがものすごい迫力で引き込まれました。
孔明の機転・アイデアは見事。常に冷静沈着な周ユ役のトニー・レオンも
素敵でした。そんな中、Ⅰで劉備の子供を守り一人闘った
趙雲(フー・ジュン)の忠実な人柄が、今回も一番印象に残っています。

女性陣の行動力にも感心しきりでした。
いざとなると、女性は強いですね。(笑)
返信する
ラッキー~ (cyaz)
2009-05-12 08:58:09
piyoさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>昨年Ⅰは観ていなかったのですが、予告を見てⅡが観たくなりⅠをレンタルしようと考えていた矢先、地上派放映されてラッキーでした。
エイベックスに感謝ですね(笑)?

>Ⅱのラスト、炎の中の戦闘シーンがものすごい迫力で引き込まれました。 孔明の機転・アイデアは見事。常に冷静沈着な周ユ役のトニー・レオンも
素敵でした。そんな中、Ⅰで劉備の子供を守り一人闘った趙雲(フー・ジュン)の忠実な人柄が、今回も一番印象に残っています。
史実に忠実なのかどうかは別として、非常にわかり易い展開と人間味ある映画でしたね!

>女性陣の行動力にも感心しきりでした。 いざとなると、女性は強いですね。(笑)
そうですね、注意しなければ(汗)?!
返信する
mahirose cafe (mahirose)
2009-05-22 01:16:59
TBありがとうございました。
1より2のほうが無駄なシーンが少なくまとまっていましたよね~。
返信する
もう一度~ (cyaz)
2009-05-22 08:37:29
mahiroseさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>1より2のほうが無駄なシーンが少なくまとまっていましたよね~。
そうですね^^
もう一度観ていいかなと思いました!
返信する

コメントを投稿

洋画」カテゴリの最新記事